頭皮の悩み 頭皮の悩み

頭皮の悩み

公開日:2018年3月12日

更新日:2019年11月4日

頭皮湿疹とかゆみは原因ごとに対策!乾燥、炎症にはシャンプーが重要

頭皮湿疹とかゆみは原因ごとに対策!乾燥、炎症にはシャンプーが重要

頭皮湿疹とは?

頭皮湿疹は、頭皮や生え際などに発症する、かゆみを伴う炎症の総称です。 頭皮は皮脂が分泌されており、それによって外部の刺激から守られていますが、その一方で、特に分泌量が多いと汚れや余分な皮脂が溜まりやすくなっています。その影響から湿疹が起こることがよくあります。

頭皮湿疹の症状には、以下のようなものがあります。

頭皮のかゆみ 炎症による頭皮の赤み フケの増加 皮脂の増加によって頭皮がべたつく 頭皮が極度に乾燥する

頭皮の状態から特定!頭皮湿疹の原因となる4つの皮膚炎

抜け毛の原因にもなる頭皮のかゆみ、あなたにも経験はありませんか?もしかしたら、その頭皮のかゆみは 頭皮湿疹が原因かもしれません。

頭皮湿疹による 皮膚炎は4種あり 、いずれもかゆみとストレスによって 抜け毛につながる可能性が あります。今回は、この4種の皮膚炎の症状と治療法について詳しく見ていきましょう。

まずは自分の頭皮をチェック!

4種の皮膚炎にはそれぞれ特徴があります。まず自分の頭皮がどんな状態なのかをチェックしてみましょう。

タイプ1:髪と頭が脂っぽく、大きなベトついたフケが出る

脂漏性皮膚炎の可能性があります。

タイプ2:頭皮がかぶれていてかゆく、小さな湿疹がある

接触性皮膚炎の可能性があります。

タイプ3:頭皮が乾燥して細かくパラパラとしたフケが出る

皮脂欠乏性皮膚炎の可能性があります。

タイプ4:皮膚が乾燥して頭皮以外に腕や足の関節にも湿疹がある

アトピー性皮膚炎の可能性があります。

タイプ1.脂漏性皮膚炎

頭皮だけではなく顔にも湿疹ができる皮膚炎、それが「脂漏性皮膚炎」です。基本的には子供やお年寄りに出やすい皮膚炎ですが、環境によっては成人の方でも発生します。

脂漏性皮膚炎の症状

具体的な症状は、湿疹や、フケやかゆみが同時に発症します。また、髪の生え際、鼻や口の周りでもべとつきを感じるような症状が見られるのも脂漏性皮膚炎の特徴です。

さらに炎症が進むと、皮膚が荒れて表面が剥がれ落ちたり、皮脂の酸化で悪臭が発生したりすることもあります。

また、脂漏性皮膚炎が悪化すると頭皮の機能が損なわれて、抜け毛の増加につながる恐れがあります。脂漏性皮膚炎と薄毛の関係について詳しく知りたい人は以下の記事をご覧ください。

脂漏性皮膚炎の原因

脂漏性皮膚炎の明確な原因は未だに不明ですが、皮脂が漏れるように過剰に分泌されていることが原因のひとつだと考えられています。皮脂が過剰に分泌される原因で挙げられるのが、真菌(カビ)の一種であるマラセチアの発生です。

マラセチアは皮脂を食べることで増殖して、その際に発生する分泌物が原因となり肌が炎症を起こします。そのため頭皮だけではなく、皮脂の分泌量が多い顔の表面に皮膚炎が発生するのです。

他にも、皮膚炎の影響で肌表面から組織液(細胞と細胞の間に存在する液体)がにじみ出て、かさぶたができる場合があります。かさぶたには外的な刺激から傷ついた皮膚を守る役割があるため、決して剥がそうとしてはいけません。

無理やりかさぶたを剥がすと炎症の改善が遅くなるだけではなく、炎症が悪化して、傷跡が残るおそれがあります。かさぶたができた時は、なるべく触らないように注意しましょう。

なお、かさぶたは色によって原因に違いがあり、黄色や赤色、白色などがあります。かさぶたの種類に関しては、以下のページで詳しいことが紹介されているので、参考にしましょう。


また、皮脂が大量分泌される原因は、下記の理由も該当します。

  • ストレス
  • ビタミン不足
  • 不衛生な状態(髪、顔)

脂漏性皮膚炎の対策法

医薬品や医薬部外品で対策

脂漏性皮膚炎の治療では炎症を抑えるために外用薬を用います。外用薬にはステロイドもしくはケトコナゾールを用います。

ステロイドは炎症によるかゆみを和らげる効果がある医薬品で、肌を掻きむしる行為を抑えて炎症の悪化を防ぎます。

ただし、ステロイド剤を長期間にわたって使用すると頭皮の乾燥や皮膚が薄くなるといった副作用が生じる恐れがあるので、必ず医師や説明書の指示に従ってください。

出典:東京医科大学皮膚科学教室「総説 Malasseziaと脂漏性皮膚炎・アトピー性皮膚炎

食生活の見直しで対策

脂漏性皮膚炎は、偏った食生活による影響が大きいです。代表的な偏った食生活の例は、以下の通りです。

  • 脂質の多い食事
    揚げ物など脂っぽい食べ物は、過剰に食べ過ぎると頭皮の皮脂分泌を増やします。

  • 過剰な飲酒
    アルコールは、肝機能の低下を引き起こし脂肪分の代謝を低下させます。もし脂っぽい食事や過剰な飲酒の習慣に心当りがあれば、改善のために自粛しましょう。食事では野菜類を含めてバランスのとれた栄養摂取を心がけ、飲酒の量を適量に抑えることを意識してください。

    とくに食事で積極的に取り入れるべき栄養は、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、タンパク質、食物繊維、DHAやEPAの脂肪酸です。これらの栄養素は皮脂の分泌量コントロールや肝機能のサポートに適しているため、皮脂の過剰分泌の予防につながります。

ヘッドスパで対策

ヘッドスパには、頭皮の血行促進や乾燥、ベタツキ防止、カラーリングやパーマダメージの防止、リラックス効果があります。ヘッドスパは頭皮を正常な状態に整えるだけでなく、皮膚炎を引き起こす原因とされているストレス解消にも役立ちます。

「ヘッドスパは美容室でないと受けられない」という印象を抱く人もいますが、コツさえ掴めば自宅でも気軽にヘッドスパが行なえます。詳しい手順は以下のページで紹介しています。脂漏性皮膚炎を抑えるためにも参考にしましょう。

タイプ2.接触性皮膚炎

接触性皮膚炎は、頭皮に直接接触した物質に反応して起こる皮膚炎で、いわゆる「かぶれ」です。接触性皮膚炎は、アレルギー反応によって起こるケースと、皮膚に対する刺激によって起こるケースがあります。

例えば、ヘアカラーの薬剤による刺激で接触性皮膚炎を引き起こすケースもあり、症状によっては治療が必要です。ヘアカラーが引き起こす接触性皮膚炎のリスクや、予防する方法について知りたい人は以下の記事をご覧ください。

接触性皮膚炎の症状

主な症状としては、「かぶれ」が起こります。それをかきむしることにより、かぶれの範囲が広がります。

接触性皮膚炎の原因

接触性皮膚炎は刺激物質やアレルギー物質が皮膚に接触すると起こる炎症のことです。症状にはかゆみやかぶれなどがあります。

接触性皮膚炎を発症する原因は、主に次の4つが挙げられます。

  1. 1.ゴムや漆(ウルシ)
    ゴムや漆(ウルシ)などに触れる際にアレルギーが発生し、かぶれます。

  2. 2.ヘアカラー
    他にも、ヘアカラーなどの化学薬品が頭皮に触れることでかぶれを発生することがあります。

  3. 3.シャンプーやリンスの洗い残し

    シャンプーやリンスの洗い残しが頭皮に付着したままだと、それが日々の積み重ねで接触性皮膚炎を引き起こす可能性があります。

  4. 4.皮脂による毛穴詰まり

    皮脂が毛穴に溜まった状態が続くと発症のリスクが上がります。これは皮脂をエサとする真菌が繁殖することが原因です。皮脂は、ストレスや全く洗っていない状態だと溜まりやすくなります。また、洗いすぎても分泌量は増えるので注意しましょう。

    接触性皮膚炎は基本的に遅発型で、ゆっくりと症状が進行していきます。症状が進行する前に対策をしておくことが、湿疹やかぶれを広げない対策につながります。

出典:J-Stage「接触性皮膚炎診療ガイドライン


接触性皮膚炎の対策法

対策法は、原因によって異なります。

1.の場合

パッチテストでアレルギーの原因を調べましょう。皮膚科に相談し、パッチテストをしてもらうのが確実です。ヘアカラーを使用する場合、ほとんどの商品に説明書にパッチテストの方法がかかれています。

2.の場合

かぶれの症状が軽くても、カラーリングを続けると突然症状がひどくなる場合もあります。 また、全身じんま疹や呼吸困難、血圧低下などのアレルギー症状が出ることもあるので、これまでに一度でもかぶれた方は、ヘアカラーを使用しないようにしましょう。

3.の場合

頭皮や髪の洗い方を見直しましょう。徹底的にすすぎ落とし、洗い残しが残らないようにすれば、おのずと症状も緩和されます。

4.の場合

頭皮や髪の洗い方の見直しと、シャンプーの見直しが必要です。シャンプーの方法が間違っていない場合でも、頭皮の皮脂量に対してシャンプーの洗浄力が弱いと皮脂が充分に落とせずに毛穴が詰まります。

また、反対にシャンプーの洗浄力が強力で、皮脂を必要以上に落としている場合でも、皮脂の過剰分泌につながるので、頭皮の皮脂量に合ったシャンプーを選ぶことが大切です。

タイプ3.皮脂欠乏性皮膚炎(乾燥性皮膚炎)

乾燥肌によるかゆみや湿疹などが出る症状を皮脂欠乏性皮膚炎と言います。この皮膚炎はきれい好きな人や、洗剤を多用する職業の人が発症しやすいことが特徴です。

皮脂欠乏性皮膚炎の症状

皮膚の表面がガサガサするだけではなく、白い粉を吹いたり、肌荒れを起こして皮膚にひび割れが入ったりするのが外見上に起きる症状です。他にも、乾燥肌になることで真菌に対する抵抗力がなくなるので頭皮に激しいかゆみを引き起こす可能性が極めて高いです。

皮脂欠乏性皮膚炎の原因

皮脂欠乏性は、洗いすぎによる皮脂の欠乏が原因です。皮脂は、ホコリや乾燥から肌を守るバリアの役目を持っています。そのため、シャンプーや石鹸などで皮脂を徹底的に洗い流すと、肌の保護をするものがなくなり、刺激に敏感になるためかゆみが生じやすくなります。そして掻いてしまうと炎症を引き起こすのです。

出典:日本医師会「日医ニュース№403 皮膚の乾燥に注意!-皮脂欠乏性皮膚炎-

頭皮が乾燥する原因と、保湿の方法は以下の記事でも詳しく説明しているので参考にしてください。

皮脂欠乏性皮膚炎の対策法

皮膚炎の中では治療のリスクも少なく、簡単に改善できる部類です。シャンプーの回数を減らす他、低刺激のシャンプーにすればおのずと改善していきます。

また、入浴にも気を配る必要があります。熱めに設定されたお湯は皮脂を過度に奪うため、湯船やシャワーの温度を39~40度に設定しましょう。

また、部屋の湿度に注意しましょう。室温が低いと、頭皮や肌の乾燥を助長させます。とくに冬は暖房によって部屋の空気が乾燥しがちになります。部屋を潤して、頭皮や肌の乾燥を防ぐために加湿器を設置するのがおすすめです。

もし加湿器がない場合は、水を入れたボウルや器を室内に置くだけでも、手軽に室内を加湿できます。

タイプ4.アトピー性皮膚炎

皮膚炎の中でも厄介な部類に入るのが、「アトピー性皮膚炎」です。なお、アレルギー性の皮膚炎と混同されますが、アトピー性皮膚炎は全くの別物です。

アトピー性皮膚炎の症状

主な症状は従来の皮膚炎とほぼ同じです。激しいかゆみに頭皮の赤み、そして、乾燥です。他にも、フケや抜け毛の量が増える症状も見られるでしょう。この状態を放置していると、頭皮全体に広がるおそれがあり体中に広がる可能性が高いです。また、早めに改善しないと他のアレルギー疾患も発生するリスクが高くなるため、悪化する前に治療を開始することが重要です。

出典:加藤則人 (京都府立医科大学皮膚科)「アトピー性皮膚炎について

アトピー性皮膚炎の原因

厳密に言うと、主な原因がまだ解明されていません。しかし、免疫能力の低下や環境、遺伝などさまざまな要因が複合し、アトピー性皮膚炎になるという説があります。中でも、乾燥肌とアレルギー体質はアトピー性皮膚炎の要因に強く関わっていると言われています。

アトピー性皮膚炎は頭皮の乾燥でバリア機能が弱まると、アレルギー物質が頭部に侵入しやすくなり、アレルギー反応が起こります。このアレルギー反応がアトピー性皮膚炎の症状として考えられているのです。

なお、アトピー性皮膚炎の原因はさまざまあり、人によってはシャンプーで症状が出る場合もあります。以下の記事でアトピー性皮膚炎の原因や症状について解説しているので確認してください。

アトピー性皮膚炎の対策法

主な対策方法は、ステロイド剤を頭皮に塗ることです。このステロイド剤を使う時は、市販のものではなく処方薬の使用が良いでしょう。頭皮はステロイド剤を吸収しやすく過度に使うと副作用が出るおそれがあるため、自分の症状や体質にあったステロイド剤が望ましいです。頭皮に使用するステロイド剤は、ローションタイプが用いられるため頭髪を剃る必要はありません。

また、アトピー性皮膚炎を改善させるにはアレルギー反応を抑えるだけではなく、保湿も重要な要素です。そのため、アトピー性皮膚炎の改善において、シャンプー選びがポイントになるでしょう。できれば、頭皮を刺激しないために刺激の弱いシャンプーを使うのがおすすめです。ただし、低刺激のものでも肌に合うかどうかはわからないため、これはいくつか試さないといけません。洗いすぎず、そして洗い残しがないように、回数やすすぎも徹底しましょう。

上記と並行して、生活環境も見直す必要があります。不潔な環境は皮脂が溜まりやすくかゆみを誘発するおそれがあるため、常に清潔な環境を保ちましょう。とくに枕は頭皮に直接触れるものなので、定期的に交換・洗濯をして清潔にしておきましょう。

皮膚炎が原因ではな頭皮湿疹・かゆみ

しらくも

頭皮が白癬菌に感染することを「しらくも」といいます。しらくもの症状のひとつには抜け毛症状もあります。白癬菌は髪を「食べる」ようなかたちで損ねるため、大量の抜け毛を招くことがあります。他にも激しいかゆみ、脂漏性皮膚炎にも似たフケの発生などの症状が起こります。

このため、個人の判断で「脂漏性皮膚炎だろう」と勘違いして治療方法を間違え、症状の悪化と治療の遅れにつながることが多々あります。しらくもの場合、脱毛箇所が化膿して腫れ上がり、黒い斑点ができるといった症状の特徴があります。これらを見逃さないこと、また脂漏性皮膚炎を疑った時点で念のため皮膚科にかかることで、しらくもであることを早期に把握できます。

主な治療法ですが、病院に受診し、抗真菌薬を処方してもらうことです。内服と外用薬があります。治療期間は2ヶ月〜3ヶ月とされています。

また、自覚症状がなくなっても菌がまだ存在している可能性があるので再発には要注意です。 再発予防方法としては、患部を清潔にし、乾燥させることがポイントです。タオルの使い回しをしないことも重要です。

膿痂(のうか)湿疹(飛び火)

膿痂(のうか)湿疹は、細菌に感染することで発症する湿疹です。膿痂湿疹はいわゆる「とびひ」と呼ばれる湿疹の仲間で、黄色ブドウ球菌や化膿レンサ球菌の感染によって発症します。

膿痂湿疹は、顔・腕・脚などに多いですが、頭皮に発症するケースもあります。 強く引っ掻いて頭皮を傷つけてしまうと、傷から細菌が入って感染の原因になります。頭皮がかゆくても、爪を立てて強く掻いてはいけません。

膿痂湿疹の症状

膿痂湿疹になると、皮膚が厚くなってフケの量が多くなります。また、水膨れやただれが起きる場合もあります。

膿痂湿疹の対策

膿痂湿疹の症状が見られてたら、皮膚科を受診しましょう。皮膚科で抗菌薬の軟膏や内服薬を処方してもらえば、症状を早く治すことができます。

膿痂湿疹は、掻くと他の部分にも感染して症状が悪化します。かゆみがあっても我慢して、なるべく早く医師の診察を受けてください。

その他

・シラミ

シラミは毛幹の根っこに付いていて、帽子やヘアブラシを共有したときなど、人から人へと移ります。

・毛包炎

毛包炎は、赤いニキビのような隆起を引き起こしたりします。この慢性症状を引き起こしているのは肌の微生物や真菌類です。この隆起はうみが詰まっていてかゆいだけでなく、痛むこともあります。

・毛染め剤によるアレルギー

毛染め剤を使い始めた頃は、アレルギー反応とかゆみはわずかかもしれませんが、気にせずに続けて使っていると、強い赤み、フケ、炎症が出てきます。さらに、頭皮の腫れや炎症、アナフィラキシー反応を引き起こす人もいます。

最もよくあるアレルゲン(アレルギー原因物質)はパラフェニレンジアミン(PPD)と呼ばれる化学物質で、茶色と黒の毛染め剤に使われています。

・脱毛症

免疫系の働きによって毛包がダメージを受け、丸いはげができるのが脱毛症です。症状が進むと、頭皮がとてもかゆくなります。

・汗と運動

油っぽい頭皮になると、酵母や真菌のよい温床になります。毎日野球帽やバンダナをかぶっているときに、毛穴をふさいで汗がつまり、激しいかゆみやかぶれを引き起こすことがあるのです。

シャンプーについて

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シャンプーで頭皮湿疹が起こる原因

カビ菌の繁殖

シャンプーで頭皮を充分に洗い流せていなかったことが原因でカビ菌の繁殖を招き、かゆみなどの症状を引き起こします。

頭皮の乾燥

シャンプーで頭皮を過剰に洗ったことが原因で皮脂不足による乾燥が引き起こされ、頭皮がカサカサになります。

刺激物質の影響

刺激の強い成分を配合しているシャンプーを使用したことで、かゆみなどの頭皮トラブルを引き起こします。

シャンプーの選び方

頭皮湿疹を改善するには頭皮の状態に適したシャンプーを選ぶことが重要です。シャンプーには高級アルコール系、石鹸系、アミノ酸系の3タイプあります。その中で頭皮湿疹のケアに良いのがアミノ酸系シャンプーです。

アミノ酸系シャンプーには文字通り人の皮膚や髪のたんぱく質を作り出すアミノ酸由来の洗浄成分が配合されています。そのため高級アルコール系や石鹸系よりも頭皮をやさしく洗浄できます。

また、洗い上がり後のさっぱり感は高級アルコール系や石鹸系と比べると控えめで、必要以上に皮脂を洗い流さないため頭皮の乾燥を防げます。以上の理由からアミノ酸系シャンプーは湿疹で頭皮が荒れてしまった方や肌が敏感な方、乾燥しがちな方でも問題なく使用できます。

なお、アミノ酸系シャンプーとアミノ酸配合シャンプーは名前が似ていますが、全く異なるものです。アミノ酸配合シャンプーはアミノ酸系シャンプーと違って洗浄力が強く、頭皮湿疹の人には向いていません。

さらに、シャンプーを名前で選別する方法があります。 おすすめは、「スカルプケア」「スカルプシャンプー」と謳っているシャンプーです。「スカルプ」とは頭皮の意味で、頭皮ケアに特化した成分が多く配合されています。

より効果を実感したい場合には、「薬用シャンプー」と記載されているものを選ぶようにしましょう。「薬用シャンプー」とは、厚生労働省によって効果が認められた成分が一定の濃度で配合されているものを指しており、医薬部外品という扱いになります。

しかし、どちらのシャンプーも全ての髪の悩みに作用するわけではありません。

例えば、脂性肌用の薬用シャンプーには、肌の余分な脂を溶解する成分が、乾燥肌用には、肌を柔らかくするや保湿成分が多く配合されています。 このように、様々な種類のシャンプーが販売されていますので、自分にあったシャンプーを使用することが大切です。

正しいシャンプーのポイント

一日に三回以上シャンプーをしない

すでに頭皮湿疹があり一日のうちに三回以上頻繁にシャンプーをしている人は回数を二回以内に見直しましょう。皮膚炎が起きていると頭皮を清潔にしようと思い、いつもより多くシャンプーしがちですが一日に三回以上シャンプーをすると皮脂バランスが乱れ、治りが遅くなる可能性があります。

皮膚炎の人のための正しいシャンプーのポイント

誤ったシャンプーの方法は皮膚炎を悪化させてしまいます。せっかく治療していてもシャンプーで皮膚炎が悪化すると元も子もありません。正しいシャンプーのポイントを知って、皮膚炎の悪化を予防しましょう。

ポイント1.お湯は36~39度のぬるま湯

皮膚炎を起こした頭皮は、本来の肌よりもデリケートで刺激に敏感です。そこに熱いお湯をかけると水ぶくれや、やけどなどが生じる恐れがあります。デリケートな頭皮を刺激しないためにシャワーの温度は36~39度のぬるめに設定しましょう。

ポイント2.シャンプーをつける前に頭皮と髪をよくすすぐ

シャンプーの泡立ちを良くするために頭皮と髪はあらかじめよく濡らしましょう。指の腹を使って髪と頭皮を洗い流すと、ある程度のホコリや汚れは取り除けます。

ポイント3.シャンプーを泡立てて髪を包み込む

手のひらに1~2プッシュのシャンプーをとり、後頭部につけて側頭部に向けて泡立てます。充分に泡立ったら頭頂部や前頭部にも泡をつけて髪を包み込むようにやさしく洗いましょう。

湿疹のある患部はデリケートなので、刺激を与えないために泡が直に当たらないようにしましょう。なお、泡で頭皮を洗う際は爪で頭皮を傷つけないよう指の腹を使うのがおすすめです。

ポイント4.泡が残らないように時間をかけて丁寧にすすぐ

汚れを包んだシャンプーが頭皮に残ると、新たな汚れの原因となり頭皮に刺激になります。頭皮湿疹を悪化させないよう時間をかけて丁寧にすすぎましょう。すすぐ時間の目安は洗った時間の倍です。

また、髪が密集している後頭部や側頭部はもちろん、シャワーが当たりにくい耳の後ろ側や襟足はシャンプーの泡が残りやすいので、とくに念入りにすすぎましょう。シャンプーをつける前と同じようにシャワーヘッドを持ってまんべんなくお湯を当てるのがおすすめです。

ポイント5.ドライヤーを使って頭皮を乾かす

頭皮を自然乾燥で乾かすと頭皮に住む常在菌が増殖し、臭いやかゆみの原因になります。菌が皮脂を分解すると臭い物質が出る他、皮脂を分解した時に発生する過酸化脂質が頭皮に刺激を与えてかゆみをもたらすからです。それを防ぐためにもドライヤーですばやく髪を乾かしましょう。

ドライヤーを使う前に、まずはタオルで余分な水分を吸い取りましょう。ドライヤーを長い時間当て続けると頭皮が乾燥して湿疹やかゆみの原因になります。タオルで水分を吸い取ればドライヤーを使う時間が短縮できるので、頭皮の乾燥を防げます。

日常生活で心がけるべきこと

・脂っこい食事を減らす

脂っこい食事を続けると、皮脂の分泌量が増え、マラセチアが増殖します。

・ビタミンB、Cを多くとる

ビタミンB群(とくにB2、B6)とビタミンCは、皮膚の代謝を改善し、ダメージの回復を早める働きをします。

・紫外線をさける

紫外線は、皮膚のダメージを促進します。紫外線の強い季節は、帽子や傘で日よけをしましょう。ただし、帽子は風通しがよく、むれにくいものを選びましょう。

・睡眠をしっかりとる

睡眠不足も、皮膚の抵抗力を低下させます。夜更かしはやめましょう。

頭皮湿疹やかゆみの原因が特定できない場合は病院で相談

頭皮湿疹の原因が特定できず、症状が悪化している場合は皮膚科で相談しましょう。皮膚炎に効果のあるステロイドなどはドラッグストアでも購入できますが、ドラッグストアで販売されている医薬品は効果が弱いため、症状によっては効果が期待できません。

また、症状が特定できないまま自己判断で治療すると症状をさらに悪化させるリスクもあるため、個人での皮膚炎の治療はおすすめできません。よって病院で専門医に診てもらい、症状に適した治療薬を処方してもらった方が早く治せます。

かゆみや頭皮湿疹は正しい対処法で治しましょう

男性

このように、頭皮湿疹はさまざまな原因で発生します。アレルギー、真菌、アトピー、洗いすぎなど、原因はいろいろあります。原因によって治療法も異なるので、自分のかゆみの原因を把握してから治療をしなければなりません。とくに頭皮湿疹の完治のためには、正しい治療法を知り、頭皮や髪の毛にあったシャンプー・リンス・治療薬を選びましょう。


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