薄毛に関するお悩み 薄毛に関するお悩み

薄毛に関するお悩み

公開日:2018年6月4日

更新日:2018年9月21日

お酒の飲み過ぎに要注意!薄毛につながりかねない3つの理由-1

お酒の飲み過ぎに要注意!薄毛につながりかねない3つの理由

アルコール分解でビタミン不足に

アルコールにより、ビタミンやミネラル、アミノ酸などの栄養素の多くが失われます。細胞の新陳代謝を促すにはこれらの栄養素が必要不可欠ですが、それがアルコールによって阻害されてしまうのです。また、栄養素の不足は髪の毛の新陳代謝を鈍らせ、髪の毛の正常な成長サイクルを阻害する要因にもなります。

アルコールの過剰摂取によって失われる栄養素のひとつに、アルコールや糖質を分解する際に必要な「ビタミンB1」があります。

お酒には、たくさんの糖質が含まれています。過剰に摂取すると糖質の分解に大量のビタミンB1が消費されるので、体はビタミンB1不足となります。つまり、お酒の飲み過ぎはビタミンB1不足を招き、アルコールの分解を阻害することになるのです。

またビタミンB1の不足は、脚気やウェルニッケ脳症といった症状を引き起こすことも。脚気の場合、全身倦怠や体重低下、四肢の知覚障害などさまざまな症状に悩まされることもあります。
(出典元:国立健康・栄養研究所
ウェルニッケ脳症は脳神経に異常をきたす病気です。ウェルニッケ脳症になると、せん妄などの意識障害、失調性歩行などの運動失調、ものが二重に見えるなどの眼球運動障害などが現れます。

メタボリックシンドロームになると薄毛のリスクも上がる

お酒の飲み過ぎはメタボリックシンドロームを進行させる原因になります。メタボリックシンドロームは、薄毛のリスクを上げる要因になるのです。

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪肥満の状態であり、かつ高血圧、高脂血症、高血糖の3つの項目のうちふたつ以上が当てはまる場合をいいます。メタボリックシンドロームが問題視される理由は、動脈硬化をきたしやすく、心臓・血管系の疾患につながりやすいためです。動脈硬化に至らずとも、メタボリックシンドロームは血液の循環を悪化させる要因になります。血液の循環の悪化は、頭皮や髪の毛への栄養供給の妨げとなり、将来的には薄毛につながるのです。

アルコールとメタボリックシンドロームには密接な関連性があります。内臓肥満や高血圧、高脂血症、高血糖のうち、薄毛ともっとも関連性があるのは高脂血症です。お酒の飲み過ぎにより中性脂肪が増加することが指摘されているからです。また、お酒と一緒に食するおつまみが脂っこいものであること、アルコールによって食欲が旺盛になることは、肥満の原因となります。

2000年に掲げられた日本国民の健康施策である「健康日本21」の中では、メタボリックシンドローム予防のための飲酒量は成人男性では1日平均2ドリンク程度(日本酒でいえば約1合)とし、週2日間の休肝日を設けます。また、既にメタボリックシンドロームに該当する方で前述の飲酒量を超えて飲酒している場合には、約1カ月程度の断酒をする必要があります。
(出典元:e-ヘルスネット

メタボリックシンドロームが直接的に薄毛につながるわけではありません。しかし、将来の薄毛や心血管系の疾患の予防のために、お酒の量をほどほどに抑えておくのが一番です。

アセトアルデヒドがジヒドロテストステロンを増やす

お酒の飲み過ぎに要注意!薄毛につながりかねない3つの理由-2

男性ホルモンは一般的に、骨や筋肉の発達を促したり、毛を濃くしたりする方向に働きます。しかし、髪の毛においては正常な成長サイクルを狂わせ、AGA(男性型脱毛症)の要因になるのです。この男性ホルモンの分泌が、飲酒によって促進されることをご存知でしょうか。

アルコールの分解は肝臓で行われます。お酒を飲むと、肝臓にあるアルコール脱水素酵素(ADH)などの働きにより、アルコールがアセトアルデヒドに分解されます。このアセトアルデヒドは有害物質であり、アルデヒド脱水素酵素の働きで無害な酢酸に分解されます。少量の飲酒であれば問題はありません。しかし、飲酒量が過剰になるとアセトアルデヒドの酢酸への分解が追いつかなくなり、分解されないアセトアルデヒドが体内に残ってしまいます。

アセトアルデヒドが増加すると、男性ホルモンの一部であるジヒドロテストステロン(DHT)の増加につながるといわれています。このDHTが前頭部や頭頂部にある男性ホルモン受容体と結合すると、毛母細胞の増殖が抑制され、髪の成長期が短縮することが分かっています。

飲酒で二日酔いや体調不良を起こしやすい方は要注意です。これは、アセトアルデヒドが分解されずに体内に残留しているからです。もし薄毛を気にされている方は、今からでも飲酒の量を調整されてみてはいかがでしょうか。

少量の日本酒は薄毛に効果がある可能性

お酒の飲み過ぎに要注意!薄毛につながりかねない3つの理由-3

これまでは飲酒による薄毛のリスクを述べてきました。しかし、お酒を飲んではいけないわけではありません。「酒は百薬の長」といわれるように、適度な量の飲酒は体や髪の毛の健康に効果的です。それは、お酒に含まれている特定の成分が、毛髪の成長を促すIGF-Ⅰ(インスリン様成長因子-Ⅰ)の生成と密接に関わっているからです。

IGF-Ⅰ(インスリン様成長因子-Ⅰ)とは、細胞分裂を引き起こすインスリン様成長因子群のひとつです。IGF-Ⅰは細胞の成長や分化、機能の維持に重要な役割を果たし、毛髪の成長サイクル促進にとっても重要な役割を果たします。IGF-Ⅰが髪の毛の元になっている毛母細胞にある受容体に作用すると、髪の毛の成長期の時間を延ばすと同時に、退行期や休止期の時間を短くするよう働きます。
(出典元:J-stage
つまり、IGF-Ⅰが薄毛対策、育毛に効果的なのです。

それでは、お酒の中のどのような成分がIGF-Ⅰの生成に寄与しているのでしょうか。日本酒を例にとって説明いたします。

日本酒を多く飲む地方の女性は、肌がきれいであるといわれてきました。これは、日本酒に含まれるα-グルコシルグリセロール(αGG)が知覚神経を刺激し、IGF-Ⅰの生成を増加させているためです。人間の皮膚に低濃度のαGGを塗布すると、肌の弾力性が増加することが研究結果で分かっています。これは、αGGによって皮膚の知覚神経が刺激され、皮膚においてIGF-Ⅰの生成が促されたからであると考えられています。

日本酒によるIGF-Ⅰの生成は、飲むことによっても促進されます。αGGが胃の知覚神経を刺激し、神経系のネットワークを介して脳へ伝達され、全身のIGF-Ⅰが増加することが分かっています。
(出典元:J-stage
適度な量の日本酒を飲むことは、薄毛対策には効果的なのです。

薄毛が気になる方は適度な飲酒を心掛けること

お酒を飲み過ぎる方は、薄毛になるリスクを抱えています。特に、男性の場合にはAGA(男性型脱毛症)を引き起こす恐れもあります。
一方で、適度な量の飲酒が健康を促進すると同時に、薄毛対策にも効果的です。

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