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薄毛に関するお悩み

公開日:2018年7月20日

更新日:2018年9月5日

知らなくて平気?薄毛(ハゲ)を招く間違った糖質制限

知らなくて平気?薄毛(ハゲ)を招く間違った糖質制限

ダイエット法として人気の糖質制限には、多少なりとも薄毛(ハゲ)を招く危険性があります。体内の糖質が不足すると、代わりに体内のタンパク質がエネルギーとして消費され、タンパク質不足となって髪が作られなくなるからです。もし糖質制限をしたいなら、正しい方法を理解してから行なうことが大切です。
そこで糖質の不足・過剰による髪や身体への弊害と、正しい糖質制限の方法についてまとめました。

糖質制限とは どれぐらい制限するのか

効果的なダイエット方法として糖質制限が注目されていますが、どれぐらい制限するのが正しい方法なのでしょうか。そもそも「糖質」とは何を指すのでしょうか。糖質制限の定義を確認しましょう。

糖質とは

糖質とは身体のエネルギー源で、タンパク質、脂質と並ぶ3大栄養素のひとつです。
糖質と炭水化物が混同されることがありますが、炭水化物は糖質と食物繊維の総称ですから厳密には同じものではありません。ただ、3大栄養素のひとつとして「炭水化物」という言葉を用いるときは主に糖質のことを指します。

どこからが糖質制限か

効果的なダイエット法としてブームになっているものの、糖質制限の明確な定義は存在せず、「何グラム、何食を制限する」という決まりはありません。ですから、たとえば「米飯をふだんの半分の量にする」「米飯は一日一食のみに減らす」と決めて実践すれば、それは糖質制限だ、と言えます。

ただ、定義や定番の方法が固まっていないからこそ、どの程度の制限ならば効果的であり、そして身体に負担をかけず安全なのか効果的なのかを理解する必要があります。

過度な糖質制限は薄毛(ハゲ)を招く

過度の糖質制限は薄毛(ハゲ)を招くおそれがあります。髪の成長に必要なタンパク質が欠乏するからです。

糖質不足の弊害

髪の90%以上はタンパク質で構成されています。髪だけでなく筋肉、皮膚、爪、臓器、神経など様々な組織はタンパク質をもとにしています。ところが、タンパク質は糖質の摂取量が不足しているときは分解されて、身体を動かすためのエネルギーとして代わりに消費される性質があります。

過度な糖質制限をすると、本来髪になるはずのタンパク質がエネルギーとして使われるため、髪を作れなくなり薄毛(ハゲ)になってしまうのです。

糖質の過剰摂取も髪には悪影響

糖質を減らしすぎることも問題ですが、糖質の過剰摂取にも害があります。糖質の過剰摂取による髪への影響を確認しましょう。

タンパク質が劣化する

糖質を過剰摂取すると、終末糖化産物(AGE)が作られやすくなり、健康な髪が生えにくくなります。

AGEとはタンパク質の糖化反応によってできる物質です。糖質を過剰摂取すると、余分な糖質は血液中に残り、やがて糖質とタンパク質が結合する糖化反応が起きます。糖化反応後のタンパク質は、糖質の濃度が下がれば正常なタンパク質に戻りますが、高濃度の糖質に長期間さらされると劣化して元に戻らなくなります。その劣化したタンパク質がAGEです。

AGEには強い毒性があり、肌に蓄積するとたるみやシワになり、血液に蓄積すると心筋梗塞や脳梗塞に、骨に蓄積すると骨粗しょう症に、と全身の美容や健康に悪影響を及ぼすと考えられています。

頭皮にAGEが蓄積した場合、健康な髪が生えにくい状態になります。頭皮のハリや弾力はコラーゲンや弾性繊維といったタンパク質でできています。これらのタンパク質が劣化すると本来の機能が低下し、ハリや弾力がない不健康な頭皮になり、健康な髪が生えにくくなります。

また、血管にAGEが蓄積すると薄毛(ハゲ)を招く恐れがあります。髪の成長に必要な各種栄養は血液によって頭皮の毛根まで運ばれています。ですがAGEが蓄積した血管は内側が厚くなり、血液の流れが悪くなります。血行不良は髪に必要な栄養が充分に届かない状態を招き、結果として栄養不足による薄毛(ハゲ)につながります。

薄毛(ハゲ)にならない正しい糖質制限

野菜

糖質制限で薄毛(ハゲ)にならないためには、適切な糖質の量を把握し、その範囲内に収まるように制限するのがポイントです。

1日の糖質の摂取目安

標準的な身体活動レベル(座り仕事中心、もしくは立っての作業や接客業で、通勤や買物、家事、軽いスポーツ等をする程度)の30~49歳男性の1日の推定エネルギー必要量である2,650kcal(キロカロリー)を例に出します。
厚生労働省によると、1日の炭水化物の摂取基準は、総エネルギー摂取量の50~65%です。炭水化物には糖質と食物繊維が含まれていますが、食物繊維はカロリーが非常に低いため、ここでは「糖質の摂取基準」として計算しましょう。
出典:厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2015年版)概要 

1日に必要なエネルギー摂取量が2,650kcalで、糖質で摂取すべき量はその50~65%で1,325~1,590kcalに相当します。糖質は1グラムが約4kcalなので、重さにすると約330~950グラムです。
つまり健康を損ねず、そして薄毛(ハゲ)にならないように糖質制限をするなら、330~950グラムの範囲に収めるべきです。米飯の重さはお茶碗1杯で約150グラムですから、米飯を1日に食べる量はお茶碗2~6杯程度を目安にしましょう。

正しい方法で糖質制限をしよう

男性

糖質制限はブームになっていますが、過度の糖質を制限は薄毛(ハゲ)を招く恐れがあります。薄毛予防、そして身体の健康を保つためにも、糖質制限をするなら正しい方法で行なうことが大切です。

糖質制限に明確な定義ありませんが、だからこそ、過度な制限を行なって健康を損ねる危険もあります。
過度な糖質制限により体内の糖質が不足すると、タンパク質が分解されてエネルギーとして消費されます。タンパク質は髪の原料になる栄養なので、エネルギーとして消費されると身体はタンパク質不足となり、髪が作られなくなります。そのため薄毛(ハゲ)になってしまうのです。

ただ、糖質の過剰摂取も薄毛(ハゲ)の原因になります。糖質を過剰摂取するとタンパク質の糖化反応が起こりやすくなり、多くのAGEが作られます。AGEは頭皮のハリや弾力性をなくしたり、血行を悪くしたりして、髪の成長を妨げるのです。

糖質制限をするなら過度に制限するのではなく、適正量を知ってコントロールしましょう。デスクワーク中心の30~49歳男性の場合、1日に290~370グラム、お茶碗にすると約2杯が目安です。これより減らないよう注意してください。

糖質制限を行なう際は、卵を積極的に摂取しましょう。卵は糖質が少なく、タンパク質、ビタミン、ミネラル、カルシウム、鉄、亜鉛など髪の成長に必要な栄養を豊富に含んでいます。腹持ちも良いので、ダイエットにも向いている食材です。

ダイエット効果が高いと話題になっている糖質制限ですが、過度な制限は薄毛(ハゲ)の原因になります。適切な量の糖質をしっかり摂取する、正しい方法で実践しましょう。

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