頭皮の悩み

公開日:2018年3月12日

更新日:2018年7月20日

頭のかゆみは放置するとハゲる?かゆい頭の原因と解決法

頭のかゆみは放置するとハゲる?かゆい頭の原因と解決法

■シャンプーを見直すことの重要性

「毎日きちんとシャンプーをしているのに、頭がかゆい…。」実は意外と多い悩みです。ここでは、頭がかゆみを起こす原因を見てみましょう。

洗い残しがある

シャンプーの洗い残しが、かゆみの原因であることは少なくありません。シャンプーの際、きちんと洗い流さなければ頭皮に残ります。洗い残ったシャンプーは頭皮を刺激するので、皮脂が過剰に分泌されたり、かゆみを引き起こしたりします。

また、皮脂が多いと頭に常在しているマラセチアという真菌(カビの一種)が繁殖しやすくなります。こうした菌も原因の1つです。

頭皮が乾燥している

髪の毛の洗いすぎもかゆみの原因となりえます。シャンプーは余分な皮脂を洗い落としますが、過剰にシャンプーすることによって、最低限必要な皮脂も落とすことになります。

皮脂が少なくなると、肌を乾燥から守るバリアとしての機能が作用しなくなります。このバリア機能の低下した時に刺激が加わると、頭皮に激しいかゆみと肌荒れが引き起こるのです。

頭皮が傷ついている

シャンプー中は温かいお湯で頭皮は柔らかくなっています。柔らかい状態の頭皮に爪を立てて掻くように洗ったり、力を込めてゴシゴシ洗ったりすると、頭皮は簡単に傷つきます。結果、傷ついた箇所に菌や汚れが入り、アレルギー反応が出てかゆみを引き起こします。

シャンプーの成分があわない

自分の体質と相性の悪い洗浄成分が強い刺激となり、かゆみが生じるケースもあります。シャンプーに含有される洗浄成分は、多種多様なので人によって合う成分や合わない成分が異なります。

とくに高級アルコール系シャンプーに含まれる洗浄成分は洗浄力が強い分、頭皮への刺激も強いため強いかゆみが生じることがあります。洗浄成分の見直しも効果的です。なお、ラウリル硫酸ナトリウムやラウレス硫酸ナトリウムが高級アルコール系シャンプーの洗浄成分です。

添加物が含まれている

食品に含まれる成分の中には、防腐剤などの添加物が含まれています。この添加物によってアレルギーを引き起こし、かゆみが引き起こされます。また、かゆみだけではなく肌荒れや赤みなどの肌荒れトラブルが起こることもあるため、シャンプーの中に含まれている成分に添加物があるかどうかを確認しましょう。

■かゆみを防ぐシャンプーを選ぶ際のポイント

三本のシャンプーボトル

かゆみを防ぐシャンプーは人それぞれで、体質によって合うものと合わないものがあります。大切なのは、自分の体質にあったものを探し、正しく使うことが正解です。ですが、かゆみを防ぐためのシャンプー選びにはある程度の条件があります。シャンプー選びのポイントを紹介していきましょう。

刺激の少ないものを選ぶ

かゆみが少ないシャンプーを選ぶ際、なるべく頭皮に刺激のないものを選ぶのが良いでしょう。頭皮に刺激が少ないことで有名なのが、アミノ酸系シャンプーです。ただ、アミノ酸系シャンプーの中にも高級アルコール系シャンプーの洗浄成分が含まれているものがあるため注意しましょう。
ちなみにスカルプDのシャンプーはアミノ酸系成分を多く含むシャンプーで、刺激の少ないシャンプーとしても知られています。

【おすすめのシャンプー】
スカルプD 薬用スカルプシャンプー[医薬部外品]

通常価格: 3,900円(税込)
有効成分:「ピロクトン オラミン」「グリチルリチン酸 2K」「サリチル酸」
商品説明:頭皮を健康に近づけることで発毛を促進させます。スカルプD独自の豆乳発酵液(3種の大豆成分)を配合し、薄毛の原因になる男性ホルモンにアプローチします。ストロングオイリー、オイリー、ドライの3タイプがあり、皮脂タイプに合わせて選べます。

 

添加物の有無

肌は弱く、アレルギー持ちの人が重視すべき項目です。とくにラウレス硫酸Naやポリオキシエチレンラウリルエーテルなどは刺激が強いため、使用する前にパッチテストをしておくと良いでしょう。アレルギーの人であれば、気をつけておいた方がいい添加物の種類を確認しておくのもおすすめです。

頭皮の状態

シャンプー選びの根本的な問題に頭皮の状態があります。頭皮のかゆみの原因によって、シャンプー選びも変わってくるからです。たとえば、皮脂が多くマラセチア菌が増殖しているのであれば、アミノ酸系シャンプーよりも薬用シャンプーのほうが有効です。

あるいは、高級アルコール系シャンプーで余分な皮脂を除去するほうが、頭皮のかゆみを解消できることもあります。まず、何が原因でかゆいかを見極めてからシャンプーを選びましょう。

■頭皮にかゆみが起きる根本的な原因とは?

頭皮のかゆみは、身体的な原因と心理的な原因が引き金となります。

頭皮の乾燥

頭皮は年齢とともに乾燥しやすくなります。個人差はありますが、頭皮にあるセラミドやコラーゲンといった水分を蓄えるのに欠かせない成分が減少していくためです。
また、季節や日光といった気候なども、乾燥の大きな原因になります。日光や外気にさらされることの多い頭皮は、気候による影響を受けやすく簡単に敏感な状態になります。すると、かゆみを感じる神経が反応しやすくなり、かゆみを感じることが多くなるのです。

雑菌の繁殖

本来、人の皮膚には常在菌とよばれる細菌が存在しています。常在菌は皮脂をエサとして食べて頭皮を弱酸性に保ち、雑菌の増殖を防ぐはたらきをします。
ただし、常在菌はちょっとした環境の変化で頭皮に悪影響を与えます。たとえば、皮脂の分泌量が増えてマラセチア菌やアクネ菌が増殖すると、皮膚を刺激して頭皮の炎症を起こし、かゆみを生じさせます。

ストレス

身体的な理由以外にも、過剰なストレスを抱えているとかゆみを感じる場合があります。社会的な重圧、生活習慣や寝不足などさまざまな理由でストレスを感じると、脂肪細胞からヒスタミンというアミノ酸が分泌され、皮膚の知覚神経に作用することでかゆみを生じさせます。

感染症の疑い

シラミのような寄生虫が人の頭に住み着くと、頭皮から血を吸いかゆみや湿疹を引き起こします。また、水虫の原因菌が頭皮に付着して、かゆみやフケ、脱毛などの症状を引き起こす場合もあります。主な感染源として、菌が付着した爪や指で頭皮をかくことや家の中でペットを飼うことがあげられます。こういった感染症を防ぐには、感染の引き金となる行為を避けるか頭皮の清潔さを保つ必要があります。

■頭のかゆみの原因は頭皮湿疹?

頭のかゆみの原因は、頭皮湿疹が関係している場合があります。ここでは頭皮湿疹について紹介します。

頭皮湿疹の症状

頭皮湿疹の症状には次のようなものがあります。

小さな湿疹がある
湿疹が出る症状。頭皮に小さなポツポツが生じ、その周辺がかゆくなります。

かゆい箇所が赤くなる

炎症を起こし、赤くなる症状。頭皮が赤い場合、炎症を起こしている可能性があります。

乾燥肌で、フケが多い

乾燥し、多量のフケが出る症状。頭皮が荒れて、乾燥から守る皮脂も剥がれ落ちてなくなっている状態です。皮脂はフケとなり、髪の毛にちらばったり、肩に落ちていたりします。

頭皮湿疹の種類

頭皮湿疹といっても、4種類もの種類があります。ここでは、その4種類の湿疹について紹介しましょう。

接触性皮膚炎

皮膚がかぶれるタイプの頭皮湿疹です。たとえば漆や金属、ゴムなどに触れると発生することが多いですが、人によってはアレルギー持ちのものに触れても発生することがあります。

脂漏性皮膚炎

これは、過剰に分泌された皮脂が原因で発生する皮膚炎です。この皮膚炎はマラセチア菌が大量発生しやすく、フケが多くなるのが特徴です。

皮脂欠乏性皮膚炎

こちらは脂漏性皮膚炎とは逆に皮脂が欠乏している状態で発生する皮膚炎です。この皮膚炎は、頭皮が乾燥し、肌が荒れることで発症します。

アトピー性皮膚炎

頭皮湿疹の中で最も厄介なのがアトピー性皮膚炎です。このタイプはまだ明確な治し方がわかっておらず、アレルギー反応で発生する他、心因性のものも存在します。そのため治療が難しく、完治に時間が掛かるケースもあります。皮膚科で相談し、薬を処方してもらうのが一番効果的です。

頭皮湿疹の詳しい症状や具体できな治療法について知りたい人は、次の記事を参考にしましょう。

頭皮湿疹を改善するには?正しい治療で皮膚炎のかゆみを克服

■頭皮湿疹の対策法

カルテを記入する医師

頭皮湿疹が出た場合の対策法を紹介します。

皮膚科で診てもらう

皮膚科の受診は最も確実な対策方法です。まず、自分の頭皮湿疹の原因を把握し、そこから湿疹を悪化させないようにして症状を鎮める治療方法を行っていきます。専門医の指示にしたがって改善に努めましょう。

処方された薬を飲み切る

医者に診てもらった際には、お薬を処方してもらうことが多いですが、処方されたお薬は最後まで使い切りましょう。途中で改善したからと飲むのをやめると、完全に治り切っておらずまたぶり返すことがあります。用法用量を守り、完治に向けきちんと飲み続けましょう。

■頭のかゆみを改善する対策法

頭皮湿疹は医師の治療が必要になりますが、それ以外で頭のかゆみを改善するには、次の点を心がけた生活を送ることが重要です。

シャンプーは低刺激のものを選ぶ

シャンプーはアミノ酸系シャンプーのような低刺激のシャンプーを選ぶのが最も無難です。また、シャンプーの際は洗い残しの無いようにしっかりと頭を流しましょう。
ただ、一日に何度もシャンプーで髪を洗うのは好ましくありません。皮脂には頭皮をホコリや紫外線といった外的刺激から守る役目がありますが、何度も頭を洗うことで必要な分の皮脂まで洗い流してしまう場合があるためです。過度な洗髪はフケやかゆみのような頭皮トラブルにつながるため、気をつけましょう。

次の記事では頭皮のかゆみを解決するためのシャンプーの方法を紹介しています。低刺激のシャンプーを使っていても頭皮のかゆみが治まらない人は一度シャンプーの方法を見直してください。

頭皮のかゆみの解決はシャンプーが握っている 正しい洗髪の仕方を紹介

正しい方法でシャンプーをする

頭皮のかゆみを改善するには、正しい方法でシャンプーを行なうことが重要です。たとえ頭皮にやさしいシャンプーを選んでも、泡のすすぎ残しがあって充分に頭皮全体を洗えていなければ、残ったシャンプーの泡や皮脂汚れが頭皮に負担をかけます。
頭皮のかゆみを起こさないようにするには、適した洗浄力のシャンプーで頭皮全体を充分に洗い、泡が残らないように時間をかけてすすぎ落すことです。
また、シャンプーの原液をそのまま頭皮につけて泡立てると頭皮に負担をかけてしまいます。泡立てる際は洗顔や体を洗う際に使う泡立てネットなどで、あらかじめ泡立ててから使いましょう。頭皮を洗う際は力を入れ過ぎず、指の腹で頭皮を軽く動かすように揉むのがポイントです。

充分に睡眠をとる

頭皮のかゆみ対策に睡眠は重要です。頭がかゆい原因のひとつにストレスがありますが、睡眠はストレス解消に最も有効な手段の1つであり、しっかり眠ることでストレスを軽減しはかゆみも軽くなります。

もし、かゆみで寝付けない時は、皮膚科に相談してかゆみ止めの薬を処方してもらいましょう。

食生活の改善

偏った食生活は危険です。とくに脂質の多い食事は、分泌される皮脂の量を増やします。脂漏性皮膚炎を発症するリスクが高まるため、あぶらものを極力控えた栄養バランスの良い食事をとることが理想です。

バランスの良い食生活において、野菜の摂取はとくに重要です。ほうれん草などに含まれるビタミンAは皮膚の健康維持に重要であり、レモンなどに含まれるビタミンCには炎症を抑える作用があります。野菜を積極的に摂ると良いでしょう。もし、栄養に偏りがある場合はサプリを飲むのも有効ですが、なるべく食事で摂取してみてください。

ストレスを解消する

日常生活で感じるイライラや不満、緊張などで身体に精神的なストレスがかかると、かゆみを感じやすくなります。2018年現在、厳密な関連性は解明されていませんが、ストレスを解消することでかゆみのリスクを軽減する効果が期待できます。
ただし、ストレスは現代社会において切り離せない存在であり、知らず知らずのうちに多大なストレスを抱えていることも少なくありません。もしストレスのケアがうまくできていないと感じる場合は、ストレスの原因を突き止めて解消するにはどうすべきかを考えることが大切です。
ストレスの発散方法はいろいろありますが、自分に適したものを選び適切に処理するよう心がけましょう。

適度な運動をする

軽い運動をすると、かゆみの原因になるストレスを軽減することができます。また運動によって適度に汗をかくと、頭皮の皮脂を浮かせてシャンプーによる洗浄効果を高めることも期待できます。
改まって運動する時間が取れない場合でも、階段の昇り降りや徒歩による移動、ストレッチや軽い屈伸などをすることでも運動になります。できる範囲で積極的に運動を取り入れましょう。

市販の薬でかゆみを抑える

メントールが配合された塗り薬は、患部に適度な清涼感を与えてかゆみを抑える効果があります。かゆみの根本的な原因を解消するには不充分ですが、かゆみのせいで頭皮を掻きむしることがなくなるため、皮膚を傷つけてさらに悪化させることを避けられます。
かゆみ止めの薬が手元になく、とっさに一時的なかゆみに対処したい場合は保冷パックや冷水で冷やすことでも代用できます。あまりにも長くかゆみを我慢するのもストレスの原因になりますが、極力かゆい場所は掻かないよう徹底しましょう。

かゆみのもとになる食品を控える

特定の食べ物には、かゆみを感じる成分であるヒスタミンの発生を促すものや、ヒスタミンと似たかゆみを感じさせる成分が含まれています。たとえば魚介類であれば、サバやマグロ、イワシ、サケ、サンマといった光り物に多く含まれます。とくに鮮度の悪い生の状態は、かゆみを感じさせる成分が増えるので注意が必要です。他も豚肉やそば、里芋、ナスといった食材やワインやビールといった酒類も、頭皮のかゆみにつながる恐れがあります。かゆみの原因に心当たりがない人は、食事内容を見直しましょう。

頭のかゆみはしっかりと対策をすることで防げる

頭皮湿疹は、人によって原因が異なり、対策が難しく見えます。

しかし、きちんと取るべき対策を取り、シャンプーや私生活の改善をすればかゆみは抑えることができます。まずはじめに頭皮の刺激が少ないシャンプーを選び、洗い残しの無いように洗い、生活習慣を正しましょう。

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