頭皮の悩み

公開日:2018年3月12日

更新日:2018年7月20日

夕方くらいからする頭皮の臭いの原因は皮脂の過剰分泌だった

頭皮が臭う2つの原因とは?シャンプーで臭いは改善できるのか

頭皮の臭いトラブルを解決するには

頭皮の臭いは、抜け毛やかゆみと同じくらい多くの人が悩んでいます。凄まじい刺激臭というわけではありませんが、嫌な臭いが漂い不快感をもたらします。
この臭いは自分では気づきにくい分、知らず知らずのうちに周囲の人に迷惑をかけていることもあります。 ここでは、頭皮の臭い対策についてお話していきましょう。

重症度別!頭皮の臭いをチェック

頭皮の臭いは人によってその度合いが異なります。頭皮の臭いを正しく把握するために、臭いのチェック方法を紹介していきます。

枕の臭いをかぐ

枕の臭いをかいで「くさい」と感じたら頭皮が臭いを発していると判断できます。2~3日使った枕カバーをかぐと、より正確に臭いを把握できます。体臭は年齢とともに変化しますが、皮脂の場合はおもに使い古した油のような臭いがします。枕をかいで臭いを感じるのは珍しいことではありません。頭皮の臭いに悩む人の中では比較的に軽度だと言えます。頻繁に洗いすぎず、適した洗浄力をもつシャンプーで正しく洗いましょう。

頭皮を指でこする

頭皮を指でこすって指の臭いをかいだ際に「くさい」と感じる場合は、頭皮が臭っている証拠です。長時間にわたり何度も皮脂がつく枕の場合と異なり、頭皮を直接触れた段階で臭いがするのは臭いの原因となる菌が活発に活動しているか、シャンプーで皮脂が充分に洗い落とせていない恐れがあります。また触れた指がギトギトする場合は皮脂が多く分泌されているため、シャンプーで皮脂を適度に洗い落とす必要があります。

ドライヤーの風を当てる

髪が乾いている状態で頭皮にドライヤーの風を当てて、ドライヤーの風に乗って臭いを感じたら、頭皮が臭いを発している証拠です。ドライヤーは頭の後ろから前に向け、臭いが鼻に届くようにしてください。
シャンプーによる洗浄に問題がある場合や、生活習慣による悪影響で皮脂の臭いが強くなっている可能性があるため、原因を特定して改善に努めましょう。

頭皮は皮脂が分泌しやすい

人間の皮膚は皮脂腺という皮脂を分泌するための器官があり、体の部位によって皮脂腺の数が異なります。油分でテカテカしやすい顔のTゾーンよりも、頭皮のほうが2~3倍も多く皮脂腺が存在します。そのため頭皮は他の肌よりも皮脂まみれになりやすく、増えすぎないように適度に洗浄する必要があります。

頭皮の臭いが気になる原因

頭皮が臭いを発する原因は、おもに 「皮脂が過剰分泌されているか」「頭皮に潜んでいる常在細菌が大量に繁殖しているか」 の2点です。 
なぜ皮脂が分泌されると臭くなるのか、また、菌が繁殖すると臭くなるのか。ここではその理由を説明します。

原因その1:皮脂の過剰分泌

皮脂は、頭皮の臭いにおいて大きな要因です。 
と言うのも皮脂は、皮脂腺と呼ばれる場所から分泌されます。皮脂腺は体中にありますが、頭部は体の中でも皮脂腺が多く分泌されやすい場所にあります。そのため、皮脂が分泌されるごとに、その皮脂をエサにする常在菌が増えていくのです。 
この頭皮に増えた常在菌は皮脂をエサにして増殖するわけですが、それと同時に皮脂が酸化させるため悪臭成分が発生します。この酸化した皮脂は分泌されればされるほど悪臭となり、周りに不快感を与える臭いとなります。

原因その2:菌の繁殖

不健康な生活が続くと、皮脂に含まれる脂質やアンモニアの割合が増えていきます。これは常在菌の好物であり、より細菌が繁殖しやすい環境になります。 
ワキガや服の汗臭さの原因も同じく菌の繁殖が原因で、汗そのものに臭いはありません。これは、汗に含まれた皮脂が菌に分解・繁殖したことにより、悪臭へと変化するわけです。

皮脂が増える原因

皮脂が増えるのは、間違った洗髪・ヘアドライの他、ストレスによるホルモンバランスの変化が原因です。洗髪方法を変えるだけでも、余分に分泌された皮脂を取り除くことができます。ここでは洗髪法を間違えないように、間違った洗髪方法の代表例を挙げていきます。

間違った洗髪

洗浄力が強すぎるシャンプーは、皮脂を増やすことにつながります。 
実際、強力なシャンプーは皮脂を必要以上に洗い落とします。乾燥を防ぐバリアとして必要な皮質も洗い流すのです。この結果、体が頭皮を乾燥から守ろうとして、普段よりも大量に皮脂を分泌します。 
また、洗い残しのシャンプーは頭皮の刺激となり、皮脂を増やす原因となります。
皮脂を増やさないためには、洗い残しがないようしっかり洗う必要があるのです。

シャンプーの方法に不安がある人は、次の記事で紹介している項目を参考にしてください。

間違ったシャンプーの選び方や正しいシャンプーの方法とは?

間違ったヘアドライ

髪の毛を乾かすのにドライヤーではなくタオルのみで終わらせる人もいますが、これは頭皮や髪の毛にとって大きな負担になります。 
タオルだけでは、洗髪後の頭皮や髪の毛の水分を完全に拭き取ることはできません。その結果、頭皮が蒸れて乾燥しやすくなり、皮脂が過剰に分泌されるのです。 
他にも、ドライヤーで熱風を強く当てすぎると、頭皮が乾燥させる可能性が高いため注意が必要です。

ストレス

仕事や私生活などのストレスは、皮脂の過剰分泌につながります。その理由は、人はストレスが高い状態が続くと、体内のホルモンバランスが狂うためです。男性ホルモンには皮脂分泌を促す作用があり、ホルモンバランスが崩れて男性ホルモンの分泌量が増えると、皮脂が過剰に分泌されます。

過剰な皮脂は頭皮にいる常在菌の繁殖を促して、頭皮の炎症やかゆみ、フケのような皮脂トラブルを引き起こします。ストレスをため込まないよう、美味しいものを食べたり、好きな音楽を聴いたりなど、自分にあったストレス解消方法を見つけて実践しましょう。

加齢による肌の衰え

年齢を重ねるごとに皮膚の機能は衰えます。それにより、分泌する皮脂量と水分量のバランスが崩れると、相対的に皮脂が多く分泌されるようになるのです。そのため保湿力を補ったり皮脂を適度に落とすシャンプーを選んだりするなど、加齢による衰えに合わせた頭皮のケアが必要です。

不摂生な食事

栄養のバランスが偏っていたり、油分や糖分の多い食事を好んで食べていたりすると、皮脂が増えます。肌の機能を維持するタンパク質やビタミンがかかせません。
また動物性脂肪の多い乳製品や、果物やお菓子に含まれる糖分は皮脂の材料になるため、摂りすぎると皮脂の分泌量が増える恐れがあります。そうならないように食事内容を見つめ直しましょう。

食事で皮脂を抑えて臭いを改善しよう!

常在細菌が増える原因

常在菌=悪ではない

常在菌の話をする前に、まず知っておいてもらいたいことがあります。それは、 「常在菌自体は決して悪い菌ではない」ということです。
常在菌は、新陳代謝で剥がれ落ちた皮脂を分解する他、皮膚のバリアや、病原体の侵入を防ぐといったはたらきをしています。もし、常在菌がほとんどいなくなった場合、頭皮の汚れや臭いがより発生しやすい環境となり、皮脂の分泌量も増えます。
しかし、多すぎても頭皮の乾燥やかゆみ、臭いをもたらします。つまり、常在菌は増えすぎず減りすぎず一定のバランスを保つのが一番良いのです。

なぜ常在菌は増えるか

常在菌が増える理由は、やはり皮脂の量が増えることが最大の原因です。皮脂が増えればその分常在菌が活発になる環境がつくられるため、自然に菌の量が増えるのです。
ストレスや乾燥肌によって頭皮の皮脂が分泌されやすい状態はあまり良い状況ではありません。皮脂が増えすぎないようにする環境づくりは大切です。それでは、皮脂が増えすぎないようにするために気をつけるポイントについて説明します。

刺激の強いシャンプーと弱いシャンプーの違い

自分にあったシャンプーを

ドラッグストアや通販など、市場ではさまざまなシャンプーが売られています。製品によって特徴は異なり、かゆみに効くシャンプーや香りの良いシャンプーなど多くの商品が販売されています。
シャンプー選びで一番大事なことは自分に合ったシャンプーを選ぶことです。自分に合わないシャンプーはかゆみや乾燥の原因となり、頭皮の環境を悪化させます。
ここでは、刺激の強いシャンプーと刺激の弱いシャンプーの違いについて紹介します。

刺激の強いシャンプー

シャンプーは頭皮と髪を洗うために、界面活性剤という洗浄成分が含まれています。その中でも、洗浄力の強いシャンプーが、高級アルコール系と呼ばれるシャンプーです。
高級アルコール系シャンプーは洗浄力が強いため、頭皮に刺激を与え負担をかけます。ふだんから高級アルコール系シャンプーを使用していて頭皮が乾燥する、かえって皮脂量が増える人は、頭皮に負担がかかっていると判断できます。そうした場合は、シャンプーの見直しが必要です。

高級アルコール系シャンプーは成分表に「ラウリル硫酸~」「ラウレス硫酸~」などが記載されています。それ以外にも高級アルコール系の成分はありますが、この2つの成分を覚えておけば、どういったシャンプーかある程度見分けられます。

刺激の弱いシャンプー

アミノ酸系シャンプーは低刺激で、やさしい洗浄力で頭皮に負担がかかりにくい、アミノ酸系の界面活性剤が使われています。刺激がやさしいだけではなく保湿力も高いのが特徴で、髪の毛を傷ませたくない人や頭皮の乾燥などで悩んでいる人におすすめです。ただ、洗浄力が弱いので丁寧に洗髪をする必要があります。

アミノ酸系の界面活性剤で主流なのはラウロイル系やココイル系の洗浄成分で、ココイルダルダミン酸TEAや、ラウロイルメチルアラニンNaなどのさまざまな種類があります。ラウロイル系とココイル系の2つを覚えておくことで、アミノ酸系シャンプーかどうかをある程度見分けられます。

結局なんのシャンプーが良いのか?

前述したように、一番良いのは自分の肌にあったシャンプーを選ぶことが重要です。体質によっては刺激が強いシャンプーのほうが良いこともありますし、逆もまた然りです。 
これは、男性、女性どちらにも共通しています。 
強いていうなら、女性の場合は男性よりも髪の毛が長いため、髪の毛が傷まない低刺激シャンプーのほうが適しています。

スカルプDスカルプシャンプーは低刺激のアミノ酸シャンプーで、脂性肌や普通肌、乾燥肌など肌質ごとに適した洗浄力をもつタイプがあります。自分に適したシャンプーを探して正しく洗髪しましょう。

【おすすめのシャンプー】
スカルプD 薬用スカルプシャンプー [医薬部外品]

通常価格:3,900円(税込)
有効成分:「ピロクトン オラミン」「グリチルリチン酸2K「サリチル酸」
商品説明:頭皮を健康に近づけることで発毛を促進させます。スカルプD独自の豆乳発酵液(3種の大豆成分)を配合し、薄毛の原因になる男性ホルモンにアプローチします。ストロングオイリー、オイリー、ドライの3タイプがあり、皮脂タイプに合わせて選べます。

これだけは外せない!おすすめの頭皮ケア方法

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洗髪は頭皮を清潔にするためにかかせません。洗髪を雑にすると、充分に洗い落とすことができずに古い皮脂が残ります。また、シャンプーの洗浄成分が残りやすくなり、それによって頭皮に負担がかかります。 それを防ぐため、正しい洗髪方法で頭皮を洗う方法を紹介します。

洗髪前にブラッシング

まず、ブラッシングで大きなホコリや汚れを取り除きます。この時、ブラシの刺激で頭皮のマッサージを行なえば、頭皮の血行の促進にもつながり、抜け毛予防につながります。

ゆすぎ

まず、少し熱のお湯で3分ほど時間をかけて髪の毛を洗い流しましょう。このゆすぎは重要であり、少量のシャンプーで充分な洗髪が行なえるようになります。シャンプー・リンスが少なければ、その分、洗い残しや頭皮の刺激を抑えることが可能です。

シャンプー・リンス

いよいよ、本洗いです。シャンプーは直接髪につけるのではなく、軽く泡立ててから髪の毛に載せる感じで洗います。
シャンプーを直接頭皮につけると必要以上の刺激を与え、毛穴に入り込むため洗い流しがでやすい状況が生まれます。
本洗いをする際は、指の腹でやさしく揉むように行なうのがポイントです。
ブラッシングとゆすぎので、ほぼすべての汚れは洗い流せています。シャンプーで洗髪する目的は余分な皮脂を洗い流すことです。

すすぎ

すすぎは、40度以下のお湯で3分以上かけて洗い流してください。丁寧にすすぎ洗いをすることで、洗い残しをなくすことができます。

トリートメントをつける

髪をいたわりたい人は、ヘアドライをする前に洗い流さないトリートメントを使いましょう。タオルドライの摩擦やドライヤーの温風は、どれだけ慎重に行なっても髪にダメージを蓄積させます。事前にトリートメントで髪の表面をカバーしておくことで、髪へのダメージが軽減できます。
トリートメントの油分が頭皮につくと汚れの原因になるため、毛先を中心に頭皮につかないよう気をつけましょう。

ヘアドライ

タオルドライとドライヤーの2つを併用することになります。タオルドライは、強くこすりすぎず、タオルで水分を吸い取るように意識して水分を拭いましょう。このタオルドライを丁寧に行なうことにより、ドライヤーの使用時間を短縮できます。
また、ドライヤーは、10センチ以上頭皮から離して使用してください。ドライヤーが近すぎると頭皮や頭髪が傷みやすくなります。なお、自然乾燥は乾燥までの時間に菌が繁殖するため、自然乾燥のみのヘアドライはおすすめできません。

番外編・クレンジング

女性の場合、クレンジングでメイク落としをすることが多いと思われます。このクレンジングは、洗髪と同じく注意すべきポイントがいくつかあります。
実は、クレンジングは、洗髪と同じく洗いすぎは要注意です。場合によっては皮膚炎、乾燥肌の原因となるため、必要以上に皮脂を洗い落とすと皮脂の過剰分泌を誘発します。
頭皮だけではなく、メイク落としでのクレンジングも洗いすぎには注意しましょう。

シャンプーが臭いの原因だった

頭皮の臭いが発生する原因の多くは全く洗髪しない状態、もしくは体質に合わないシャンプーを使っていることが原因です。自分の頭皮にあったシャンプーを探し正しく使用することで、頭皮の臭いはもちろん、かゆみや抜け毛も防げるでしょう。
また、正しいケアを取り入れれば、頭皮環境は改善され臭いの悩みを解消することができます。

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