薄毛に関するお悩み 薄毛に関するお悩み

薄毛に関するお悩み

公開日:2018年7月20日

更新日:2018年9月5日

細胞レベルで理解しよう!髪の毛の構造と薄毛(ハゲ)の関係

細胞レベルで理解しよう!髪の毛の構造と薄毛(ハゲ)の関係

髪の毛を構成している成分の99%はタンパク質です。髪の毛は三層の構造でできており、表面(外側)から順にキューティクル、コルテックス、メデュラといいます。

キューティクル

これら3つの特徴や役割についてご説明します。

キューティクル

髪の毛の表面にあるタンパク質をキューティクルと呼びます。硬く半透明で、うろこ状に重なって髪の毛の表面を覆っています。
キューティクルはさらにいくつかの種類に分かれ、タンパク質を溶かす薬品にも強いエピソキューティクル、キューティクル同士の接着や内側の層・コルテックスとの接着の役割をもつエンドキューティクルなどがあります。

髪の内部を守る防護壁

キューティクルの主な役割は、髪の内部を保護することです。
外部からの衝撃や刺激を防ぐほか、内部の水分を閉じ込めることで保湿を行ないます。また、キューティクルの表面はMEA(18-メチルエイコサン酸)という脂質で覆われています。MEAの効果によって水を弾き、またキューティクル同士が擦れあったときの摩擦を減らします。外見上の髪のツヤを与える効果もあります。

キューティクルの剥離は薄毛(ハゲ)の原因に

キューティクルは強い摩擦や過剰な水分によって剥がれたり、隙間ができたりします。たとえば強すぎるブラッシングや、髪が濡れた状態が続くことでキューティクルによる保護力は大幅に下がります。

強い摩擦でうろこ状のキューティクルが剥がれるのはわかりますが、水分に弱いのはなぜでしょうか。詳しく解説します。
エンドキューティクルには水を吸うと膨張する性質があり、膨らんだ際にキューティクル全体に隙間ができて、そこから髪の内側にあった水分が流れ出します。結果、髪の毛は乾燥し、細く、もろくなります。髪の毛が全体的に細くなるとボリューム感も減り、地肌が透けて見えるようになって、まだ本数は減っていなくても薄毛(ハゲ)のような外見になります。

また、髪が濡れたままの状態では頭皮の常在菌が増殖しやすく、頭皮の炎症が起こります。炎症が元で毛根がダメージを受けて抜け毛が増え、薄毛(ハゲ)が発症することもあります。
入浴後にしっかり髪を乾かさない人に起こりやすい問題です。

コルテックス

キューティクルの内側にあり、髪の毛の90%を占めているのがコルテックスです。コルテックスはマクロフィブリルと呼ばれる繊維状のタンパク質と、間充物質(隙間を埋める物質のこと)、そしてメラニンの3つからなる「コルテックス細胞」で構成されています。
マクロフィブリルが髪を形作り、間充物質が弾力としなやかさを作り、メラニンが髪の色を作ります。

コルテックス

髪質はコルテックスで決まる

コルテックスには髪の形、弾力としなやかさ、そして髪の色を構成する要素が含まれていますから、「髪質」と呼んでいるものはほとんどコルテックスで決まると言えます。コルテックスの量には個人差があり、コルテックス細胞の量が多いほど太く弾力がある髪の毛になります。逆に少ない場合は細く、柔らかい髪の毛になります。

コルテックスのダメージは抜け毛や切れ毛の原因に

ブラシ

コルテックスは外部からの刺激や環境の変化に非常に弱い性質があります。パーマやヘアカラーの薬剤はコルテックスに作用してるため、これらの施術によって大きなダメージを受けます。コルテックスの損傷は抜け毛や切れ毛の原因となります。髪の傷みは放置すると薄毛の発症にもつながります。

メデュラ

髪の毛の最も中心部にあるのがメデュラです。キューティクルが髪の「表面層」でコルテックスが髪の「中身」であるならば、メデュラは髪の毛の芯と言えるでしょう。メデュラはアミノ酸と非ケラチンタンパク質で構成されており、構造としては空洞が多いスポンジ状になっています。

メデュラには未知の部分が多い

コルテックスやキューティクルと違い、メデュラはまだ明確な役割がわかっていません。メデュラも髪の毛の太さや弾力、強度に何らかの影響を与えていることはわかっているものの、キューティクルやコルテックスほどに役割がはっきりしていないのが現状です。

同じ人の髪の毛でも、メデュラの形状が異なることはよくあります。空洞になっているものや空洞が少ないもの、髪の毛の途中で途切れ途切れになっているものもあります。
さらに、メデュラが存在しない人も珍しくありません。メデュラがない髪の毛はかなり細いのですが、性質上劣るということはありません。これもメデュラの役割が不明確なままである理由のひとつです。

メデュラが与えていると思われる影響

メデュラが薄毛(ハゲ)につながるということはありません。よって、薄毛(ハゲ)を気にするのであればキューティクルの保護やコルテックスの保護を考えましょう。

髪の毛とタンパク質の関係

今度は髪の毛を構成する成分に焦点をあてましょう。
髪の毛の大半を構成するのはタンパク質で、残りはメラニンや水分、脂質です。タンパク質にも種類があり、髪の毛のタンパク質のうち9割は「ケラチンタンパク質」です。

タンパク質は肉や魚、大豆などを食べることで摂取できますが、体内で一度アミノ酸に分解されてから、体を構成するタンパク質へと再度作り直されます。人を構成するタンパク質は約10万種類ありとされ、ケラチンタンパク質はその1種類です。

タンパク質が不足した場合

タンパク質の不足は人の身体に深刻な悪影響をもたらします。皮膚、内臓、血液、そして髪の毛などタンパク質で構成されている部位全てに問題が生じます。具体的には、皮膚がボロボロになり、内臓のはたらきが悪くなることで体調不良が発生します。血液が不足すると栄養がいきわたりにくくなり、髪の毛をはじめ体全体が栄養不足になります。
髪の栄養不足は薄毛(ハゲ)を招きますし、身体全体に及ぶほどの栄養不足は深刻な健康被害に直結します。

髪の構造それぞれに気を配って薄毛を予防

男性

髪の毛を構成するキューティクル、コルテックス、メデュラの三層は、髪の保護や髪質の形成など様々な役割をもっています。これらはタンパク質でできています。タンパク質が不足すると髪が作られなくなり、細く弱々しい髪の毛になります。逆に言えば、タンパク質をきちんと摂取すれば髪の健康は維持しやすくなります。

またキューティクルは過剰な水分に弱く、コルテックスは薬剤などの外的刺激に弱いなどそれぞれに「弱点」があります。髪の層それぞれのダメージは髪の健康を損ね、薄毛にもつながります。
食事でのタンパク質の摂取、また正しいヘアケア、そして髪が傷むことを行なわないなどの努力で髪の毛を健康に保ち、薄毛を予防してください。

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