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薄毛に関するお悩み

公開日:2019年1月29日

更新日:2019年1月31日

本当に悪い成分なの?経皮毒が含まれているシャンプーと薄毛の関係性

本当に悪い成分なの?経皮毒が含まれているシャンプーと薄毛の関係性

 

シャンプーの中には、頭皮や毛髪に悪いといわれている成分が含まれているものもあります。とはいえ、その成分が必ずしも頭皮や肌に悪影響を及ぼすわけではありません。そのためシャンプーは、含まれている成分の特徴や頭皮・毛髪への影響を把握した上で選ぶことが大切です。今回は、頭皮に悪いといわれている成分の概要や種類、薄毛対策におすすめのシャンプーについてご紹介します。

■経皮毒が薄毛の原因?シャンプーに含まれる成分について

経皮毒(けいひどく)という言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。これは、皮膚を経由して体内に入り込む毒性の成分であり、たとえばシャンプーに含まれている界面活性剤が該当します。言葉だけを見ると頭皮や毛髪に悪影響を与えそうですが、実は健康被害を引き起こす可能性はほとんどないといわれています。

欧州のリスクアセスメント(HERA:洗剤関連原料のヒト及び環境安全性評価)によると、界面活性剤が皮膚に付着しても、その経皮吸収量はごくわずかであることがわかっています。また体内に蓄積することもなく、健康被害が出る可能性は低いという結果が出ています。つまり、経皮毒そのものが作用して頭皮や毛髪に悪影響を及ぼしているということは考えにくいのです。

出典:日本家政学会誌「安全性・環境問題に関する消費者情報の課題 ―2.5 次情報中の誤情報に対応するために―」

とはいえ、経皮毒が必ずしも頭皮や毛髪に悪影響を及ぼさないかというと、そうではありません。たとえば、界面活性剤を含むシャンプーで1日に何度も洗髪をすると、頭皮や毛髪がダメージを受け、結果的に薄毛につながる可能性があります。とくに「ラウリル硫酸ナトリウム」または「ラウレス硫酸ナトリウム」を含んだシャンプーは刺激が強いので、要注意です。

ラウリル硫酸ナトリウムは、ラウリルアルコール由来の界面活性剤です。泡立ちが良く洗浄力にも優れている反面、一つひとつの分子サイズが小さく肌への浸透性が高いので、刺激が強いという弱点もあります。そのため、肌への影響を考慮されて現在はほとんど使用されておらず、使用されていたとしても微量です。

微量とはいえ、ラウリル硫酸ナトリウムを含んだシャンプーを過度に使用するのは望ましくありません。頭皮や毛髪への負担を避けるためにも、常用的に使用するのは控えましょう。

ラウレス硫酸ナトリウムも、ラウリルアルコール由来の界面活性剤です。一つひとつの分子サイズが大きいので肌への浸透性は低く、ラウリル硫酸ナトリウムよりも刺激が弱いため、現在でもシャンプーやボディソープなどに使われています。ラウリル硫酸ナトリウム同様、過度に使用すると頭皮や毛髪に刺激を与える可能性があるので注意しましょう。

■悪い成分じゃなかった!誤解されがちな成分・シリコン

シャンプーに含まれている成分のひとつであるシリコンに対し、「成分そのものが頭皮や毛髪に刺激を与える」「頭皮の毛穴に詰まって薄毛を引き起こす」というイメージを持っている方もいるのではないでしょうか。結論からいうと、それは正しくありません。

シリコンは、酸素とケイ素、有機基で構成された有機化合物です。シャンプーやコンディショナーなど、さまざまなヘアケア製品に配合されています。

シリコンが含まれているシャンプーの特徴は、洗髪時の毛髪の摩擦を抑えられることです。ツヤ感があり、しっとりとした仕上がりになるため、見た目の観点において重宝されています。

また、シリコンは粒子が細かいため毛穴に詰まったり、毛髪に付着したりすることもありません。皮脂や汚れと一緒に洗い流されるので、かゆみやフケ、ひいては薄毛の予防も期待できます。

シリコンが悪い成分だと誤って認知されている原因は、ずばりシャンプーの洗い残しです。シャンプーをきちんと洗い流さなかった場合、皮脂や汚れ、古い角質が残ったままとなり、毛穴が塞がってしまいます。

これは細胞へのダメージにつながり、結果的に薄毛を引き起こしてしまう可能性があるのです。シリコンが含まれているシャンプーの効果を無駄にしないためにも、洗髪の際はしっかり洗い流すことを心掛けましょう。

■薄毛対策にぴったりなシャンプーは?おすすめの種類をご紹介

上記でお伝えしたように、経皮毒であるラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウム、悪い成分と誤解されがちなシリコンが、頭皮や毛髪に悪影響を及ぼすことはほとんどありません。これらの成分が含まれたシャンプーをどう使うか、そして洗髪をどのように行うかによって、薄毛につながるか否かが決まります。

とはいえ、ラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウム、シリコンが含まれたシャンプーで薄毛対策をするのは困難です。では、頭皮や毛髪に良いシャンプーにはどのような種類があるのでしょうか。

アミノ酸系シャンプー

アミノ酸系シャンプーは、天然由来のアミノ酸系界面活性剤を配合したシャンプーです。合成界面活性剤を一切使用していないため、頭皮や毛髪にダメージを与えることなく洗髪できます。

またアミノ酸はタンパク質を構成する成分であり、タンパク質は頭髪をはじめ、皮膚や筋肉、爪などを作る上で欠かせません。アミノ酸と頭皮や毛髪の成分は限りなく近いことから、アミノ酸系シャンプーは現在薄毛や抜け毛に悩んでいる方にも最適です。

なお、アミノ酸由来の界面活性剤にはココイルグルタミン酸やメチルアラニン、グリシンなどが挙げられます。

ノンシリコンシャンプー

ノンシリコンシャンプーはその名のとおり、シリコンが配合されていないシャンプーです。使い始めはパサつきやきしみを感じやすいという弱点もありますが、使い続けていくうちに髪のコンディションが良くなり、サラッとした指通りになります。また、フワッとした軽やかな仕上がりになるため、ベタつき感もありません。

さらにノンシリコンシャンプーは低刺激なので、頭皮や毛髪を傷つける心配がほとんどありません。これは頭皮環境を整えることにもつながるので、薄毛に加えて、かゆみやフケ、炎症などのトラブルの回避が期待できます。

■シャンプーを選ぶ際は、成分表示を確認しよう

シャンプーに配合されている成分の中には、過度に使用することで頭皮や毛髪に強い刺激を与えたり、洗い残してしまうことで毛穴が詰まったりするものもあります。しかし、必ずしも頭皮や毛髪に悪影響があるわけではありません。使う頻度や洗髪方法に気を配るなどして正しく使用すれば、良好な頭皮環境をキープできます。そのため、シャンプーを選ぶ際は成分表示を必ず確認し、配合されている成分に合った方法で使用することを心掛けましょう。

なお、数あるシャンプーの中でも、アミノ酸系シャンプーとノンシリコンシャンプーは薄毛対策の効果が期待できるといわれています。「どのシャンプーを選べばいいかわからない」という方は、ぜひアミノ酸系シャンプーまたはノンシリコンシャンプーを使用してみてください。

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