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頭皮の悩み

公開日:2018年3月12日

更新日:2019年2月6日

頭皮湿疹とかゆみは原因ごとに対策!乾燥、炎症にはシャンプーが重要

頭皮湿疹とかゆみは原因ごとに対策!乾燥、炎症にはシャンプーが重要

皮膚炎の原因は頭皮湿疹?4つの皮膚炎の特徴と原因

抜け毛の原因にもなる頭皮のかゆみ、あなたにも経験はありませんか?もしかしたら、その頭皮のかゆみは 頭皮湿疹が原因かもしれません。

頭皮湿疹による 皮膚炎は4種あり 、いずれもかゆみとストレスによって 抜け毛につながる可能性が あります。今回は、この4種の皮膚炎の症状と治療法について詳しく見ていきましょう。

まずは自分の頭皮をチェック!

4種の皮膚炎にはそれぞれ特徴があります。まず自分の頭皮がどんな状態なのかをチェックしてみましょう。

髪と頭が脂っぽく、大きなベトついたフケが出る

脂漏性皮膚炎の可能性があります。

頭皮がかぶれていてかゆく、小さな湿疹がある

接触性皮膚炎の可能性があります。

頭皮が乾燥して細かくパラパラとしたフケが出る

皮脂欠乏性皮膚炎の可能性があります。

皮膚が乾燥して頭皮以外に腕や足の関節にも湿疹がある

アトピー性皮膚炎の可能性があります。

頭皮湿疹の原因1.脂漏性皮膚炎

頭皮だけではなく顔にも湿疹ができる皮膚炎、それが「脂漏性皮膚炎」です。基本的には子供やお年寄りに出やすい皮膚炎ですが、環境によっては成人の方でも発生します。

脂漏性皮膚炎の症状

具体的な症状は、湿疹や、フケやかゆみが同時に発症します。また、髪の生え際、鼻や口の周りでもべとつきを感じるような症状が見られるのも脂漏性皮膚炎の特徴です。

さらに炎症が進むと、皮膚が荒れて表面が剥がれ落ちたり、皮脂の酸化で悪臭が発生したりすることもあります。

また、脂漏性皮膚炎が悪化すると頭皮の機能が損なわれて、抜け毛の増加につながる恐れがあります。脂漏性皮膚炎と薄毛の関係について詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください。

脂漏性皮膚炎の原因

脂漏性皮膚炎の明確な原因は未だに不明ですが、皮脂が漏れるように過剰に分泌されていることが原因のひとつだと考えられています。皮脂が過剰に分泌される原因で挙げられるのが、真菌(カビ)の一種であるマラセチアの発生です。

マラセチアは皮脂を食べることで増殖して、その際に発生する分泌物が原因となり肌が炎症を起こします。そのため頭皮だけではなく、皮脂の分泌量が多い顔の表面に皮膚炎が発生するのです。

他にも、皮膚炎の影響で肌表面から組織液(細胞と細胞の間に存在する液体)がにじみ出て、かさぶたができる場合があります。かさぶたには外的な刺激から傷ついた皮膚を守る役割があるため、決して剥がそうとしてはいけません。

無理やりかさぶたを剥がすと炎症の改善が遅くなるだけではなく、炎症が悪化して、傷跡が残るおそれがあります。かさぶたができた時は、なるべく触らないように注意しましょう。

なお、かさぶたは色によって原因に違いがあり、黄色や赤色、白色などがあります。かさぶたの種類に関しては、以下のページで詳しいことが紹介されているので、参考にしましょう。


また、皮脂が大量分泌される原因は、下記の理由も該当します。

  • ストレス
  • ビタミン不足
  • 不衛生な状態(髪、顔)

脂漏性皮膚炎の対策法

医薬品や医薬部外品で対策

脂漏性皮膚炎の治療では炎症を抑えるために外用薬を用います。外用薬にはステロイドもしくはケトコナゾールを用います。

ステロイドは炎症によるかゆみを和らげる効果がある医薬品で、肌を掻きむしる行為を抑えて炎症の悪化を防ぎます。

ただし、ステロイド剤を長期間にわたって使用すると頭皮の乾燥や皮膚が薄くなるといった副作用が生じる恐れがあるので、必ず医師や説明書の指示に従ってください。

出典:東京医科大学皮膚科学教室「総説 Malasseziaと脂漏性皮膚炎・アトピー性皮膚炎

食生活の見直しで対策

脂漏性皮膚炎は、偏った食生活による影響が大きいです。代表的な偏った食生活の例は、以下の通りです。

  • 脂質の多い食事
    揚げ物など脂っぽい食べ物は、過剰に食べ過ぎると頭皮の皮脂分泌を増やします。

  • 過剰な飲酒
    アルコールは、肝機能の低下を引き起こし脂肪分の代謝を低下させます。もし脂っぽい食事や過剰な飲酒の習慣に心当りがあれば、改善のために自粛しましょう。食事では野菜類を含めてバランスのとれた栄養摂取を心がけ、飲酒の量を適量に抑えることを意識してください。

    とくに食事で積極的に取り入れるべき栄養は、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、タンパク質、食物繊維、DHAやEPAの脂肪酸です。これらの栄養素は皮脂の分泌量コントロールや肝機能のサポートに適しているため、皮脂の過剰分泌の予防につながります。

ヘッドスパで対策

ヘッドスパには、頭皮の血行促進や乾燥、ベタツキ防止、カラーリングやパーマダメージの防止、リラックス効果があります。ヘッドスパは頭皮を正常な状態に整えるだけでなく、皮膚炎を引き起こす原因とされているストレス解消にも役立ちます。

「ヘッドスパは美容室でないと受けられない」という印象を抱く人もいますが、コツさえ掴めば自宅でも気軽にヘッドスパが行なえます。詳しい手順は以下のページで紹介しています。脂漏性皮膚炎を抑えるためにも参考にしましょう。

頭皮湿疹の原因2.接触性皮膚炎

髪の毛をシャンプーで洗う男性

頭皮に刺激やアレルギー反応を引き起こす物質が触れて生じる皮膚炎を、接触性皮膚炎と言います。

例えば、ヘアカラーの薬剤による刺激で接触性皮膚炎を引き起こすケースもあり、症状によっては治療が必要です。ヘアカラーが引き起こす接触性皮膚炎のリスクや、予防する方法について知りたい人は以下の記事をご覧ください。

接触性皮膚炎の症状

主な症状としては、「かぶれ」が起こります。それをかきむしることにより、かぶれの範囲が広がります。

接触性皮膚炎の原因

接触性皮膚炎は刺激物質やアレルギー物質が皮膚に接触すると起こる炎症のことです。症状にはかゆみやかぶれなどがあります。

接触性皮膚炎を発症する原因は、主に次の3つが挙げられます。

  1. ゴムや漆(ウルシ)
    ゴムや漆(ウルシ)などに触れる際にアレルギーが発生し、かぶれます。他にも、ヘアカラーなどの化学薬品が頭皮に触れることでかぶれを発生することがあります。

  2. シャンプーやリンスの洗い残し

    シャンプーやリンスの洗い残しが頭皮に付着したままだと、それが日々の積み重ねで接触性皮膚炎を引き起こす可能性があります。

  3. 皮脂による毛穴詰まり

    皮脂が毛穴に溜まった状態が続くと発症のリスクが上がります。これは皮脂をエサとする真菌が繁殖することが原因です。皮脂は、ストレスや全く洗っていない状態だと溜まりやすくなります。また、洗いすぎても分泌量は増えるので注意しましょう。

    接触性皮膚炎は基本的に遅発型で、ゆっくりと症状が進行していきます。症状が進行する前に対策をしておくことが、湿疹やかぶれを広げない対策につながります。

出典:J-Stage「接触性皮膚炎診療ガイドライン


接触性皮膚炎の対策法

対策法は、原因によって異なります。

1.の場合

パッチテストでアレルギーの原因を調べましょう。皮膚科に相談し、パッチテストをしてもらうのが確実です。ヘアカラーを使用する場合、ほとんどの商品に説明書にパッチテストの方法がかかれています。

2.の場合

頭皮や髪の洗い方を見直しましょう。徹底的にすすぎ落とし、洗い残しが残らないようにすれば、おのずと症状も緩和されます。

3.の場合

頭皮や髪の洗い方の見直しと、シャンプーの見直しが必要です。シャンプーの方法が間違っていない場合でも、頭皮の皮脂量に対してシャンプーの洗浄力が弱いと皮脂が充分に落とせずに毛穴が詰まります。

また、反対にシャンプーの洗浄力が強力で、皮脂を必要以上に落としている場合でも、皮脂の過剰分泌につながるので、頭皮の皮脂量に合ったシャンプーを選ぶことが大切です。

頭皮湿疹の原因3.皮脂欠乏性皮膚炎(乾燥性皮膚炎)

乾燥肌によるかゆみや湿疹などが出る症状を皮脂欠乏性皮膚炎と言います。この皮膚炎はきれい好きな人や、洗剤を多用する職業の人が発症しやすいことが特徴です。

皮脂欠乏性皮膚炎の症状

皮膚の表面がガサガサするだけではなく、白い粉を吹いたり、肌荒れを起こして皮膚にひび割れが入ったりするのが外見上に起きる症状です。他にも、乾燥肌になることで真菌に対する抵抗力がなくなるので頭皮に激しいかゆみを引き起こす可能性が極めて高いです。

皮脂欠乏性皮膚炎の原因

皮脂欠乏性は、洗いすぎによる皮脂の欠乏が原因です。皮脂は、ホコリや乾燥から肌を守るバリアの役目を持っています。そのため、シャンプーや石鹸などで皮脂を徹底的に洗い流すと、肌の保護をするものがなくなり、刺激に敏感になるためかゆみが生じやすくなります。そして掻いてしまうと炎症を引き起こすのです。

出典:日本医師会「日医ニュース№403 皮膚の乾燥に注意!-皮脂欠乏性皮膚炎-

頭皮が乾燥する原因と、保湿の方法は以下の記事でも詳しく説明しているので参考にしてください。

皮脂欠乏性皮膚炎の対策法

皮膚炎の中では治療のリスクも少なく、簡単に改善できる部類です。シャンプーの回数を減らす他、低刺激のシャンプーにすればおのずと改善していきます。

また、入浴にも気を配る必要があります。熱めに設定されたお湯は皮脂を過度に奪うため、湯船やシャワーの温度を39~40度に設定しましょう。

また、部屋の湿度に注意しましょう。室温が低いと、頭皮や肌の乾燥を助長させます。とくに冬は暖房によって部屋の空気が乾燥しがちになります。部屋を潤して、頭皮や肌の乾燥を防ぐために加湿器を設置するのがおすすめです。

もし加湿器がない場合は、水を入れたボウルや器を室内に置くだけでも、手軽に室内を加湿できます。

頭皮湿疹の原因4.アトピー性皮膚炎

皮膚炎の中でも厄介な部類に入るのが、「アトピー性皮膚炎」です。なお、アレルギー性の皮膚炎と混同されますが、アトピー性皮膚炎は全くの別物です。

アトピー性皮膚炎の症状

主な症状は従来の皮膚炎とほぼ同じです。激しいかゆみに頭皮の赤み、そして、乾燥です。他にも、フケや抜け毛の量が増える症状も見られるでしょう。この状態を放置していると、頭皮全体に広がるおそれがあり体中に広がる可能性が高いです。また、早めに改善しないと他のアレルギー疾患も発生するリスクが高くなるため、悪化する前に治療を開始することが重要です。

出典:加藤則人 (京都府立医科大学皮膚科)「アトピー性皮膚炎について

アトピー性皮膚炎の原因

厳密に言うと、主な原因がまだ解明されていません。しかし、免疫能力の低下や環境、遺伝などさまざまな要因が複合し、アトピー性皮膚炎になるという説があります。中でも、乾燥肌とアレルギー体質はアトピー性皮膚炎の要因に強く関わっていると言われています。

アトピー性皮膚炎は頭皮の乾燥でバリア機能が弱まると、アレルギー物質が頭部に侵入しやすくなり、アレルギー反応が起こります。このアレルギー反応がアトピー性皮膚炎の症状として考えられているのです。

なお、アトピー性皮膚炎の原因はさまざまあり、人によってはシャンプーで症状が出る場合もあります。以下の記事でアトピー性皮膚炎の原因や症状について解説しているので確認してください。

アトピー性皮膚炎の対策法

主な対策方法は、ステロイド剤を頭皮に塗ることです。このステロイド剤を使う時は、市販のものではなく処方薬の使用が良いでしょう。頭皮はステロイド剤を吸収しやすく過度に使うと副作用が出るおそれがあるため、自分の症状や体質にあったステロイド剤が望ましいです。頭皮に使用するステロイド剤は、ローションタイプが用いられるため頭髪を剃る必要はありません。

また、アトピー性皮膚炎を改善させるにはアレルギー反応を抑えるだけではなく、保湿も重要な要素です。そのため、アトピー性皮膚炎の改善において、シャンプー選びがポイントになるでしょう。できれば、頭皮を刺激しないために刺激の弱いシャンプーを使うのがおすすめです。ただし、低刺激のものでも肌に合うかどうかはわからないため、これはいくつか試さないといけません。洗いすぎず、そして洗い残しがないように、回数やすすぎも徹底しましょう。

上記と並行して、生活環境も見直す必要があります。不潔な環境は皮脂が溜まりやすくかゆみを誘発するおそれがあるため、常に清潔な環境を保ちましょう。とくに枕は頭皮に直接触れるものなので、定期的に交換・洗濯をして清潔にしておきましょう。

シャンプーで頭皮湿疹が起こる原因

自分の頭皮に合っていないシャンプーの使用は頭皮湿疹が原因です。シャンプーによって頭皮湿疹が起こる要因は次の通りです。

カビ菌の繁殖

シャンプーで頭皮を充分に洗い流せていなかったことが原因でカビ菌の繁殖を招き、かゆみなどの症状を引き起こします。

洗髪時には、シャンプーで汚れをしっかり浮かせるだけでなく、お湯できれいに洗い流す必要があります。シャンプーの成分が頭皮に残ると、そこから菌の繁殖につながる可能性があるためです。

頭皮で繁殖する可能性のある菌には、マラセチア菌や白癬菌(はくせんきん)などが挙げられます。これらの菌が増えると頭皮湿疹を引き起こす可能性が高くなり、上記にてご紹介した脂漏性皮膚炎になる可能性もあります。

頭皮の乾燥

シャンプーで頭皮を過剰に洗ったことが原因で皮脂不足による乾燥が引き起こされ、頭皮がカサカサになります。

ベタつきの元になる頭皮の皮脂は洗い流す必要がありますが、洗いすぎは逆効果です。皮脂を流しすぎることで頭皮が乾燥し、皮脂の持つバリア機能が低下して頭皮湿疹につながる可能性があります。

また、シャンプーの際に爪を立てたり、毛の硬い頭皮ブラシを使ったりすることでも頭皮を傷つけ、乾燥につながることがあります。頭皮を傷つけることのないよ、指の腹で優しく洗うことが大切です。

刺激物質の影響

刺激の強い成分を配合しているシャンプーを使用したことで、かゆみなどの頭皮トラブルを引き起こします。

シャンプーには洗浄力の強いタイプと弱いタイプがあり、洗浄力の強いタイプには刺激性のある成分が含まれていることがあります。そのようなシャンプーは頭皮にとって過剰な刺激となり、頭皮湿疹を引き起こす可能性があります。

刺激が少なく、皮脂を適度に落とせるシャンプーを選ぶようにしましょう。

頭皮湿疹や皮膚炎を改善するシャンプーの具体的な方法

アミノ酸系シャンプーを使う

頭皮湿疹を改善するには頭皮の状態に適したシャンプーを選ぶことが重要です。シャンプーには高級アルコール系、石鹸系、アミノ酸系の3タイプあります。その中で頭皮湿疹のケアに良いのがアミノ酸系シャンプーです。

アミノ酸系シャンプーには文字通り人の皮膚や髪のたんぱく質を作り出すアミノ酸由来の洗浄成分が配合されています。そのため高級アルコール系や石鹸系よりも頭皮をやさしく洗浄できます。

また、洗い上がり後のさっぱり感は高級アルコール系や石鹸系と比べると控えめで、必要以上に皮脂を洗い流さないため頭皮の乾燥を防げます。以上の理由からアミノ酸系シャンプーは湿疹で頭皮が荒れてしまった方や肌が敏感な方、乾燥しがちな方でも問題なく使用できます。

なお、アミノ酸系シャンプーとアミノ酸配合シャンプーは名前が似ていますが、全く異なるものです。アミノ酸配合シャンプーはアミノ酸系シャンプーと違って洗浄力が強く、頭皮湿疹の人には向いていません。

頭皮にやさしいアミノ酸系シャンプーの見分け方や選び方は以下の記事で詳しく解説しているので参考にしてください。

一日に三回以上シャンプーをしない

すでに頭皮湿疹があり一日のうちに三回以上頻繁にシャンプーをしている人は回数を二回以内に見直しましょう。皮膚炎が起きていると頭皮を清潔にしようと思い、いつもより多くシャンプーしがちですが一日に三回以上シャンプーをすると皮脂バランスが乱れ、治りが遅くなる可能性があります。

皮膚炎の人のための正しいシャンプーのポイント

誤ったシャンプーの方法は皮膚炎を悪化させてしまいます。せっかく治療していてもシャンプーで皮膚炎が悪化すると元も子もありません。正しいシャンプーのポイントを知って、皮膚炎の悪化を予防しましょう。

ポイント1.お湯は36~39度のぬるま湯

皮膚炎を起こした頭皮は、本来の肌よりもデリケートで刺激に敏感です。そこに熱いお湯をかけると水ぶくれや、やけどなどが生じる恐れがあります。デリケートな頭皮を刺激しないためにシャワーの温度は36~39度のぬるめに設定しましょう。

ポイント2.シャンプーをつける前に頭皮と髪をよくすすぐ

シャンプーの泡立ちを良くするために頭皮と髪はあらかじめよく濡らしましょう。指の腹を使って髪と頭皮を洗い流すと、ある程度のホコリや汚れは取り除けます。

ポイント3.シャンプーを泡立てて髪を包み込む

手のひらに1~2プッシュのシャンプーをとり、後頭部につけて側頭部に向けて泡立てます。充分に泡立ったら頭頂部や前頭部にも泡をつけて髪を包み込むようにやさしく洗いましょう。

湿疹のある患部はデリケートなので、刺激を与えないために泡が直に当たらないようにしましょう。なお、泡で頭皮を洗う際は爪で頭皮を傷つけないよう指の腹を使うのがおすすめです。

ポイント4.泡が残らないように時間をかけて丁寧にすすぐ

汚れを包んだシャンプーが頭皮に残ると、新たな汚れの原因となり頭皮に刺激になります。頭皮湿疹を悪化させないよう時間をかけて丁寧にすすぎましょう。すすぐ時間の目安は洗った時間の倍です。

また、髪が密集している後頭部や側頭部はもちろん、シャワーが当たりにくい耳の後ろ側や襟足はシャンプーの泡が残りやすいので、とくに念入りにすすぎましょう。シャンプーをつける前と同じようにシャワーヘッドを持ってまんべんなくお湯を当てるのがおすすめです。

ポイント5.ドライヤーを使って頭皮を乾かす

頭皮を自然乾燥で乾かすと頭皮に住む常在菌が増殖し、臭いやかゆみの原因になります。菌が皮脂を分解すると臭い物質が出る他、皮脂を分解した時に発生する過酸化脂質が頭皮に刺激を与えてかゆみをもたらすからです。それを防ぐためにもドライヤーですばやく髪を乾かしましょう。

ドライヤーを使う前に、まずはタオルで余分な水分を吸い取りましょう。ドライヤーを長い時間当て続けると頭皮が乾燥して湿疹やかゆみの原因になります。タオルで水分を吸い取ればドライヤーを使う時間が短縮できるので、頭皮の乾燥を防げます。

かゆみ対策にヘアローション

シャンプー以外にもヘアローションを使って頭皮を保湿する手段も有効です。
ヘアローションは医薬部外品で、かゆみや肌荒れを防ぐ有効成分が含まれているものを選びましょう。

頭皮湿疹やかゆみの原因が特定できない場合は病院で相談

頭皮湿疹の原因が特定できず、症状が悪化している場合は皮膚科で相談しましょう。皮膚炎に効果のあるステロイドなどはドラッグストアでも購入できますが、ドラッグストアで販売されている医薬品は効果が弱いため、症状によっては効果が期待できません。

また、症状が特定できないまま自己判断で治療すると症状をさらに悪化させるリスクもあるため、個人での皮膚炎の治療はおすすめできません。よって病院で専門医に診てもらい、症状に適した治療薬を処方してもらった方が早く治せます。

かゆみや頭皮湿疹は正しい対処法で治しましょう

男性

このように、頭皮湿疹はさまざまな原因で発生します。アレルギー、真菌、アトピー、洗いすぎなど、原因はいろいろあります。原因によって治療法も異なるので、自分のかゆみの原因を把握してから治療をしなければなりません。とくに頭皮湿疹の完治のためには、正しい治療法を知り、頭皮や髪の毛にあったシャンプー・リンス・治療薬を選びましょう。


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