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薄毛に関するお悩み

公開日:2018年6月4日

更新日:2018年9月21日

老化による薄毛を予防できる!発酵食品の代表格「ヨーグルト」の力-1

老化による薄毛を予防できる!発酵食品の代表格「ヨーグルト」の力

老化による薄毛のメカニズム

老化による薄毛を予防できる!発酵食品の代表格「ヨーグルト」の力-2

高齢の方に見られる前頭部〜後頭部で生じる脱毛を、壮年性・老人性脱毛症といいます。壮年性・老人性脱毛症の原因は、主に男性ホルモンの影響です。

人間の髪の毛は、成長期、退行期、休止期を繰り返し、毛の新生・脱落が繰り返されます。しかし、思春期以降の男性ホルモンの増加により、本来長くて硬いはずの髪の毛が軟毛化を起こすことがあります。このような現象は、遺伝的な要因により比較的年齢の低い男性にも見られます(AGA=男性型脱毛)。このような軟毛化は、男性ホルモンの受容体が集中的に存在する前頭部〜頭頂部で発生します。

仮に若い年齢で薄毛にならなかったとしても、以下のような要因で高齢になってから発症する場合もあります。
ひとつは、思春期に増加した男性ホルモンの影響が高齢になって遅れて発現することが考えられます。さらに、前頭部〜頭頂部に存在する男性ホルモン受容体の感受性は、加齢とともに高まります。
また、毛の成長期においては、インスリン様成長因子(IGF-Ⅰ)の働きにより毛の増殖が促進されます。しかし、加齢とともにこのIGF-Ⅰの量が減少するため、毛の成長の妨げとなります。一方で、退行期においては毛の増殖を抑制する因子の働きで脱毛が促進されますが、これが加齢とともに増加することも考えられます。
(出典:老化と毛髪変化

さらに、男性ホルモンの影響とは関係なく、血管も加齢とともに老化します。血流が悪くなると頭皮や髪の毛への正常な栄養の供給を妨げる要因となるため、薄毛の要因にもなります。

老化を抑制?ヨーグルトが薄毛対策におすすめの理由とは

老化による薄毛を予防できる!発酵食品の代表格「ヨーグルト」の力-3

加齢とともに、薄毛は進行します。しかし、普段の生活習慣を少し見直すことで、老化を抑制し薄毛を予防することができます。
老化抑制に効果が期待できる食品のひとつに、発酵食品であるヨーグルトがあります。
発酵食品は、微生物や菌の働きによって食品が化学変化を起こし、人体にとって有益な状態に変化した食品です。元の食品にはなかった旨みや香りが引き出されること、発酵前よりも消化・吸収がしやすいことが特徴です。
日本の代表的な発酵食品としては、ヨーグルト以外にも納豆や味噌、醤油、日本酒などがあります。
納豆は、蒸した大豆に納豆菌を付着させることで作られます。「ナットウキナーゼ」という特殊な物質を作り出し、腸内環境改善や血流改善などの効果があります。味噌や醤油、日本酒などの食品は、麹菌から作られます。

ヨーグルトが薄毛対策としておすすめの理由は、3つあります。

1つ目の理由は、ヨーグルトを食ベることでインスリン様成長因子Ⅰ(IGF-Ⅰ)が増加するという理由。IGF-Ⅰは人間の身体のいたるところに存在しています。IGF-Ⅰは、髪の毛の成長期において髪の毛の増殖を促進する働きがあります。髪の毛に限らず、人間の身体の成長には成長ホルモンの分泌が寄与していると考えられてきました。しかし、実際には成長ホルモンによる作用は間接的なものであり、成長ホルモンの分泌を経由して作られたIGF-Ⅰが直接的に身体の成長に寄与しているのです。

IGF-Ⅰは、身体中の知覚神経を刺激することにより産生されることが分かっています。そのため、頭皮マッサージなどによって頭皮に刺激を加えることは、IGF-Ⅰの産生を促し育毛を促進するのです。一方で、頭皮への直接的な刺激だけでなく、胃の知覚神経を刺激することによって、IGF-Ⅰが産生します。ヨーグルトのような発酵食品は胃の知覚神経を刺激するのに効果的なのです。

2つ目の理由は、腸内フローラを整え栄養を吸収しやすい身体を作れるという理由です。腸には胃で消化した食物を吸収する役割があります。腸が汚れていると、食物の吸収が妨げられ、せっかく摂取した栄養素を全身に届けることができません。頭皮や髪の毛への栄養供給も妨げられるので、薄毛の原因にもなります。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌は、腸内で大腸菌などの悪玉菌の繁殖を抑制し、腸内フローラのバランスを保つ役割を果たしています。これにより、便通の改善やコレステロールの低下、がん予防など、さまざまな働きをもたらすといわれています。乳酸菌のように腸内フローラに有用で、生きて腸に届く微生物をプロバイオティクスといいます。
(出典:e-ヘルスネット

3つ目の理由は、乳酸菌自体に老化抑制作用があるという理由です。
プロバイオティクスを活用した長寿に関する研究は、以前から行われてきました。乳酸菌のうち、実際に老化抑制作用を示したのは、乳酸菌H61株でした。この事実は、マウスによる実験から検証されました。乳酸菌H61株を配合した飼料を与えたマウスと、そうでないマウスの経過を観察すると、前者のマウスは脱毛、目のただれなどが見られず骨密度が高いことが証明されました。
この実験で驚くべきことは、乳酸菌H61株を老化が始まった段階から与えたにもかかわらず、老化抑制作用があったということです。
(出典:農林水産省
つまり、高齢の方であったとしても、乳酸菌H61株の入ったヨーグルトをとることにより、老化抑制効果が期待でき、薄毛対策にもつながるのです。

おすすめはコレ!ヨーグルトの取り入れ方

高い効果を期待できるのは、乳酸菌H61株の入ったヨーグルトの摂取です。ヨーグルトを選ぶポイントとしては、以下の2点があげられます

生きたまま腸へ届く菌(プロバイオティクス)であること

菌のほとんどは、腸へ届く前に胃酸によって死滅してしまいます。そのため、生きたまま腸へ届くプロバイオティクスの入ったヨーグルトを選ぶのが理想といえます。プロバイオティクスには、BB536菌、乳酸菌シロタ株、ビフィズス菌SP株、ガゼリ菌SP株、LGG乳酸菌などがあります。

無糖または低糖であること

糖は老化や病気と密接に関わっています。血液中に余分な糖分が存在すると、体内にあるたんぱく質や脂質と結びつき、老化促進物質であるAGE(糖化最終生成物)を作り出します。 また、糖分をとりすぎると、知覚神経を鈍らせIGF-Ⅰの産生の妨げになります。 そのため、加糖のものではなく、無糖のプレーンヨーグルトをとるのが望ましいといえます。

適度な量を守って摂取することが大事

ヨーグルトは、胃の知覚神経を刺激してIGF-Ⅰ産生を促します。また、腸内フローラを整え、老化抑制作用があることから、薄毛対策には効果的な食品といわれています。
なお、ヨーグルトの過剰摂取はかえって健康を損ねてしまう可能性もあります。ヨーグルトの乳たんぱくは、動物性たんぱく質です。動物性たんぱく質は、消化・吸収の際に内臓に負担をかけやすいというデメリットもあるため注意が必要です。

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