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薄毛に関するお悩み

公開日:2018年7月9日

更新日:2019年4月30日

煙草

抜け毛に影響あり!タバコを吸うと薄毛(ハゲ)になる理由

「タバコを吸うと薄毛(ハゲ)になる」という説は間違いではありません。喫煙によって体は様々な害を受け、薄毛(ハゲ)にもつながるのです。
タバコを吸うとどんな害があるのか。また、薄毛(ハゲ)とどんな関係があるのか。それらを確認しましょう。

ニコチンによって引き起こされる健康への害

タバコが薄毛(ハゲ)につながる理由は主にタバコに含まれる成分、ニコチンによるものです。ニコチンは髪の成長に必要な栄養を破壊するだけでなく、髪の栄養吸収を妨げます。
ニコチンが髪に与える悪影響を具体的に解説します。

血管収縮による血行不良

タバコを吸ってニコチンが体内に入ると、血管は収縮します。各種栄養素は血液によって身体に運ばれていますので、血管収縮により身体に行き渡る栄養は減少します。髪の毛についても同様で、血管収縮による血行不良で髪は育ちにくくなります。栄養が送られず、弱々しく育った髪の毛は非常に抜けやすく、薄毛症状につながります。

ビタミンの破壊

喫煙で体内に入ったニコチンは、活性酸素を多く発生させます。活性酸素は体に侵入したウイルスなどを退治する有益な役割もあるのですが、増加すると健康な細胞や栄養も破壊します。そこで、身体は活性酸素を減少させるために活動し、代償としてビタミンを消費します。

とくに大量に消費されるのがビタミンCで、タバコを1本吸うとビタミンC約25mgが消費されます。ビタミンCは毛細血管を作る役割があり、不足すると毛細血管が弱ります。またビタミンC以外にも血行促進効果のあるビタミンEも消費されます。

また頭皮にある毛母細胞に影響を及ぼすのが、ビタミンB12です。髪の毛は、この毛母細胞の分裂によって作られていて、ビタミンB12は細胞分裂を促してくれますが、タバコを吸うことでビタミンB12も消費してしまうことから、髪の毛を作ることが阻害され、薄毛の原因を引き起こします。

肝機能の低下

ニコチンは身体にとって「害をなす成分」であり、身体は体内へと侵入したニコチンを除去しようとして、肝臓でニコチンを分解し、無毒化します。ニコチンの摂取量が多ければ多いほど、肝臓は休みなく働き続けることになり、次第に疲弊して肝機能が低下し、分解できるニコチンの量が減っていきます。

また、肝臓には、食べ物からとった栄養を体が吸収できるように作り変えるという大切な機能があります。しかし、タバコを吸っているとニコチンを解毒することに追われ、栄養素を作り変えることができなくなります。

せっかく食事から髪の毛に必要な栄養をとっても、肝臓がニコチン解毒で忙しく、栄養が吸収できずに髪の毛は栄養不足となってしまうのです。

結果、ニコチンによる害は悪化し、抜け毛などの症状がさらに増えることになります。

ニコチン以外にもタバコで抜け毛が進行する

タバコによる抜け毛への悪影響の最たるものはニコチンですが、ニコチン以外にも抜け毛を進行させてしまうことがあります。

細胞を老化させる

タバコ1本を吸うことで、およそ100兆個の活性酸素を体内に発生させるといわれています。実は、活性酸素は私達が呼吸をするたびに取り込む酸素の2~3%は活性酸素に変化しています。そのため、常に体内に活性酸素は存在しているのです。

しかし、タバコを吸うことでその数が爆発的に増えてしまうことが問題となります。

活性酸素は老化の原因のひとつといわれ、細胞を老化させてしまいます。

髪の毛は、毛母細胞が分裂することにより生成されます。しかし、活性酸素で毛母細胞の活動が低下してしまい、髪の毛の生成が阻まれてしまうのです。

一酸化炭素で周囲にもダメージを与えている

タバコの煙には、一酸化炭素が含まれていて、血の流れを悪くしてしまいます。また、一酸化炭素は、酸素よりもヘモグロビンとの結合が強いため、酸素の運搬が阻害され、酸素不足となります。当然、髪の毛の生成をする毛母細胞にも必要な酸素が届かなくなり、薄毛や抜け毛を促進してしまうことになります。

また、一酸化炭素は副流煙に多く含まれています。タバコを吸っている本人のみならず、周囲にいて煙を吸った人にも悪影響があるのです。

男性型脱毛症(AGA)を進行させる

男性の薄毛で悩む人で、男性型脱毛症(AGA)である人も多いでしょう。

タバコに含まれる有害物質のひとつであるアセトアルデヒドは男性型脱毛症(AGA)の原因であるジヒドロテストステロン(DHT)を増加させるはたらきがあります。肝臓はジヒドロテストステロンの分解もしているのですが、ニコチンによる肝機能低下でジヒドロテストステロンも分解しきれなくなります。

また、前頭部に多く存在する男性ホルモンレセプターとDHTが結びつくことにより、ヘアサイクルが乱れ、薄毛や抜け毛が進行します。ただ、男性ホルモンレセプターとDHTの結びつきは体質により異なるといわれ、結びつきが強いほど薄毛になりやすいといわれています。

ニコチン依存症による問題

ニコチンは有害であるばかりでなく依存性があり、大量にニコチンを摂取するとニコチン依存症になります。ニコチン依存症とは何か、ニコチン依存症になるとどんな問題が発生するかについて紹介します。

ニコチンが脳に与える快楽

脳にある「ニコチン受容体」とニコチンが結合すると、脳には快楽物質であるドーパミンが分泌されます。タバコを吸うと、ニコチンはすぐに脳まで達し、快楽物質もすぐに分泌されます。タバコを吸うことに慣れれば慣れるほど、脳はニコチンを求めるようになってしまいます。これがニコチン依存症です。

ニコチン依存症の人に起こる症状

ニコチン依存症になると、ニコチンが足りない状態が続くほどにイライラを感じます。この精神的苦痛を解除しよう、脳のイライラを鎮めようとしてニコチンを取り入れるためにタバコを吸います。イライラを避けるために、タバコを吸うのをやめられなくなるのです。
「タバコを吸うとリラックスする」「イライラしなくなる」と主張する人もいますが、イライラはニコチン切れが原因ですし、リラックスしたと感じるのもニコチン切れが解消された結果に過ぎません。そもそもタバコを吸わなければイライラ感は発生しないのです。

イライラによる血管収縮

イライラすること(ストレスを感じること)で、身体の交感神経は緊張し、血管は収縮します。そうなると血行不良が起こって髪の毛は栄養不足になり、抜け毛につながります。

依存症になったものを断とうしたとき、体に起きる症状を「禁断症状」と呼びます。タバコをやめようとすると、ニコチン切れによるイライラは収まりませんし、血管収縮も起こるといった禁断症状がありますが、永遠に続くわけではありません。ニコチン依存症を克服することでイライラは消えていきます。
禁断症状はつらいものではありますが、もし喫煙を続けた場合にニコチンが体に及ぼす害の大きさ、深刻さを考えると、一定期間の禁断症状による不快感のほうがよほど小さく、それを乗り越えて禁煙したほうがメリットはずっと大きなものです。

ニコチン依存症のセルフチェック

自分がニコチン依存症かどうかは、簡単なテストでチェックできます。以下の9つのチェック項目のうち、5つ以上に該当すれば「ニコチン依存症の可能性が高い」といえます。
※喫煙者、あるいは喫煙経験者向けのテストです。

ニコチン依存症チェック

  1. 禁煙しようとして失敗した経験がある
  2. 喫煙本数を減らした(節煙した)ときに、いつもより強く「タバコを吸いたい」と感じた
  3. 禁煙もしくは節煙すると、イライラしたり集中力がなくなったりする
  4. イライラや集中力のなさを解消したくてタバコを吸ったことがある
  5. もともと吸うつもりだった数よりも多くの本数を吸うことがある
  6. 病気のときにも「タバコを吸いたい」と何度も感じた
  7. イライラはタバコのせいだと自覚しているが、それでもタバコを吸ってしまう
  8. 「自分はニコチン依存症なのでは」と思うことがある
  9. タバコが吸えない場所に行かなくなった、タバコを吸えない人づきあいを避けることが増えた

ストレスをためずにタバコをやめる方法

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禁煙するには、ストレスのコントロールは必須の課題です。ニコチン依存症が強いほど、ニコチンが切れたときのイライラの度合いも強くなり、タバコを吸わずにこのイライラと共生するのは非常に強いストレスになります。タバコをやめるには、ニコチン切れのイライラをどうやって乗り切るか、がポイントになります。

有効とされている禁煙方法を3つ紹介しましょう。

禁煙補助薬を使用する

禁煙補助薬の使用は非常に有効です。禁煙補助薬はニコチン切れの症状を軽減できる薬で、ニコチンを含むものと含まないものとがあります。

ニコチンを含まない薬は飲み薬で、服用することでニコチン切れの症状を軽減し、またタバコを「まずい」と感じさせる薬です。
ニコチンを含む薬は「ニコチンパッチ」といい、肌に貼り付けて使います。パッチに含まれたニコチンが皮膚から吸収され、ニコチン切れによるイライラなどの禁断症状を軽減します。パッチのニコチン量はタバコよりも少ないので害は抑えられますし、徐々にニコチン含有量のさらに少ないパッチに切り替えることで、段階的にニコチン吸収量を減らし、最終的には喫煙習慣とニコチン吸収の両方をなくすことを目的としています。
2つはアプローチ方法こそかなり異なりますが、いずれもニコチン切れのイライラに具体的な対策手段をもっているためか、禁煙補助薬を使って禁煙に成功できた、という人は多くいます。

生活パターンを変える

ニコチン切れによる禁断症状を紛らわすために、ふだんとは違った行動をとるのも有効です。たとえば出勤ルートを変えたり、朝起きてからとる行動の順番を変えたりといったささいな変化を作ることで、「いつも通り」と感じる慣れの要素を減らして、ふだんならタバコを吸っていたタイミングを作らず、あるいは手持無沙汰で「タバコでも吸うか」という気持ちにならないようにする方法です。

禁煙の目標時間を小刻みにする

メンタル面で考えるなら、目標時間を細かく設定することも禁煙に役立ちます。人によっては1か月以上、ニコチン切れで悩むこともあります。また、ゴールまでの道程があまりに長いと、途中でくじけてしまいやすいでしょう。
そこで、ゴールまでの間にいくつか小さな目標を作り、とりあえずは目先の小さな目標を、順にひとつずつ達成することを目指しましょう。「今日から一切吸わない」と決意するよりは「今日は仕事が終わるまで吸わない」「帰宅して食事して寝る直前になるまで吸わない」と小刻みに決めた目標のほうが実現しやすく感じますし、その小さな成功の積み重ねで自信もつきます。

禁煙すると起きること

禁煙してわずか8時間で、運動能力が改善されます。丸1日禁煙すれば、心臓発作の確率が下がります。そして3日の禁煙でニコチンが完全に抜けます。
ただし、喫煙歴や喫煙本数、頻度と個人差とで多少の違いはありますので、喫煙歴が長かった人や本数が多かった人は上記のめやすを過ぎて変化がなくても、根気よく禁煙を続けましょう。

禁煙をしながら、抜け毛対策をする

禁煙をすることで抜け毛が減ることが期待できますが、それだけが原因とは限りません。禁煙しながら行いたい抜け毛対策についてご紹介します。

食生活を見直す

タバコを吸っている間は、ニコチン解毒に追われ、栄養を作りかえられなかった肝臓も、禁煙することで、ようやく本来の「体に吸収できるよう栄養を作りかえる」ことができるようになります。

そこで、食生活を見直すのもおすすめです。

インスタント食品や脂っぽいものばかり食べていませんか?髪の毛のためには、タンパク質、ビタミン、亜鉛などを取ると効果的ですが、そればかりに偏るのではなく、あくまでもバランスよい食事をするよう心がけましょう。

育毛剤を使う

抜け毛が多いということは、頭皮の状態が良くない可能性が高いです。頭皮が乾燥したり、硬くなったりということはありませんか?正常な頭皮は潤っていて、指で押しても弾むような弾力があります。また乾燥していなくても皮脂が多く感じられる場合も頭皮の状態が良いとはいえないでしょう。

育毛剤は、頭皮の状態を良くすることで、髪の毛を育て抜け毛を減らしてくれます。まずは頭皮環境を整えるようにしましょう。

ストレスを発散する

ストレスを感じると、人間は血管を収縮させてしまい、その結果、血行が悪くなり必要な栄養素が頭皮に届かなくなります。また自律神経やホルモンバランスも乱れやすくなり、抜け毛や薄毛を進行させてしまう可能性もあります。

とはいえ現代人は時間や仕事に追われたり、人間関係などでストレスを感じたりすることが多く、ストレスを感じずに過ごすというのは難しいことです。そこで、ストレスを発散する自分なりの方法を作っておくことをお勧めします。

なるべく体を動かす時間を作る、ジムに通うことや、友人たちとスポーツをするのもよいでしょう。また没頭できる趣味を作るなど、1週間に1回はリラックスできる時間を設ける、マッサージに通うなどルーティーンを作るのもよい方法といえます。

ストレスを感じないことは無理でも、ためないで発散するようにしましょう。

タバコは百害あって一利なし

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タバコを吸い続けると、薄毛(ハゲ)のリスクだけではなく、血管収縮の影響によって病気のリスクも増大します。さらに、タバコに含まれたニコチンによる依存症もストレスの素となり、イライラによる血管収縮も起こります。これらを予防するためにも、タバコは一切吸わないのが最良の選択なのです。

ニコチンはタバコ以外にはほとんど含まれないため、タバコを吸わなければ補充されることもなく、また体内のニコチンも次第に体から排出されます。ですからタバコをやめるために必要な時間も、実際はそれほど長いものではありません。

ただ、いきなりタバコをやめるとどうしてもイライラや「タバコを吸いたい」という気持ちに支配されがちです。諸症状への対策を行なわないと、「タバコを吸いたい」という誘惑に負けてしまうかもしれません。禁煙成功率が高いという禁煙補助薬を処方してもらい、禁煙成功への第一歩を着実に踏み出しましょう。

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