薄毛に関するお悩み
公開日:2018年3月12日
更新日:2018年9月5日

薄毛に似合う40代男のヘアスタイル&失敗しない美容院選びのコツ
薄毛になると、思うように髪型を整えられないことがあるかと思います。美容室で薄毛が目立たないようにオーダーしても、期待する髪型にならないかもしれません。そこで、薄毛の人が髪型で失敗することを防ぐための定番のヘアスタイルから、薄毛が目立たせない髪型のポイントを紹介します。
美容室でオーダーを失敗して後悔しないためにも、薄毛を目立たなくするポイントを押さえて、伝わりやすいオーダーの仕方を覚えて、自分に合ったヘアスタイルを目指しましょう。
あなたはどのタイプ?特徴別メンズヘアスタイル5選!
まずは40代のメンズヘアスタイルとして定番の5つをピックアップしました。ベーシックで挑戦しやすいスタイルばかりですので、「髪形を変えるのに抵抗がある」「美容院に慣れてないからどんなふうに頼めばいいのか不安…」という方にとくにおすすめです。
スーツが似合う髪型にしたい!
清潔感と男らしさを両立できるオールバックがおすすめです。
定番は七三風オールバックですが、もみあげやサイドを刈り上げたり、パーマをあててからオールバックで流したりすると、程よいカジュアル感を出せるので人気があります。
白髪を活かした髪型は?
白髪の多さが気になる場合、髪を長めに伸ばすと白さが目立つため、ショートやベリーショートなどの短めの髪型が向いています。 また、ソフトモヒカンは年齢問わずに男性らしさを出せる髪型で、白髪が多めの人にもよく選ばれています。
薄毛が気になる人向けの髪型は?
薄毛の男性の場合、まず「伸ばして長さや毛量でカバーしよう」と考えないほうがよいでしょう。思い切って短くした方が周囲からも好評を得られるはずです。
最近ではショートやツーブロックが40代、また50代のメンズヘアスタイルの定番となりつつあります。
面長な男に似合うのはどんな髪型?
面長な男性は、あまり髪を短めにすると顔の長さが強調されるため、前髪を長めにとることで卵型の印象に近づけてバランスよく見せます。前髪を重めにしたナチュラルな印象のショートや、サイドを刈ったツーブロックが人気です。
丸顔な男性向けの髪型
丸顔の男性は輪郭が横に広めなので、縦にボリュームのある髪型にすることでシルエットが卵型に近くなります。アップバングショート(前髪を上げたショートヘア)やソフトモヒカンなどで上にボリュームを出す髪型が人気です。
いかがでしょうか。自分の髪の状態や顔の形にあわせて、定番から少しアレンジするだけでも、しっかりとおしゃれ感を出すことができます。
次は、逆に「こんな髪型はNG!」という避けるべき注意点を確認しましょう。
薄毛の男性が避けるべき髪型と改善点

長髪はNG
まず大前提として、他の部分の伸ばした毛で薄毛が気になる部分を隠す方法は厳禁です。
隠すことによってその部分に他人の視線が集中するため、隠していることがよりわかりやすくなります。また長さや毛の流れに無理が出てしまって不自然になり、やはり悪目立ちします。
改善のためには
髪を長めに伸ばすスタイルはなるべく避けた方が良いでしょう。
薄毛でもおしゃれなメンズヘアスタイルを目指すのであれば、思い切って短めの髪型にするのが鉄則です。
毛の流れを整えるのもNG
薄毛の人が髪の毛を一方向だけに流すと、どうしても薄い部分が透けたり隙間が見えたりして、濃い部分との差が目立ちます。とくに部分的な薄毛の人はその部分が浮き彫りになり、結果的に薄毛が強調されてしまいます。
改善のためには
スタイリングの際に髪の毛を一方向に整えるのではなく、複数の方向に散らすようにしてセットしましょう。
散らすことで無造作感が出て、おしゃれ感もぐっとアップします。
トップを長くするのもNG
頭頂部の薄毛を隠すため、長さで誤魔化そうとすると逆に薄毛が目立ちます。薄毛が進行していると髪が細くなり、コシもなくなるからです。髪が長いと持ち上げて動きのある髪型にセットし辛くなり、トップのボリュームが出せません。
改善のためには
薄毛の人は、髪を立ち上げて動きをつけられる程度の長さにしましょう。髪質によっても変わるため、自分の髪がどのくらいの長さなら立ち上がりやすいのか、美容室で相談しましょう。
センター分けはNG
髪をセンター分けにすると印象はスッキリしますが、頭頂部の薄毛が目立ちます。毛量が減ると、前髪を分けただけでも地肌が見える場合があります。頭頂部を目立たせたくないなら、髪をセンター分けにするのは避けましょう。
改善のためには
髪の毛に長さがあるなら横分けにするかオールバックにすることで、頭頂部の印象を目立たせることなくセットできます。髪が短めなら、分け目をつけずにスタイリングすることで頭頂部を目立たないようにしましょう。
美容院で失敗しない方法
いまだに「男性は床屋、美容院は女性が行くところ」というイメージは根強いようで、美容院のドアを開くのに抵抗を感じている男性も少なくありません。美容院に通う男性も増えていますので、気後れする必要はまったくありません。
ただ、初めて行くならば「自分に合うのはどんな美容院なのか、たくさんある店から何を基準に選べばいいのかがわからない」と不安になるのは当然でしょう。そこで「美容院で失敗しない方法」を紹介します。
どうすれば初めての美容院でも失敗せずに、期待どおりのヘアスタイルになれるのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
美容院・美容師選びは堅実に

美容院選びの失敗例でよくあるのが、「友人・知人に勧められて行った」といったケースです。
口コミで人気の店舗は確かに技量のある美容師がいる可能性も高いですが、その人が自分にあったヘアスタイルを提案されるかどうかはまた別の話です。初めての美容院での失敗率を下げるためには、インターネットで気になる美容院を検索し、その美容院の公式サイトを見てみましょう。
お店のサイトには、その美容院でのカット例が複数掲載されています。薄毛の人でも似合う髪型を紹介しているところも多いので、カット例を参考に自分に似合いそうな髪型、試してみたい髪型を探します。また、そのカットを担当した美容師にお願いしたい、と指名して予約をいれると良いでしょう。
美容師によりもちろん得手・不得手がありますので、カット例を参考にして、「この美容師さんはどういった髪型が得意そうなのか」を見極めることで、より希望通りの髪型に近くなります。
そして、髪型を決める時はカット例のモデルの顔型に注意しましょう。
カットモデルの顔は卵型だけど自分は丸型…などと顔型が違った場合、同じカット方法でも思い通りの仕上がりにならないこともあります。自分の顔型に近いカット例から、気になるスタイル、なりたいスタイルを探しましょう。
薄毛をカバーし、自分に似合うヘアスタイルを見つけよう
顔の形やなりたいイメージ別に、40代向けのメンズヘアスタイルについて紹介してきました。
改めて強調しておきたいのは、「薄毛をカバーする髪形」とは薄毛を隠す髪型ではありません。まずは不自然に隠さないことを前提に、なりたいヘアスタイルを選びましょう。
そしてなりたいヘアスタイルを手に入れるには、美容院を利用するのが近道です。紹介した方法をもとに、理想の美容院を見つけてください。
そして勇気を出して挑戦してほしいのが、「ここの部分が薄毛で気になっているので、目立たない、気にならない仕上がりにしてほしい」と率直に美容師に伝えることです。
毎日何人もの髪のスタイリングをしている美容師ですから、ひとりの顧客が薄毛であることを必要以上に気にすることなどありません。また、なりたい髪型のイメージを伝えることもなかなか難しいものです。一番の要望である薄毛カバーについて確実に抑えてもらうためにも、ストレートに伝えましょう。きっと薄毛が気にならず、気に入ったヘアスタイルに仕上げてもらえますよ。