薄毛に関するお悩み 薄毛に関するお悩み

薄毛に関するお悩み

公開日:2018年3月12日

更新日:2018年9月5日

自分の髪の毛が生えてくる!自毛植毛の魅力と手術の注意点

自分の髪の毛が生えてくる!自毛植毛の魅力と手術の注意点

■AGA治療薬の次に推奨される植毛

AGA治療薬で効果でなかったからといって、薄毛改善を諦めるのはまだ早いです。AGA治療薬の次に推奨されているのが、自毛植毛です。
このページでは自毛植毛に向いている人、自毛植毛の費用や術後の経過、などをまとめたのでAGA治療に役立ててください。

■植毛の種類

植毛は、髪の毛の種類によって、自毛植毛と人工毛植毛の2種類に分けることができます。

自毛植毛と人口毛植毛

・自毛植毛

自分の髪の毛を移植するのが、自毛植毛です。後頭部は、AGAの原因となるDHTの影響を受けにくく、薄毛になりくいです。 そこに着目して、自分の後頭部から毛包を取り出して、薄くなっている部分へ移植します。毛包が頭皮に生着することにより、新しい毛が生えてきます

・人工毛植毛

化学繊維で作られた髪の毛を薄くなっている部分に移植するのが、人工毛植毛です。 自毛植毛と違って、人工的な髪の毛を自毛に取り付けるため発毛効果は期待できません。

おすすめは自毛植毛

日本皮膚科学会が2010年作成したAGA治療におけるガイドラインによると、自毛植毛の推奨分類はBランク、人口毛植毛はDランクにあたります。

ガイドラインによる推奨分類はA~Dまで4段階あります。そのなかでも、Aが最も推奨される方法であり、Dは無効あるいは有害であることを意味します。なお、Bは有効性ありの部類です。
出典:日本皮膚科学会「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」

そのため、自毛植毛は医学的根拠が認められた上で推奨されており、人口毛植毛においては推奨されていません。 人工毛植毛が推奨されていない理由は、リスクが高いことが挙げられます。というのも、人口毛植毛は、頭皮に穴を開けてそこに人工毛を移植します。その人工毛が身体と不適合だと、身体は拒絶反応を起こして炎症が起きたり人工毛が抜け落ちたりしてしまうのです。

実際、アメリカでは人工毛植毛術後の合併症の調査で、人工毛植毛は危険な治療法という結果が出たため、人工毛植毛術を禁止されています。

■自毛植毛のメリットとデメリット

自毛植毛には、広範囲の薄毛で1回の手術でカバーできる以外にも、複数のメリットがあります。その反面、あるので、どういったメリット・デメリットがあるかを把握した上で検討しましょう。まずはメリットから紹介します。

自家植毛のメリット

拒絶反応が起こりにくい

人工毛の移植で問題なのが、拒否反応です。これは、植毛に対し、身体の免疫機能が反応することによって起きる現象です。免疫が人工毛を異物だと認識し、身体の外に除外しようとします。その際に、植毛箇所の化膿や炎症、アレルギーの発症などが起きます。そして、最終的に植えた人工毛が抜け落ちてしまうのです。

自毛植毛では自分の髪を移植するため、免疫による拒絶反応はありません。炎症や化膿、脱毛などの症状が発生する確率は極めて低くなります。

毛根がなくなった場所でも髪を生やせる

怪我や火傷などで髪を作り出す器官(毛根や毛包)が損傷を受けてなくなった場合、そこから髪は生えなくなります。そのような場合は自毛植毛で毛根や毛包も新たに移植することで、怪我で毛根や毛包がなくなった場所でも髪を生やせます。しかし、あまりにも広範囲な場合は1回の治療で改善できない場合もあるため、事前に自毛植毛を扱っているクリニックに相談しましょう。

自然な仕上がりになる

薄毛(ハゲ)をカバーする方法のひとつとしてかつらがあります。近年のかつらは見た目が自然になりましたが、それでも経年劣化による色褪せや脱毛などの要因によって、不自然に見えるものです。自毛植毛ならば自分の髪なので違和感がなく、自然な仕上がりにできます。また、自毛植毛後も髪は伸びるため、通常の髪として扱えるのもかつらにはないメリットです。

自家植毛のデメリット

AGAそのものは治らない

AGAによって髪が生えなくなった場所に植毛しても、AGAそのものが治るわけではありません。そのため、植毛した場所がまたAGAによって脱毛し、薄毛(ハゲ)になることもあります。手術の際に金銭面で負担が生じるため、AGA治療も同時に視野に入れる必要があります。

手術痕が目立つ可能性もある

施術者の技術にもよりますが、植毛する毛をとった部分は手術跡が目立つ可能性があります。後頭部の髪を短くし過ぎると更に目立ちますので、植毛後は後頭部のしかし、クリニックでは手術跡が目立たない施術をしているところがほとんどなので髪を短くしすぎないよう気をつけてください。心配な場合は施術前に、目立つような手術になるかどうかを担当医に確認するといいでしょう。

生着しなければまた抜ける可能性もある

自毛植毛は移植手術後、移植した毛が頭皮箇所に生着しなければ、髪が抜け落ちる場合があります。採取した毛根の移植までに時間がかかると、移植する毛根そのものが弱って、生着が難しくなるのです。可能性としては低いですが、どうしても不安なら症例数が多いクリニックで治療を受けましょう。

■自毛植毛が対象になる人

髪の毛をチェックする男性

ここでは、どういう人が自毛植毛に対象になるのか、について説明します。

第一選択はAGA治療薬

日本皮膚科学会は、AGA治療を第一選択として、外用薬や内服薬を挙げています。そのため、AGA治療薬を服用したことがない人は、最初にAGA治療薬による治療が推奨されています 外用薬や内服薬が第一選択となる理由は、医療的根拠や効果、安全性などの論文報告が充分あることに加えて、植毛は身体に傷をつけてしまう治療のためです。 そうしたことから、AGA治療薬を1年以上服用しても効果が見られなかった場合に、次の選択肢として自毛植毛が推奨されます。

また、AGA治療薬による効果は時間がかかるため、早く薄毛を改善したいという人が、自毛植毛を選ぶケースもあります。

■自毛植毛の方法

自毛植毛には様々な種類がありますが、主流となっているのはFUT法とFUE法の2種類です。ここでは、その2つの方法について紹介します。

FUT法とFUE法

・FUT法

後頭部の頭皮をメスで帯状に切り取り、髪の毛が生えた状態の毛包を1つ採取します。次に、脱毛している部分にメスに穴を開けて、毛包単位で植毛します。 メスで頭皮に穴を開けるため、縫合が必要な方法ですが、FUE法よりも生着率が高いというメリットがあります。

・FUE法

特殊な機器を使用して、毛包を1つずつくり抜きます。次に、特殊な機器を使用して脱毛している部分に穴を開けて、採取した毛包を植毛します。FUT法のようにメスを使わないので、縫合の必要がなく、傷跡ができないというメリットがあります。 クリニックよって、FUT法とFUE法のメリットを足し合わせた方法や独自に開発した方法など色々あります。治療を検討しているクリニックが、どのような方法で植毛を行っているのか確認しておきましょう。

植毛後に薄毛になる可能性

自毛植毛に関する勘違いで、特に多いのが、1回植毛をすれば薄毛の心配をしなくて良いと思っていることです。もちろん1度植毛すれば、植毛した部分からは髪の毛が生えてくるので心配はありません。

しかし、元々生えていた髪の毛は、AGAの影響で薄毛が進行していきます。自毛植毛をしたとしても、再度薄毛になる可能性もあるのです。ですから植毛後に薄毛に悩まないためにも、AGA治療の服用を継続したほうが良いでしょう。

ただ、AGA治療薬の効果がなく第2の選択として植毛を始めた場合は、AGA治療薬での予防は難しいです。そういう場合は、医師と相談して、様々なAGA治療の中から自分に合った治療を見つける必要があります。

■植毛の術後経過について

ここでは、植毛をしてからの術後経過について説明します。どのくらいで頭皮の傷口が目立たなくなるのか、どのくらいに髪の毛が生えてくるのか、などを確認しておきましょう。

手術直後は出血の可能性がある

手術直後は、出血する可能性があるので、包帯やガーゼを傷口にあてます。包帯の上からバンダナを巻いたり、帽子を被ったりすることで、目立たないようにすることができます。 翌日にはかさぶたができますが、無理やり剥がすと、出血する可能性があるので気をつけましょう。

術後1週間~2週間でかさぶたが無くなる

術後1週間経過すると、傷口のかさぶたが取れてきます。2週間ほど経過すると、かさぶたはほとんど取れて、頭皮の下に埋もれていた髪の毛が出てくるようになります。

術後1ヶ月~3ヶ月で普段通りの生活が送れる

術後1ヶ月経過すると、傷口はほとんど目立たなくなるので、普段通りの生活を送ることができます。この時期に移植した毛包で、新しい髪の毛が作られ始めます。

術後6ヶ月~12ヶ月に髪の毛が生えてくる

早い人では、術後6ヶ月で移植した毛包から新しい髪の毛が生えてきます。そして、12ヶ月ほど経過すると、生着(せいちゃく)した毛包から太くて長いしっかりとした髪の毛が生えてきます。

人工毛植毛のメリットと失敗例

自毛植毛は、メリットが多い治療方法ですが、失敗例もあるので気をつけておきましょう。ここでは、人工毛植毛のメリットと失敗例を紹介します。

メリット

・自分好みの髪型にできる

かつらや人工毛と違って、自分の髪の毛が生えてくるので、髪型を自由にデザインできます。

・毛包が生着すれば、AGA治療薬を飲む以外の特別なメンテナンスがいらない

1度植毛すれば自然に毛が生えてくるので、特別なメンテナンスは必要ありません。

・日帰りで手術が可能

植毛する本数や手術を受ける病院によっても異なりますが、手術時間は3時間30分~5時間30分程度です。手術が終われば、入院せずに帰宅できます。

失敗例

・生着しない場合がある

自毛植毛は、移植した毛皮が生着することで髪の毛が作られます。自分の髪の毛を移植するので、人工毛植毛よりも生着率は高いのですが、100%ではありません。 これは医師の技術不足、術後に傷口が炎症を起こすことが原因に挙げられます。

また、術後すぐに移植した部分をこすることで、生着する前に毛が抜けてしまうというトラブルが起きることもあります。

・ケロイドが発生する

ケロイドとは、瘢痕化(はんこんか)といって、傷口が治癒する過程で盛り上がったり、固くなったりすることです。 頭部は比較的ケロイドが発生しにくい部位なのですが、ケロイド体質の人は気をつけなければなりません。植毛した部分にケロイドが発生すると、傷跡が残りやすいだけではなく、毛が生着しないこともあります。

手術失敗の確率を少しでも減らすためにできること

自毛植毛の症例数が多く、高い技術力を持っている医師が在籍するクリニックを利用しましょう。医師の技術不足によって、手術が失敗することもあるので、技術力が高く経験豊富な医師にお願いすれば失敗の確率は減らすことができます。 ホームページ上で自毛植毛の症例数が確認できますし、カウンセリングの時に直接聞いてみるのもおすすめです。

 

じっくり検討して決断しよう

ガッツポーズ

人工毛植毛は、AGA治療薬で効果がなかった人や早く薄毛を改善した人が選ぶ方法です。100%成功するわけではなく、保険にも適応していないのでそれなりの費用もかかります。しかし、82.5%以上と生着率は高く、自分の髪の毛が生えてくるというメリットもあります。

このようなメリットや注意点などを踏まえた上で、クリニックのカウンセリングを受けて、自毛植毛をするかどうか検討してみてください。

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