薄毛に関するお悩み 薄毛に関するお悩み

薄毛に関するお悩み

公開日:2018年3月12日

更新日:2018年10月23日

薄毛になる体質は遺伝する? 薄毛のメカニズムを徹底解説

薄毛(はげ)は遺伝する!AGAが遺伝するメカニズムを徹底解説

薄毛の原因物質は、間接的要因だった!

遺伝する脱毛症とは、AGA(男性型脱毛症)といった男性ホルモンのはたらきによって引き起こされる薄毛のことを指します。AGA治療の場面でよく耳にするジヒドロテストステロン(DHT)や5αリダクターゼは、あくまでも間接的要因でしかないことも判明しています。それらの物質について紹介します。

DHT+アンドロゲン受容体=脱毛因子

脱毛を引き起こす直接的な原因は、ジヒドロテストステロンとアンドロゲン受容体(※注)が結合してできる脱毛因子(TGF-β)と呼ばれるものです。厳密には、この物質によってAGAが引き起こされているので、この脱毛因子をいかに生成しないかがAGAを発症しない糸口になります。
※注:アンドロゲン受容体…男性ホルモンと結合して遺伝子発現(設計図をもとに体を作る)の調整を行なう核タンパク質全般のこと

脱毛因子を生成するカギはアンドロゲン受容体

薄毛の症状を改善するには、脱毛因子を生成するアンドロゲン受容体のはたらきをどうにかする必要があります。アンドロゲン受容体の感度が高ければ、それだけ脱毛因子を生成するリスクが上がります。反対にアンドロゲン受容体の感度が低ければ、脱毛症状の発症リスクがグッと低くなります。
つまりジヒドロテストステロンの量にかかわらず、アンドロゲン受容体のはたらき次第で薄毛の発症が左右されることになります。

アンドロゲン受容体の感度が高い場合は、AGAになるリスクが高いことが分かりました。しかし、アンドロゲン受容体の感度には個人差があるため、脱毛因子を生成しやすい人とそうでない人がいます。両者には、具体的にどのような違いがあるのでしょうか。

 

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「薄毛遺伝子」と呼ばれる2つの遺伝子

これまでの研究で、薄毛を誘発する2種類の遺伝子の存在が判明しています。2つはいずれも薄毛発症のリスクを抱えた遺伝子ですが、特徴が大きく異なります。それぞれの特徴を確認していきましょう。

アンドロゲン受容体の感度が高い遺伝子

アンドロゲン受容体の感度にかかわる遺伝子は、男性と女性で遺伝条件が異なります。

男性の場合

アンドロゲン受容体の感度が高い遺伝子は、母親のX染色体からのみ遺伝します。母方の祖父から薄毛の症状を受け継ぐため、発症した場合は「隔世遺伝」ということになります。

女性の場合

アンドロゲン受容体の感度が高い遺伝子は、父親と母親の両方から受け継ぐことになります。ただし女性はエストロゲン(女性ホルモン)の活動のため、薄毛を発症するリスクは低いです。

5αリダクターゼの活性が高い遺伝子

5αリダクターゼの活性が高い遺伝子は、優性遺伝するといわれているので、父親か母親がこの遺伝子を持っている場合は優先的に子供の遺伝子に組み込まれることになります。男性の場合、前者に比べるとこちらの遺伝子を受け継ぐ可能性が高確率であることがわかります。

薄毛治療には早期発見、早期治療が肝心ですが、薄毛を発症する前にそれを目視で確認することはできません。いったいどのようにして確かめることができるのでしょうか。

 

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薄毛になりやすい遺伝子配列がある

髪を分け薄毛を気にする男性

AGA遺伝子検査を受けることで、遺伝子の影響で薄毛になる可能性を数値として知ることができます。この検査は専門の医療機関はもちろん、専用の検査キットを使えば自分でも行える検査です。遺伝子の基礎知識とともに、この検査で調べるポイントについて紹介します。

そもそも遺伝子とはどんなもの?

人間(成人)の体は約60兆もの細胞から構成されています。これらの細胞ひとつひとつには染色体があり、固有の塩基配列によって遺伝子が成り立っています。つまり遺伝子とは体を作るための設計図のような役割を持っているのです。この中に薄毛遺伝子の情報が組み込まれていると、AGAを発症してしまいます。

注目ポイントは配列「CAG、CGC」のリピート

ここは少々、遺伝学の専門的な話になります。
塩基はA(アデニン)、T(チミン)、G(グアニン)、C(シトシン)の4種類で構成されています。

アンドロゲン受容体にかかわる塩基配列では、「CAG」、「GGC」という組み合わせが繰り返し配置されています。このパターンが少ない人は遺伝的にDHTとアンドロゲン受容体が結合しやすい体質で、パターンが多い人はAGAを発症しにくいとされています。 具体的に数値化すると、CAG+GGCの合計値が38以下なら「なりやすい遺伝子」、42以上なら「なりにくい遺伝子」といわれています。

このように遺伝子の塩基配列によって、薄毛の遺伝子がどのように配置されているのかを細かく判別することができます。またどの遺伝子の影響でAGAが引き起こされているのか知ることで、適した治療薬を選別する指標にもなります。
薄毛治療は早期であればあるほど対策の効果も上がるので、遺伝子検査は非常に重要な手段です。

アンドロゲンレセプター遺伝子検査

アンドロゲンレセプター遺伝子検査を受ければ、自分がAGAになりやすい体質かどうかがわかります。また、アンドロゲン受容体の感受性を調べると、AGA治療薬の成分、フィナステリドが効きやすいかどうかもわかるため、治療方針を決める際にも役立ちます。

我々の行なった研究では、AGA被験者1,196名(18歳から62歳)を対象にAR遺伝子の第1エクソンにあるCAGおよびGGCの繰り返し数とフィナステリドの有効性との相関性について調べました。その方法はハミルトンノーウッド分類にII-v 型を加えて改定基準を作り、その基準にしたがって患者頭部の写真から脱毛症状の程度を判定しました。

判定されたI からVIIまでの症状型を数値1から9に変換したのち治療効果を点数化して、CAGおよびGGC繰り返し数の関係を解析しました。その結果、繰り返し数が少ないほどフィナステリドによる治療効果は高い傾向があり、繰り返し数が多いほど治療効果は高い傾向があることがわかりました。
引用元:アンドロゲンレセプターの遺伝子検査 | 研究・開発レポート | アンファー研究所 | 予防医学のアンファー株式会社

このように、AGA治療薬の効果が低い体質とわかっていれば、AGA治療薬以外の薬やサプリメントなども活用した治療が必要かどうか判断できるのです。

検査方法は非常に簡単で、一般的な血液検査と同じように右腕または左腕から静脈血を約2ml採取するだけで、他に特別な検査を必要としません。検査結果は約1か月後にわかり、医師から直接説明してもらえます。

 

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遺伝子を調べれば薄毛になるかは一目瞭然

遺伝子を調べれば、アンドロゲン受容体の感度が高い遺伝子なのか、5αリダクターゼの活性が高い遺伝子なのかが分かります。AGAを誘発する原因が特定できれば、発症する前に的確な対策をとることができます。治療が早期であればあるほど、治療にかかる期間やコストは抑えることができます。

アンドロゲン受容体の感度が高い遺伝子を持っている場合

基本的に遺伝によって発症するため、医薬品を使用することで、アンドロゲン受容体と結合するジヒドロテストステロンの絶対量を相対的に減らしていくしかありません。

5αリダクターゼの活性が高い遺伝子を持っている場合

AGA治療でおなじみのフィナステリドやデュタステリドなどの、5αリダクターゼ酵素の生成を阻害する治療薬を服用することで薄毛対策ができます。

生活習慣が関係している場合

遺伝的にAGAを発症しやすいことがわかっても、必ずしもAGAを発症するとは限りません。なぜなら、AGAを発症する引き金となるのは生活習慣だからです。「どのような生活習慣が発症のきっかけになるのか」というのは、はっきりとわかっていませんが、乱れた生活習慣がAGAを発症させると考えられます。

たとえば、食生活が偏ると髪の毛の成長に必要なタンパク質、ビタミン、ミネラルが不足します。スナック菓子やファストフードなど脂質の多い食事は皮脂の分泌量を増やし、頭皮環境の悪化を招くのです。
また、運動不足、過度なストレス、喫煙などの生活習慣は血行不良の原因になります。髪の毛の成長に必要な栄養は血液によって運ばれるため、血行不良になると髪の毛まで栄養が届きづらくなり、薄毛(はげ)につながるのです。

このように、生活習慣が頭皮の環境を悪化させ、髪の毛が生えにくい環境を作り、AGAの発症を引き起します。言い換えれば、まだ遺伝的にAGAを発症しやすくとも、生活習慣に気をつければAGAを発症しない可能性もあります。

薄毛遺伝子が関係していない場合

・びまん性脱毛症
・円形脱毛症
・粃糠性脱毛症(ひこうせいだつもうしょう)
・抜毛症
・脂漏性脱毛症

といった脱毛症による薄毛は、AGA治療では効果がありません。薄毛遺伝子が関係していない場合はAGA治療以外の薄毛対策を行なう必要があります。

ひと口に薄毛といっても症状によって、治療方法は大きく異なります。今回はAGAとAGA以外という枠組みで分類しましたが、AGA以外の脱毛症の中でも当然、症状によって有効な治療方法は違います。早期治療はもちろんですが、薄毛治療において最も重要なことは「原因をハッキリ特定すること」にあります。

 

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薄毛と遺伝・遺伝子の関係 まとめ

遺伝子

遺伝学的観点からみると、男性の場合はアンドロゲン受容体の遺伝子が薄毛に大きく作用していることがわかります。アンドロゲン受容体の遺伝子は母親から遺伝するものですが、女性はそもそも薄毛になりにくいので、「母親が薄毛ではないから」というのは安心材料にはなりません。

薄毛遺伝の指標がほしいなら注目すべきは母方の祖父です。また母型の祖父が薄毛を発症していなかったとしても、母方の家系に薄毛が多いようなら、やはり薄毛を発症するリスクがあります。遺伝子配列を見れば薄毛になりやすいかどうかはすぐにわかるので、心配ならぜひ一度、遺伝子検査を受けてみましょう。

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