薄毛に関するお悩み 薄毛に関するお悩み

薄毛に関するお悩み

公開日:2018年3月12日

更新日:2018年9月5日

ヘアサイクルが大きく影響する!髪の毛と男性ホルモンの関係性

ヘアサイクルが大きく影響する!髪の毛と男性ホルモンの関係性

ヘアサイクルってなに?仕組みについて理解しよう

ヘアサイクルは、髪の毛が「生える」と「抜ける」を繰り返す周期のことです。髪の毛は、何もせずに放置すると伸び続けるというイメージが持たれがちです。しかし、実際は一定の期間が過ぎると抜け落ち、同じ毛穴から新しい髪の毛が再度生えてきます。この一連の流れが「ヘアサイクル」といいます。

ヘアサイクルには、「成長期」・「退行期」・「休止期」の期間があります。

・成長期

成長期は、新しい髪の毛を生やして活発に育つ期間です。この期間中は、髪の毛にいる毛母細胞の細胞分裂が活発に繰り返しており、髪の毛が伸び続ける状態です。成長期の髪の毛は、1カ月に約1cmのペースで伸び続けるともいわれています。ヘアサイクルの中でも1番長い期間で2年~6年もあり、生えている髪の毛の約90%が成長期にあたります。

・退行期

退行期は、髪の毛の成長が止まる期間です。退行期に入った髪の毛は、メラニンの合成が止まるので毛根内部の細胞が細くなり、毛母細胞の働きが急速に弱くなります。毛母細胞の働きが弱くなると髪の毛の成長が少しずつ止まっていきます。退行期に入った髪の毛は、2週間~3週間ほどで完全に成長を停止します。髪全体の約1%が、退行期にあたります。

・休止期

休止期は、完全に成長が止まって抜ける時期です。休止期の髪の毛は、退行期で少しずつ活動が低下してきた毛母細胞が完全に細胞分裂を停止し、成長がストップして抜けます。成長が止まった髪の毛は新しい髪の毛を生やすために上へと移動し始めます。上へと移動してきた成長が停止した髪の毛は、少し髪の毛を撫でるだけでも抜ける状態です。少し触っただけで抜ける髪の毛は、休止期に入っている可能性が高いといえます。期間は2カ月~4カ月ほど続き、全体の10~15%が休止期にあたります。

髪の毛は、通常総本数が10万~20万本といわれており、すべてが同じサイクルで成長するのではなく1本1本違うサイクルです。一本ずつ異なるヘアサイクルなので一度に脱毛することはありません。平均的には、1日に50~100本ほどの髪の毛が自然に抜けています。

「最近よく髪の毛が抜けるな」と思っていても、毛根がマッチの先端のように丸くなり太さも毛先まで変わっていないのなら、休止期で成長が止まった髪の毛なので心配する必要がありません。

ただし、抜けた髪の毛が短くて毛根が萎縮している毛だとAGAなどの薄毛の症状が起こっている可能性が高く注意が必要です。また、毛先に向かって細くなっている髪の毛も要注意です。

(出典: J-STAGE「男性型脱毛症と育毛有効成分」

ヘアサイクルが乱れると薄毛になる!?

手のひらに乗った抜けた髪

通常のヘアサイクルは、髪の毛が成長して止まり、新しい髪の毛を生やすために抜けることを繰り返します。そのため、通常であれば髪の毛の量が急に少なくなったり、髪の毛が細くなったりすることがありません。

しかし、ヘアサイクルが乱れると成長期が短くなって休止期が長くなります。その結果、髪の毛が細くなって抜けやすくなり、生えてくる髪の毛よりも抜け落ちる髪の毛のほうが多くなって量が減っていきます。また、生えてくる髪の毛も短くて細いものばかりになっていきます。この状態が続けば、髪の毛全体のボリュームが大幅にダウンし、頭皮が透けて見えるような薄毛を引き起こします。

薄毛を引き起こすヘアサイクルの乱れの原因には、食生活の乱れやストレス、洗浄力が強過ぎるシャンプーの使用などがあります。

食生活の乱れは、食事の時間が不規則だったり、栄養バランスの悪い食事ばかりだったりすると毛母細胞まで十分に栄養が行き届かず、ヘアサイクルを乱します。特に髪の毛の主成分であるタンパク質が不足すると毛が細くなり、異常な抜け毛につながります。他にも、アルコールの過剰摂取も肝臓に負担がかかり、髪の毛の栄養補給を妨げるので抜け毛が起こりやすくなります。

ストレスを蓄積することは、自律神経の働きを低下させて血流が悪くなり髪の毛まで栄養を届けることができなくなります。

洗浄力が強過ぎるシャンプーの使用は、汚れだけでなく必要な皮脂まで洗い流したり、力強く洗い過ぎたりするとヘアサイクルが乱れて髪の毛が抜けやすくなります。また、汚れが毛穴に残ったままになると皮脂が詰まり、抜け毛につながりやすくなります。

上述してきた通り、ヘアサイクルを乱す原因はたくさんあります。ひとつでも当てはまる原因があるのなら、改善する必要があります。ヘアサイクルが乱れた状態で放置すると髪の毛の量が少なくなっていく一方であるため注意が必要です。

(出典: J-STAGE「髪の健康を考える~美しい髪で過ごすには~」

髪の毛と男性ホルモンの関係性

小さな秤

ヘアサイクルの乱す原因の中でも特に覚えておくべき点は、「男性ホルモン」が特に関与しているという点です。ヘアサイクルと男性ホルモンには深い関係性があり、男性ホルモンが多いとヘアサイクルも乱れます。

健康的な髪の毛の成長には、女性ホルモンと男性ホルモンがバランスよく分泌されることが必要不可欠です。女性ホルモンには、髪の毛の成長を促したり成長期を持続させたりする働きがあります。これに対して、男性ホルモンが多くなると髪の毛の成長を阻害します。

女性ホルモンは20代~30代で分泌のピークを迎え、50代にもなると急激に減少し、男性ホルモンが増加してAGAなどの薄毛の原因を作り出す5αリダクターゼの働きが活発になります。5αリダクターゼの働きが活発になるとジヒドロテストステロンという男性ホルモンが生成され、毛母細胞の働きを低下させます。その結果、頭頂部を中心に薄毛が進行するAGAが発症する可能性が高まります。

このように、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスが乱れると薄毛を進行させます。また、ホルモンバランスは絶妙なバランスの上で成立しているので、不規則な生活・ストレスの蓄積・過食・無理なダイエット・睡眠不足などがある生活を送っていると簡単に崩れてしまいます。ホルモンバランスが崩れた状態で過ごすことで、ホルモンの働きが関係しているヘアサイクルが乱れて抜け毛が酷くなります。健康的な髪の毛を成長させるためには、女性ホルモンと男性ホルモンをバランスよく分泌させることを意識した生活を送ることが大切です。年齢を重ねるごとにホルモンバランスが崩れやすくなるので、育毛剤などを使用して男性ホルモンの働きを抑制し、育毛できる頭皮環境にしていきましょう。

ヘアサイクルの乱れは、髪の毛の成長期を短くし、休止期を長くして抜け毛を増やす状態になります。抜け毛が多いまま放置すると頭髪のボリュームが無くなります。薄毛を引き起こさないようにするには、ヘアサイクルを整えるために生活習慣を見直してホルモンバランスを整え、髪の毛を育てる環境に変えていくことが大切です。

(出典: J-STAGE「髪の毛の生物学」

検索

  • 薄毛に関するお悩み
    薄毛の予防から改善まで幅広い情報を発信。あなたの悩みに合わせてドクターが解決します!

    薄毛の予防から改善まで幅広い情報を発信。あなたの悩みに合わせてドクターが解決します!

  • 抜け毛に関するお悩み
    抜け毛の予防から改善まで幅広い情報を発信。あなたの悩みに合わせてドクターが解決します!

    抜け毛の予防から改善まで幅広い情報を発信。あなたの悩みに合わせてドクターが解決します!

  • フケに関するお悩み
    フケの予防から改善まで幅広い情報を発信。あなたの悩みに合わせてドクターが解決します!

    フケの予防から改善まで幅広い情報を発信。あなたの悩みに合わせてドクターが解決します!

  • ヘアケア・育毛
    日々のケアは大切です。ベストなヘアケア方法や育毛のコツをご紹介。

    日々のケアは大切です。ベストなヘアケア方法や育毛のコツをご紹介。

  • 頭皮の悩み
    頭皮トラブルの予防から改善まで幅広い情報を発信。あなたの悩みに合わせてドクターが解決します!

    頭皮トラブルの予防から改善まで幅広い情報を発信。あなたの悩みに合わせてドクターが解決します!

  • 白髪に関するお悩み
    白髪の予防から改善まで幅広い情報を発信。あなたの悩みに合わせてドクターが解決します!

    白髪の予防から改善まで幅広い情報を発信。あなたの悩みに合わせてドクターが解決します!

  • 髪の実態調査

    500人にアンケートを実施!見えてきた髪の毛の実態とは?

  • 女性の悩み
    他人に相談しにくい女性の薄毛や抜け毛の悩みをドクター が解決します!

    他人に相談しにくい女性の薄毛や抜け毛の悩みをドクター が解決します!

  • 髪に関するQ&A
    髪の毛に関するよくある質問に発毛クリニックの専門ドクターに答えてもらいました。

    髪の毛に関するよくある質問に発毛クリニックの専門ドクターに答えてもらいました。

  • ミノキシジル大学
    発毛に絶大な効果を発揮するミノキシジルの基礎情報から、ちょっとディープな情報まで髪のせんせいの「ミノキシジル大学」が解説します!

    発毛に絶大な効果を発揮するミノキシジルの基礎情報から、ちょっとディープな情報まで髪のせんせいの「ミノキシジル大学」が解説します!