女性の悩み

公開日:2018年9月27日

更新日:2018年9月27日

ワンシーズンだけプチイメチェン!数か月だけ髪をきれいに染める方法

ワンシーズンだけプチイメチェン!数か月だけ髪をきれいに染める方法

夏休みに、大型連休に、年末年始に、あるいは休みでなくても数週間もしくは数か月間だけ髪を染めて、ちょっとしたイメージチェンジに挑戦してみませんか。ただ、髪を染めるアイテムはそれぞれ特徴や注意点があり、ふだん使っていない人は不安になりますよね。

髪染め初心者の方でも簡単に、しっかりわかる髪染めのポイントをまとめました。短期間の髪のイメチェンを楽しみたい人、たとえば夏休みだけ髪を染めたい学生さんにはぴったりです。

髪を染める製品には色んなタイプがある

髪染めの道具

一定期間だけ髪の色を染めて、「プチイメチェン」を楽しむために、様々な髪染め製品の特徴や持続性をまとめました。セルフで髪を染めるときには髪染め製品それぞれの特徴を知ると、きれいに染まり、ダメージも抑えられます。

髪染め製品は髪の内側まで色素を浸透させるタイプと、髪の表面に色素を付着させるタイプの2つに分けられます。自分がしたい染め方にはどちらのタイプが適しているのか、を見極めるためにポイントをお教えします。

髪染め製品それぞれの持続性:色の長持ち度

【医薬部外品】ブリーチ(脱色剤)

染着部:コルテックス(=髪の内側の細胞組織)

持続性:髪が生え替わるまで

ブリーチ力(髪の色素を抜く力):ある

ブリーチは髪の色素を抜く脱色剤で、着色効果はありません。液剤を髪につける時間の長さによって、黒→茶→金→白、と長くつけているほど色は薄くなります。一度ブリーチした部分は髪が生え替わるまで色をキープできる(濃く戻ることはない)のが魅力です。

また、ブリーチの液剤には染料成分のジアミンが含まれていないので、かぶれが起こる心配も少なめです。

ただ、髪色を明るくするほど、髪へのダメージは大きくなります。ブリーチで受けたダメージ度合いによっては、パーマや縮毛矯正をかけられなくなります。

【医薬部外品】ヘアカラー(永久染毛剤)

ヘアカラーには、アルカリ性と中性の2種類があります。2つに共通しているのは、髪の根元からしっかり染められるので、きれいに仕上げやすい点です。ブリーチ力や持続性、髪のダメージの度合いなどはそれぞれ異なります。

・アルカリ性酸化染色剤

染着部:コルテックス

持続性:2~3ヶ月程(※製品によって異なる)

ブリーチ力:ある

色のバリエーションがとても多く、髪の色を明るくすることができるのが魅力的な点です。ただ、頭皮につくとかぶれる場合があるので、塗るときに注意が必要です。

・中性酸化染毛剤

染着部:コルテックス

持続性:1ヶ月程(※製品によって異なる)

ブリーチ力:ほとんどない

アルカリ性酸化染色剤と比べると明るいカラーの製品が少なく、明るい髪色にしたい方には不向きです。ですがダメージを抑えられるという長所があり、多少かぶれが出やすいものの、アルカリ性酸化染色剤よりダメージは少なく済みます。

【化粧品(染毛剤)】ヘアマニキュア(半永久染毛剤)

染着部:髪のキューティクル、表面近くのコルテックス部分

持続性:3週間ほど(※製品によって異なる)

ブリーチ力:ない

ヘアマニキュアは持続性が短いですが、髪色を変えつつハリ・コシ、ツヤを出せるのが魅力的です。それに、地肌につけないので敏感肌な方も使用できます。それに、カラーバリエーションも豊富なので、お好みの色を見つけやすいです。

【化粧品(染毛剤)】カラートリートメント類

染着部:髪のキューティクル、表面近くのコルテックス部分

持続性:1~2ヶ月程(※製品によって異なる)

ブリーチ力:ない

カラートリートメントは、使ってもすぐには髪が染まった実感を得られません。カラートリートメントに含まれる染料は、使うたびに髪の表面に付着して浸透し、回数を重ねるほどに髪に色がつきます。製品によっては、天然由来成分をメインに作られているものもあり、髪や頭皮への負担が軽めで、敏感肌の人でもトラブルが比較的起きにくいのが長所です。また、入浴時に髪を洗う要領で染められるのもポイントで、下準備や後処理などはほかの染める方法に比べてかなり少なく済みます。

髪色戻し

髪色戻しは、明るめの色に染めていた髪をすぐに黒くするのに役立つアイテムです。髪色戻しには医薬部外品と化粧品の2種類あります。それぞれの特徴とメリットを見比べましょう。

・医薬部外品

染着部:髪のキューティクル、表面近くのコルテックス部分

持続性:髪が生え替わるまで

ブリーチ力:弱め

医薬部外品の髪色戻しは、ブリーチやヘアカラーのように1回染めるだけで髪を黒く戻せます。そのため、色落ちの心配は少なめです。

・化粧品

染着部:髪のキューティクル

持続性:1日(シャンプーで落ちやすい)

ブリーチ力:なし

化粧品の髪色戻しは、医薬部外品と異なり持続性はありません。一時的に髪へ色素を付着させるだけで、髪のキューティクルや内部のコルテックスまで染める力はありません。ただ、この性質は必ずしも欠点とはいえません。むしろ「今の髪の色のままでいいけれども、1日だけどうしても髪を黒くしなければならない」といった状況で使うには最適です。

長期休みだけ髪染めを楽しむなら

基本的には、どの髪染め製品も、長期休みの間だけ楽しむのに向いています。

学生の夏期休暇なら短くて26日、長くて43日とすると、この限られた期間だけ髪染めを楽しむなら、ヘアマニキュアや中性タイプのヘアカラー、ヘアカラートリートメントがおすすめです。ただ、ものによっては休みの途中で色落ちして、染め直しの手間がかかることがあります。

休みの間、ずっと黒以外の髪色にしたいならブリーチや医薬部外品ヘアカラーを選びましょう。髪の内側まで色素がしっかり浸透するので、染め直しの手間はかかりません。ただし、染毛効果が長めなので、休みが終わる前までに髪色戻しで染めて黒髪に戻す必要があります。

上手に髪を染める方法

せっかく長期休みの間だけ髪染めを楽しむなら、上手に染めるコツを知りましょう。製品ごとに、きれいに髪染めを施すコツをお教えします。

ブリーチ、ヘアカラー、ヘアマニキュアの場合

準備するもの

  • 髪染め製品

  • ヘアクリップ(4~5個)

  • キッチンラップ(幅の広いサイズが最適)

  • 紙エプロン・ビニール手袋・ハケ(髪染め製品に同封されていることも)

  • イヤーキャップ

  • 汚れてもいいタオル(黒に近い濃い色が最適)

  • 汚れてもいい服(黒に近い濃い色が最適)

  • タイマー

  • フェイスクリーム(ワセリンでも代用可能)

手順

  1. 髪をヘアクリップで4~5つに取り分けてブロッキングします。前髪、顔の両耳前の髪、バック上部、バック下部に分けるとよいでしょう。髪量が多い場合は3段に分けて髪を留めましょう。

  2. 液だれ防止のためにフェイスクリームもしくはワセリンを髪の生え際、額から耳周りと首筋に沿って厚めに塗ります。

  3. 1剤と2剤を混ぜて混合液を作ります。

  4. 1剤はアンモニア水、2剤は過酸化水素水です。この2つが混ざると、アンモニア水によって過酸化水素が分解され、酸素が発生します。酸素が髪のメラニン色素を分解して髪を漂白、脱色します。

  5. ブロッキングをした髪に混合液をつけます。襟足⇒耳の上⇒つむじ⇒分け目の順でつけましょう。髪の根元につけるのは最後にしてください。混合液を髪へ均等に塗ると、仕上がりがきれいになります。

  6. 混合液をまんべんなく塗ったら頭全体をラップで覆い、製品の説明書に書かれた目安の放置時間だけ待ちます。

  7. シャワーで念入りに洗い流します。

カラートリートメントの準備品と手順

準備するもの

  • カラートリートメント

  • 手袋(ビニールかゴムのどちらでも)

  • 汚れてもいいタオル

  • 汚れてもいい服

  • タイマー

手順

  1. シャンプー後の髪からタオルで水気をとります。

  2. 手袋をはめて、カラートリートメントを適量手に出してから髪全体に塗ります。

  3. 以下をめやすにしてください。

    • ショート(髪先が肩より短い):5~6プッシュ

    • セミロング(髪先が肩より長く胸元より上):10~12プッシュ

    • ロング(髪先が胸元より下):15~18プッシュ

  4. 髪に塗り終わったら、製品の説明書に書かれた目安の放置時間だけ待ちます。

  5. シャワーでカラートリートメントの成分を残さないようしっかりすすぎます。

  6. タオルで髪を拭いてから、ドライヤーでしっかり乾かします。

髪色戻しの準備品と手順

準備するもの

  • 髪色戻し製品(製品によっては、クシ型ノズルが入っている)

  • 目の細かいクシ(スプレータイプを使用する場合)

  • ヘアクリップ

  • 汚れてもいいタオル

  • 汚れてもいい服

手順

  1. 髪をヘアクリップで4~5つに分けてブロッキングします。前髪、顔の両耳前の髪、バック上部、バック下部に分けるとよいでしょう。髪量が多かったら、3段に分けて髪をとめてください。

  2. 1剤を全て2剤と混ぜ合わせます。製品によっては、1剤と2剤が既に専用ボトルに入っていて、簡単に混ぜられます。

  3. 1剤と2剤を混ぜ合わせたら髪にむらなく塗り、製品の説明書に書かれた放置時間だけ待ちます。

  4. よくすすいでから、シャンプーで混合液の成分を残さずに洗い流します。

髪を染める際の注意点

髪染めは簡単に自分の印象を変えられる反面、リスクもいくつか抱えています。髪を染める前にリスクについても確認しましょう。

髪染めの失敗例とその理由

色むらが出る

セルフの髪染めの失敗で多いのが、染まり具合の色むらができることです。

髪を染める際、液剤を髪へ均等に塗ればきれいに仕上がるのですが、自分で染めると塗りやすい部分と塗りにくい部分とで塗りむらが出がちです。すると、髪の色が濃かったり薄かったりと、見栄えが悪くなります。

思っていた色と違う

染めた後、イメージしていた色と違う仕上がりになることもよくあります。時間と手間をかけて染めたのに、気に入らない髪色になったら後悔しますよね。

ですが、もし髪染めに失敗しても、すぐに染め直さないでください。医薬部外品のブリーチやヘアカラー、髪色戻しは、アルカリ性の液剤でキューティクルを開いてから色素を髪の内側に浸透させるものです。一度開いたキューティクルが安定して締まるまでには1週間ほどかかります。もし、すぐにやり直して液剤を髪に塗ると髪や頭皮に大きなダメージを与え、ダメージヘアが目立つことになります。

染め直したい場合は、最低でもキューティクルが落ち着くまでの1週間は期間を空けてください。

髪や頭皮にダメージを受ける

髪を染めると、必然的に髪や頭皮はダメージを受けます。

ブリーチやヘアカラーで使用される1剤と2剤は、髪や頭皮に負担をかける要素が多くあります。アルカリ性の2剤で髪のキューティクルをこじ開けるので、髪内部に含まれる栄養素や水分は外に漏れていきます。その影響で、髪は細く弱々しくなり、抜け落ちやすくなります。また、液剤が頭皮につくと肌荒れを起こす恐れがあります。

頭皮は他の皮膚よりも浸透性が高い皮膚です。そのため、酸化染料の1剤やアルカリ性質の2剤が付着すると、早くに浸透してかゆみや炎症を引き起こし、頭皮の環境を悪化させて髪が育ちにくくなります。

そのため、髪や頭皮への負担を少しでも下げるために、最後のすすぎは念入りに行なってください。

上手く染められなかった場合は、自分でやり直すのではなく美容室に相談するのも手です。予定外の出費にはなりますが、プロに頼れば色むらが出る心配、あるいはイメージと違う色に仕上がる心配はかなり減りますし、頭皮への負担も少なくて済みます。

髪染め後のケアも忘れずに

せっかくの染めた髪色を長持ちさせるため、そして髪や頭皮の健康を損なわないためには髪染め後のヘアケアが重要です。そこで、髪を染めた後におすすめの髪、頭皮ケア方法をご紹介します。

シャンプー

髪染め後は、色落ちの原因となるアルカリ剤が髪に残っている可能性があります。酸性に近い性質をもつアミノ酸系シャンプーか、ヘアカラー専用のシャンプーで髪や頭皮を洗いましょう。

ただし、染毛剤の成分が髪に定着するまでは約24時間かかります。色落ちを防ぐために、シャンプーは染めてから24時間経過した後に行ないましょう。

また、ヘアマニキュアで髪を染めた場合は、ヘアマニキュア専用のシャンプーでケアするのがおすすめです。

トリートメント

ブリーチやヘアカラーなどの染毛剤によるヘアダメージは元には戻りません。そのため、染めた後の髪をサラサラな触り心地にするには、トリートメントでのダメージ補修が必要です。

このとき、ヘアカラー用のトリートメントを選ぶことをおすすめします。ダメージ補修で髪の触り心地が良くなり、色落ちも軽減されて髪色が長持ちします。

紫外線対策

日々降り注ぐ紫外線は、染めた後の髪に多大な悪影響をもたらします。

ブリーチやヘアカラーなどの製品は、液剤で髪のキューティクルを開いてから内部のメラニン色素にアプローチする薬品です。ですから、染めた後の髪は通常の髪よりもメラニン色素が少なくなります。

本来、メラニン色素は紫外線を吸収し、髪の色ツヤを維持する役割があります。紫外線を吸収しきれなくなったメラニン色素は分解されてしまうため、髪の色が薄くなったり、赤茶になったり白っぽくなったりします。

髪色を維持するためには、外出時に帽子や日傘で紫外線をガードしましょう。また、髪専用の日焼け止めやヘアオイルで髪をコーティングすれば、紫外線から受けるダメージを減らせます。

シャンプー時のシャワー温度にご注意

ヘアマニキュアなどの髪表面だけを染める染毛剤は熱のダメージに弱く、高温のシャワーで髪を洗うと染料がすぐに落ちやすくなります。長持ちさせるためには37~39度程度のぬるま湯で髪を洗うのがおすすめです。

ヘアアイロンの使用は控える

高熱を発するヘアアイロンも、ヘアマニキュアなどの染料を落とすきっかけになりかねません。

髪の色を落とさないためには、ヘアアイロンの使用をやめるのがもっとも確実です。クセ毛をストレートにするためにどうしても使いたい、などの場合は、多くても週3回程度の使用頻度に抑えてください。

汗や雨で色素が流れて服が汚れた場合

ヘアマニキュアは髪表面に色素を吸着させているので、汗をかくと色素が流れ出します。とくに汗をかきがちな夏休み中であれば、色素が流れることは十分あり得ます。夕立も多い季節ですから、傘を持っていない日に降り出した雨で色素が流れることもあるでしょう。

もし、染料が混ざった汗や雨水が服についたときは、絶対に自分で対処せず、クリーニング店に依頼しましょう。染料をとろうと濡れタオルでこすったり、水洗いしたりすると余計に染料を浸透させる恐れがあります。洗濯のプロなら、服になるべくダメージを与えずにシミを取り除いてくれます。

コツさえわかれば休みの間だけ、きれいな髪色を楽しめる

ヘアブラシ

ブリーチやヘアカラー、ヘアマニキュアなどの髪を染める製品は、似ているようで特徴や持続性は異なります。休み中などの限られた期間だけ髪色のイメチェンを楽しみたいならば、持続性や髪へのダメージ度合い、手入れのしやすさなどを比較して、どれが自分の染めたい色に近いか、染めたい期間だけ持つかなどを中心に検討して、髪染め製品を決めましょう。

また、髪を染めた後のケア方法も大切です。髪を染める製品にはおよその持続期間が記載されていますが、あくまで目安なので、その期間を保証してくれるわけではありません。髪色を長持ちさせるためには、シャンプーやトリートメント、UV対策といったヘアケアを行って髪をいたわることで、少しでも長く、普段と違う雰囲気の髪色の自分を楽しめます。

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