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頭皮の悩み

公開日:2018年9月27日

更新日:2019年4月30日

頭が臭いのは病気?頭が臭くなる原因と対策をご紹介

頭が臭いのは病気?頭が臭くなる原因と対策をご紹介

入浴時に汗を流してきれいに洗っても自分の頭皮が臭う、身体から悪臭がすると感じるなら、病気が原因で臭いが出ているのかもしれません。病気によって頭から不快な臭いがする場合と、病気以外で頭から不快な臭いがする場合とに分けて、臭いの原因と臭いを消す対策法をご紹介します。

頭からいやな臭いが…病気のせい?

頭から不快な臭いがするとき、まずは毎日、意識してていねいに髪を洗って経過を見ましょう。それでも頭からの悪臭がおさまらない、あるいは時間が経つと頭から悪臭がする場合、なんらかの病気の可能性があります。

ただ、病気でなくとも頭から不快な臭いがすることもあります。不快な臭いの原因は何かをつきとめて、病気ならば治療を、そうでなければ適切な臭いケアを始めましょう。

まずは頭が臭う原因をいくつか確認します。

病気で頭から不快な臭いがする原因

病気で頭から不快な臭いがする原因

病気によって頭が臭うケースは、大きく分けて2つあります。

  • 頭皮そのものが病気になっている場合

  • 頭皮以外のどこかが病気になっている場合(病気の影響で頭皮から悪臭が出ている)

症状として汗や身体から不快な臭いが出る病気はいくつかあります。病気によって血液中に悪臭の原因物質が流れ込み、汗や尿や呼気などに混じって、悪臭の原因物質が外に出るためです。

頭皮が病気になっている場合

脂漏性皮膚炎

皮脂の分泌量が多くなったことが原因で起きた皮膚炎を「脂漏性(しろうせい)皮膚炎」と呼びます。皮脂の量が多い顔や頭皮にできやすい炎症で、患部が赤くなって腫れたり、皮膚が硬いかさぶた状になったりすることがあります。他にもかゆみが生じ、ニキビができる、頭皮であればフケが出るなどの症状が出ます。

また常在菌のマラセチア菌が皮脂を分解して「ノネナール」という臭気を放つ酸化物質が作られ、脂っぽいツンとした臭いを発します。なお「加齢臭」と呼ばれるのもノネナールの臭いです。

粉瘤

頭皮ができものやコブのような物ができた場合は粉瘤の可能性があります。垢や老廃物が皮膚の内部に溜まるもので、化膿するまでは触っても傷みはありません。老廃物などが臭いを発することがありますが、ほとんどが良性です。

アトピー性皮膚炎

頭皮がアトピー性皮膚炎やかぶれなどで悪化し、細菌が繁殖すると臭いを発することがあります。アトピー性皮膚炎は、頭皮のバリアが薄くなり刺激に弱いです。少しの刺激でも過敏に反応することが多いので、硬い頭皮ブラシを使い頭皮に強い刺激を与えたり、シャンプーの時に爪を立てて頭皮を傷つけたりすることでも炎症を起こします。

頭皮以外が病気になっている場合

生活習慣病(糖尿病)

糖尿病の場合、初期症状と、病状が進行した場合とでは悪臭の種類が異なります。

初期症状では頭皮に限らず体や尿から甘いような悪臭がします。運動不足や肥満などの理由で糖をうまく使いきれず余ったものが血中にそして汗や尿などに混じるためです。

症状が進行すると甘酸っぱい悪臭に変わります。これは病状が悪化して身体が糖をほぼ使えなくなったため、代わりのエネルギーとして脂肪を使い始めることで起こります。脂肪からアセトンというケトン体が作られ、これが血中に多くなると汗や尿、呼気から甘酸っぱい悪臭がします。この不快な臭いはケトン臭と呼ばれます。

なお、ケトン臭は糖分を過剰に制限したダイエットでも出てくることがあります。身体が糖の代わりに脂肪を分解してエネルギーにするためです。

胃の機能障害

胃になんらかの病気を抱えていると、消化機能が落ち、食べ物をうまく消化できなくなることがあります。すると食べた物は胃の中で発酵・腐敗してしまい、卵が腐ったようなあるいは硫黄のような独特の腐敗臭をもったガスが発生します。

ガスは口臭やゲップのもとになるだけでなく、発酵・腐敗した食べ物が腸に入ると、ガスが腸から血中に取り込まれて汗から出ることになり、頭や全身から不快な臭いが出る原因になります。

このような症状を伴う機能障害としては胃炎、胃がん、または十二指腸潰瘍が考えられます。

胃もたれや逆流性食道炎の場合、胃酸の酸っぱくいやな臭いが吐息に混じることがあります。

腎機能・肝機能障害

腎臓や肝臓が病気を抱えているか、機能が低下している場合、身体からアンモニア臭がする場合があります。これは腎臓がうまく尿を作れなくなった、あるいは肝臓の解毒力が落ちてしまったなどの理由で、本来は分解されるはずのアンモニアが血中に混じり、汗や尿などとして出てくるためです。

肝臓の病気の種類によっては、アンモニア臭だけでなくさまざまな不快な臭いがします。肝炎であればカビの悪臭、ストレスやアルコールなどの過剰で肝機能障害が出た場合はドブのような不快な臭いがすることもあります。

ひどい便秘

便が長く腸内にとどまることでガスや老廃物がたまり、オナラや便がより強く臭うことがあります。また、オナラや便臭のもととなる成分、インドールやスカトールが腸から血中に吸収されると、汗や尿、体臭にも便臭がつきます。

また、腸と口はつながっているため、口から便臭がする場合もあります。便秘は主に腸内環境の悪化によって起こります。

トリメチルアミン尿症(魚臭症)

魚を摂取して腸内で消化すると「トリメチルアミン」という物質が生まれます。これは生魚特有の悪臭をもつ物質で、通常であれば肝臓で分解されるため、身体のいやな臭いにつながることはありません。

ですが、先天的な遺伝子の異常や、肝臓の機能の異常が原因でトリメチルアミンを分解できないことがあります。その場合、トリメチルアミンは血中に入り、汗や尿などから生魚特有の悪臭がとても強く発生します。遺伝による発症率は0.1%前後ですが、肝機能の低下から後天的にトリメチルアミン尿症になるケースもあります。

がん(癌)

がんにかかっている部位、そして進行度合いによって種類の異なる臭いがします。

たとえば大腸がんならオナラから腐った玉ねぎのような臭いがし、細胞の壊死が始まっていれば腐敗臭が出ることがあります。

また「がん特有の体臭がある」とも言われており、がんの疑いのある患者が本当にがんにかかっているかどうかを体臭から特定する方法も模索されています。この独特の不快な臭いが頭皮や全身から漂うこともありえます。

このように、病気にかかって頭や身体から不快な臭いが発せられるケースは多々あります。現在ではかかることの少ない黒死病(ペスト)や、遺伝で子どものころに発現するメープルシロップ尿症やフェニルケトン尿症なども、頭や身体からいやな臭いを発する病気です。

病気による不快な臭いへの対策は?

自分に不快な臭いがあるかどうかや症状をチェックし、自分がどの病気にかかっている可能性があるか判断しましょう。もちろん、セルフチェックよりも医師の診断を受けるほうがより確実です。

また病気の種類や程度によって、自分で臭い対策をできる場合と、できない場合に分かれます。

頭皮が病気になっている場合

・脂漏性皮膚炎の治療

脂漏性皮膚炎は、悪化すると脂漏性脱毛症になるおそれがあるため、早期に治療しましょう。頭皮の異常なかゆみや、頭からの脂っぽいツンとした臭い、皮膚の赤みや硬化を感じたら、脂漏性皮膚炎の疑いがあります。

脂漏性皮膚炎は皮膚科で診断と治療を受けられます。脂漏性皮膚炎の具体的な治療法やより詳しい仕組みについては、こちらの記事でくわしくご紹介しています。

・粉瘤の治療

大きさによっては、経過を見る場合もありますが、基本的には手術をして切除します。

放っておくと大きくなり、炎症を起こすことがあるためです。また、強い炎症を起こしている場合には、まずは切開をして膿を出し、落ち着いてから切除手術となります。

・アトピー性皮膚炎の治療

アトピー性皮膚炎は、皮膚バリアが薄くなっていることから、少しの刺激でも過敏に反応します。使用しているヘアケア剤の成分で頭皮を刺激するようなものが含まれていないか確認し、なるべく低刺激のものを選ぶようにしましょう。また、紫外線でも刺激を受けることもあるためされてしまうこともあるため、帽子などで頭皮を守ってあげるとよいでしょう。ストレスなどでも悪化することもあります。

皮膚科などの専門医の指導の下、ステロイド剤の外用や服用が必要となる場合があります。

頭皮以外の病気の場合

糖尿病への対策

体臭で甘みのある臭いや酸っぱくいやな臭いを感じたら、糖尿病の可能性があります。

生活習慣病である糖尿病には、生活習慣の改善で高い効果が見込めます。就寝と起床の時間を決めて規則正しい生活サイクルを送り、血中の糖やケトン体を減らすために適度な運動を取り入れ、偏食をやめてバランスの取れた食事へと変えましょう。

胃の機能障害への対策

卵が腐ったような腐敗臭が感じられたら、胃の機能が落ちたか胃の病気の疑いがあります。ただし、歯の間に詰まった食べかすが腐敗したときにも似た口臭がするため、間違いのないように頭や全身からも腐敗臭がしないかをチェックします。

胃炎、胃がん、十二指腸潰瘍など、不快な臭いがする病気はいくつかありますが、医師でなければ正確な判断は困難です。とくにがんであった場合は早期発見が治療の見込みを大きく左右しますから、疑いがあるならばすぐに病院での診断を受けましょう。

腎機能・肝機能障害への対策

汗や尿からアンモニア臭が感じられたら、腎臓か肝臓の病気の疑いがあります。腎臓が悪い場合は、足のむくみや高血圧などの症状もでるため、そちらも併せてチェックしてください。とくにわかりやすいのは尿の状態です。尿が赤っぽい色であれば急性腎炎や腎臓がんの疑いが、白濁しているなら腎盂腎炎(じんうじんえん)や膀胱炎、黄褐色で泡立ちがあるならば肝臓の病気の可能性があります。

単に腎臓や肝臓が弱っているだけであれば、塩分を制限し、解毒作用のあるスイカや冬瓜(とうがん)などを摂り、アルコールや脂質の多い食事は控える、オルニチンを摂取するなどの食事療法でも改善することがあります。ですが病気の種類と進行状況によってはやはり専門的な治療が必要です。早めに病院での診断を受けましょう。

ひどい便秘への対策

便秘の解消には運動と消化吸収のよい炭水化物の摂取が有効です。まず、運動する習慣が無い場合には、通勤で使っているエレベーターやエスカレーターの使用を控え、階段の使用に切り替えるようにしましょう。また、寝る前にストレッチをするなど、習慣的に運動をするようにするのがおすすめです。休日などには、家族や友人とスポーツを楽しむなど運動する時間を確保できればなおベストです。

食事は、おかゆやうどんなどの消化吸収のよい炭水化物をとり、便秘改善をするように心がけます。便秘が改善されてきたら、便秘を繰り返すなどの再発を防ぐため、食物繊維をとりましょう。

食物繊維には不溶性と水溶性がありますが、水溶性の食物繊維を中心に摂ると効果的です。水溶性の食物繊維はワカメやひじきなどの海藻類や、大麦に多く含まれています。

トリメチルアミン尿症などへの対策

後天的にトリメチルアミン尿症にかかった場合、魚臭のもととなるトリメチルアミンを発生させる食材の摂取を避ければ、頭や身体からいやな臭いは出なくなります。牛肉や大豆、魚介類(とくに白身魚)がトリメチルアミンを発生させるのでそれらの食材を避けると良いでしょう。

食べたい場合、食べなければならない場合には、食後の6~8時間から魚臭が始まることを考慮して、人前に出る時間が臭いの出るタイミングと重ならないよう注意することで周囲への影響は抑えられます。

また、肝機能の低下が原因として考えられるため、アルコールや脂質を控え、肝臓に良いオルニチンを摂取することも有効です。

病気には生活習慣や食事の改善が有効な場合もありますが、それだけでは完治に至らないことも多々あります。とくにがんなどの深刻な病気は早期発見が治療の鍵です。病気かもしれない、と思ったときは病院で診察を受けることが大切です。

病気ではないのに頭から不快な臭いがする原因

体質の変化による悪臭

加齢臭

40~50代頃から不快な臭いが出始める加齢臭の原因となるのは、皮脂に含まれるパルミトレイン酸(脂肪酸)と過酸化脂質が結びついて生まれる「ノネナール」です。皮脂が常在菌に分解されてもノネナールは生まれますが、このような形でもノネナールが生まれます。ノネナールの悪臭は「青草のような臭い」ともたとえられますが、脂っぽさを感じるのが特徴です。

加齢によってパルミトレイン酸も過酸化脂質も増えますが、過酸化脂質の増加には、活性酸素が大きく関係しています。

ミドル脂臭

30代から50代で体臭に変化が生じたのであれば、ミドル脂臭の疑いがあります。加齢臭がノネナールを原因とするのに対し、こちらはジアセチルを原因としています。ジアセチルは、皮膚の常在細菌であるブドウ球菌が汗に含まれる乳酸を分解して発生させます。

ジアセチルは主に頭頂や後頭部から発生し、古い油のような悪臭や、脂汗特有の不快な臭いを生み出します。

雑菌の繁殖

入浴後の自然乾燥や、乾燥不足

頭皮に雑菌が繁殖すると頭が臭う原因になります。男性の髪は女性と比べると概して短いので、入浴後、ある程度の時間が経てば自然に乾燥します。ですが、頭皮には多くの雑菌が住んでいますし、空気中の菌が付着することもあります。それらの雑菌類は水分や湿気のある頭皮では繁殖しやすいため、入浴後に髪を乾かさなかったり、乾燥不足のままにしていたりすると不快な臭いのもとになります。

この場合、

  • 雑菌自体が放つカビのいやな臭い

  • 常在菌・マラセチア菌が雑菌を分解して繁殖したために発せられる青草のような臭い・あるいは脂っぽい悪臭

これらの2つのいやな臭いがいずれも発生しやすいことも厄介です。

皮脂の過剰分泌

皮脂が過剰に分泌されると、皮脂をエサにする常在菌がノネナールを生み出すため、加齢臭特有の脂っぽい悪臭がする場合があります。

では、皮脂が過剰分泌される(=増える)原因にはどんなものがあるのでしょうか。

紫外線などで頭皮が傷んでいる

頭皮が紫外線を浴び続けていると、それによって頭皮が傷みます。皮脂は頭皮を守る役割があるため、これ以上頭皮が傷まないよう皮脂を多く分泌することがあります。

シャンプー回数が多い、洗浄力の強すぎるシャンプーの使用

皮脂を落とそうと頻繁にシャンプーをしたり、洗浄力が強すぎるシャンプーを使ったりすると、かえって皮脂分泌量が増える原因になります。

頻繁なシャンプーによって頭皮から皮脂が必要以上に洗い落とされると、頭皮は皮脂不足の状態を認識し、皮脂を過剰分泌して補おうとします。また、シャンプーの洗浄力が強すぎるときも同様に皮脂の落としすぎになり、のちの皮脂過剰分泌を招きます。

偏った食生活

脂質や糖質多く摂取する偏った食生活は、皮脂の過剰分泌を招く原因のひとつです。脂質を多く含む食品にはマヨネーズやバター、脂身の多い肉類、ナッツ類などがあり、糖質を多く含む食品にはパンやシリアル、うどんなどの麺類、砂糖を使用している甘いお菓子などがあります。脂質や糖質の過剰摂取に加え、ビタミン不足も皮脂の過剰分泌の原因となります。

皮脂の過剰分泌による頭皮の臭いを防ぐためにも、バランスのいい食生活を送ることが大切です。

ストレスや睡眠不足

ストレスや睡眠不足はホルモンバランスを乱し、皮脂分泌を盛んにします。さらに自律神経に作用することで血行不良や代謝の低下を招き、皮脂の排出の妨げにもなります。これにより分泌された皮脂が頭皮の毛穴にたまり、臭いを発生させてしまうのです。

病気ではないのに頭から不快な臭いがする場合の対策

加齢臭への対策

加齢臭を抑えるには、不快な臭いのもととなるノネナールを頭皮から落とすことと、過酸化脂質を生み出す活性酸素が増えないようにする食事療法が有効です。

ノネナールは落としづらい成分です。頭皮から落とすためにはていねいに、少し時間をかけてシャンプーで洗うことを意識しましょう。このとき、力を込めて洗うと頭皮を傷めることになるので、力を入れずに、やさしくていねいに洗ってください。

活性酸素を増やさないようにするには抗酸化作用をもつ食品、とくにリコピンを多く含むトマトを積極的に摂取すると良いでしょう。

トマトの効率的な摂取法、そのほか薄毛対策に適した食品に関しては以下の記事で詳しくご紹介しています。

ミドル脂臭への対策

ミドル脂臭の原因・ジアセチルが30代から増え始める理由には、抗酸化力の低下があります。不規則な生活や乱れた食生活や加齢によって抗酸化力が落ち、汗の量が増える、常在細菌ブドウ球菌が増えるなどの問題が起きています。

規則正しい生活や食生活の改善によって抗酸化力を上げ、頭皮や皮脂を清潔にすることがミドル脂臭の対策になります。併せて、頭皮を清潔に保つために薬用シャンプーを使うことをおすすめします。

雑菌の繁殖への対策

菌を繁殖させないためには、髪と頭皮に不要な水分を残さないことが大事です。入浴後は、まずしっかりタオルでおさえて水気を拭き取り、ドライヤーの温風を当てて頭皮まで乾かしましょう。その際、髪や頭皮を高熱で傷めないよう、ドライヤーは20cm以上離して使い、一箇所に2秒以上集中しないようドライヤーをこまめに動かし、また吹き出し口を振るように揺らしながら使ってください。

また、乾かし終えたら冷風に切り替えて全体の熱を飛ばしましょう。熱のダメージを防ぐだけでなく、高温で開く性質のあるキューティクル(髪を保護する表面層)を閉じて髪を守る効果も期待できます。

また、毎日長い時間、頭皮と触れる枕カバーも清潔に保つようにしましょう。

毎日洗い、綺麗なものを使用することで、雑菌の繁殖を防ぐことができます。

帽子をかぶることで、髪の毛を紫外線やホコリから守ることができますが、その帽子も清潔に保つことが大切です。頭皮に皮脂などが帽子に付着している可能性もありますし、長時間着用することにより、蒸れてきて頭皮に雑菌が繁殖することも考えられます。またそのような帽子を、毎日かぶれば、頭皮への悪影響も懸念されます。

帽子に表示されているタグを確認し、洗濯できるタイプであれば、なるべく小まめに洗濯するとよいでしょう。また毎日同じものをかぶるのではなく交換し、日中、風通しのよい所で陰干しにするなど雑菌が繁殖しないようにケアするようにします。

皮脂の過剰分泌への対策

紫外線の強い日には、頭皮への直撃を避けられるよう帽子をかぶるか日傘を使う、UVケア用スプレーを使用する、できるだけ日陰にいる、頭皮ケアのローションをつけて保護する、などの積極的な紫外線対策を行ってください。

また、シャンプーのしすぎや、洗浄力が強すぎるシャンプーの使用によって皮脂が出過ぎることもあります。

頭皮には、適度な皮脂が必要で、シャンプーによって必要以上に皮脂が取り除かれてしまうと、肌を守るために、皮脂を過剰分泌してしまいます。皮脂が多いと感じ、がむしゃらにシャンプーの回数を増やしたり、強い洗浄成分の入ったシャンプーを使ったり、ごしごしと爪を立てて頭皮を洗ったりすると、皮脂を取っても過剰に分泌され、逆効果となってしまうのです。

正しいシャンプー方法に改め、また使うシャンプーを見直す(別のものに替える)ことをおすすめします。

正しいシャンプーのポイント

回数:シャンプーでの洗髪は1日1回が理想的。どうしても汚れが気になり、シャンプーしたい時は、2回目はお湯だけで洗うようにします。その際には、洗う前によくブラッシングをしましょう。ブラッシングで汚れの8割は取り除けると言われています。

洗い方:爪を立てない、力まかせにごしごし洗わない。指の腹でやさしくマッサージするように洗う。

シャンプー:洗浄力が強いシャンプーはやめて、洗浄力がやさしいアミノ酸系のシャンプーを使う。アミノ酸系シャンプーの代表的な成分は「ラウロイルメチルアラニンNa」「ココイルグルタミン酸Na」「ココイルメチルアラニンNa」などです。

また、「ラウリル硫酸」や「ラウレス硫酸」と書かれている場合は、洗浄力が強く、泡立ちが良い反面、刺激も強いため注意するとよいでしょう。

ヘッドスパ

美容院で提供されるヘッドスパは、頭皮のクレンジングやマッサージにより頭皮環境を整えることができ、皮脂の過剰分泌対策としてもおすすめです。

オイルや炭酸水などを使ったクレンジングと頭皮マッサージが頭皮に詰まった皮脂や古い角質を落とし、頭皮の血行を改善します。老廃物が正常に流れて頭皮や髪に栄養がいきわたるようになるため、臭いの発生しにくい頭皮環境に整えることができるのです。

皮脂の過剰分泌対策として効果的なヘッドスパですが、美容院で施術してもらうと費用がかかるので、継続するなら自宅でできるヘッドスパがおすすめです。方法については以下のページでご紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

頭の不快な臭いは改善できる

頭の不快な臭いは改善できる

頭が臭う原因には、病気によるものと、病気でないものに大別できます。

病気が原因で臭うのであれば、生活習慣や食事の改善が有効ですが、病気の種類や病状によっては悪化・進行が心配です。重い病気が疑われるのであれば、早めに病院で診察を受けましょう。

病気ではないけれども頭皮が臭う場合には、加齢臭やミドル脂臭、雑菌の繁殖や皮脂の過剰分泌が考えられます。正しい洗髪方法と食生活の改善から始め、薬用シャンプーを使うこと、そして入浴後の頭皮に水気を残さないことを意識してください。

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