頭皮の悩み 頭皮の悩み

頭皮の悩み

公開日:2018年5月25日

更新日:2019年3月20日

気になる頭皮の臭いは正しいシャンプー方法でスッキリと解決

気になる頭皮の臭いは正しいシャンプー方法でスッキリと解決

頭のイヤな臭いの原因になる皮脂を取るには?臭い対策になるシャンプー方法をご紹介。

頭の不快な臭いの原因は、頭皮に分泌される皮脂です。シャンプーで適切に洗えば臭いを抑えられるのですが、洗い方を間違えるとかえって皮脂の量が増え、臭いを悪化させることもあります。

臭い対策のためにも、正しいシャンプーの仕方をマスターしましょう。

頭皮の臭いをチェックしよう

「頭が臭っているかも」と不安ならば、頭皮に指の腹を軽く押し当ててから、指の臭いを確認してみましょう。頭皮は皮脂の分泌量が多く、常に皮脂がある部位ですから多少臭いを感じるのは問題ありません。

ただし、臭いが強い、不快感のある臭いがする、ときどき自分の頭から感じる臭いとよく似ている、などの場合は皮脂の臭いが強くなっている可能性があります。

頭皮の皮脂が臭うしくみ

頭皮は顔の中で最も多く皮脂が分泌される部位であり、その分泌量はTゾーン(額、鼻、顎)の2倍といわれています。とくに、10代から20代前半の方は皮脂分泌が最も多くなる年代です。この時期は新陳代謝が活発な時期であり、皮脂の分泌量も伴って多くなるため頭皮が臭いやすくなります。

よりくわしく説明すると、臭いはノネナールという物質が原因です。皮脂は皮脂腺から分泌されてからおよそ24時間経つと酸化し始めます。酸化した皮脂は頭皮に住んでいる常在菌の餌となり、分解されます。その分解の過程でノネナールが発生し、頭皮の臭いになります。

生活習慣によっては、皮脂そのものが臭いを放つこともあります。たとえばファーストフードやお菓子を毎日食べるなど偏った食生活を続けていると、皮脂にアンモニアや脂質などの老廃物が多く含まれるようになり、皮脂自体が不快な臭いをもつようになります。

皮脂は誰でも必ず分泌されており、また頭皮に必要なものでもあるため、多少は臭いが発生するものです。ですが、古い皮脂が残っている場合や生活習慣の問題で皮脂が臭っている場合には、シャンプーで改善を目指しましょう。

頭皮が臭くなる原因については以下の記事でも説明しています。併せてご覧ください。


シャンプーで頭皮の皮脂を洗う

実は、シャンプーは主に頭皮の皮脂を落とすためのものです。髪の汚れはシャンプー前のお湯すすぎの段階でほとんど洗い流せます。ですが頭皮の皮脂はお湯だけでは充分に洗い流せないため、シャンプーの洗浄力が必要です。

シャンプーでは「髪を洗う」というイメージが強いでしょうが、本当のシャンプーの役割は、頭皮を洗うことが中心です。シャンプーで頭皮をしっかり洗っていないと、臭いのもとになります。

皮脂は古くなって酸化すると不快な臭いを発するものですから、古くなった皮脂をきれいに洗うことが臭い解消のための課題になります。

シャンプーは基本一日1~2回のみ

「皮脂をしっかり落とそう」と考えてシャンプーの回数を増やすのは問題です。シャンプーは原則、一日1~2回までにとどめるべきです。なぜなら、洗いすぎはかえって皮脂の分泌量を増やすからです。

そもそも、皮脂は肌を乾燥から守り、保湿するものです。頭皮の皮脂は保湿だけでなく頭皮の保護の役割も担っており、頭皮には欠かせないものです。臭いのトラブルでも、問題なのは古くなった皮脂だけです。シャンプーでは「古い皮脂を落としながら、皮脂を適度に残す」ことが大事です。

朝シャンはしても良いの?正しい朝シャンの方法とは

皮脂を洗い落としすぎた場合のトラブル

もし、皮脂を完全に洗い落とした場合、どうなるのでしょうか。

■頭皮にトラブルが起きる

空気が乾燥する冬場には、肌にかゆみを感じることがあります。肌は乾燥すると刺激を受けやすくなり、かゆみの原因であるヒスタミンを分泌するために起こる症状です。

頭皮でも乾燥すると同じことが起きます。シャンプーのしすぎで頭皮が皮脂を失って乾燥すると、かゆみを感じるようになり、掻くと爪で頭皮が傷ついて炎症や湿疹、フケが発生しやすい状態になります。ここまで頭皮の状態が悪化すると、皮膚科での治療が必要です。

■皮脂の分泌量が増える

頭皮の皮脂を洗い落として著しく減らした結果、かえって皮脂の分泌量が増えることもあります。人の体は常に皮脂量を自己調節しています。皮脂が減った状態では、「皮脂を補う必要がある」と判断し、それまでよりも皮脂を多く分泌します。

皮脂が過剰分泌されれば頭皮や髪がベタつき、臭いも強くなりますが、これをさらに落とそうとシャンプーの回数や使用量を増やしていると「皮脂を落としたために皮脂が増える」という悪循環に陥ります。

これらの問題を避けるためにも、皮脂を残しすぎず、落としすぎないよう適度に洗う正しいシャンプーを行なうことが大事です。

シャンプーで意識する習慣をつけよう

笑顔の男性

正しい洗髪方法で頭皮の臭いを防ぐ

雑でいいかげんな髪の洗い方では洗い残しが起こります。洗い残しは古い皮脂を残し、臭いやかゆみの原因になるため、ていねいな洗い方を心がけましょう。

シャンプーでていねいに洗うコツを2つ提案します。

■シャンプーの適量を知り、守る

まず、シャンプーは髪の量にあわせた適切な量を使うことを心がけましょう。男性の短めの髪ならワンプッシュ、かなり長めの髪でも3プッシュ程度が適量のめやすです。

また、手に取ったシャンプー剤をそのまま髪につけて泡立てるのではなく、手のひらで充分に泡立ててから使いましょう。泡立てずにそのままつけると頭皮への刺激が強く、また部分的にシャンプーがつくため皮脂を洗い残す部分とシャンプーを流し残す部分、それぞれが発生しやすくなる原因となります。

少なめの量を自分にとっての適量を使いながら覚えることを意識して洗いましょう。

■すすぎにはシャンプーの3倍の時間をかける

シャンプーで洗う時間は2~3分程度で充分です。髪のホコリや汚れはあらかじめすすぎ洗いをすればほとんど取り除けます。長い時間シャンプーで洗っていると、必要な皮脂まで洗い落とす問題が起こります。

ていねいにシャンプーをするなら、むしろすすぎに時間をかけましょう。すすぎを念入りに行なうことで、シャンプー剤とともに汚れや古い皮脂を洗い流せます。

熱いお湯は頭皮にダメージを与え、やけどになることもあります。シャンプーとすすぎの際のお湯の温度は38度前後、若干ぬるいと感じるくらいが適温です。

洗うときの指の使い方

よくある間違いが、爪を立て、力を込めてゴシゴシと洗う方法です。頭皮に爪を立てること自体よくないのですが、お湯で柔らかくなった頭皮はさらに傷つきやすい状態なので注意が必要です。

指の腹を頭皮にあて、やさしく揉むように、頭皮をマッサージするイメージで洗いましょう。強くこすらなくても汚れは洗えます。

ドライヤーでしっかり乾かす

洗髪が終わったら頭皮を乾かすことも大切です。頭皮に水分が残っていると蒸れて雑菌が繁殖し、イヤな臭いを発生させてしまいます。そのため、お風呂から出たらドライヤーなどを使って素早く頭皮を乾かしましょう。

お湯の温度は40度以下

お湯による洗浄力は高く、40度以上の温度だと必要な皮脂まで洗い流してしまうことがあります。そうすると頭皮が乾燥し、不足している皮脂を補おうと過剰に皮脂を分泌してしまいます。結果、髪のべたつきや臭いの原因になるためお湯の温度は40度以下にしましょう。

頭皮にあったシャンプーを選ぶ

洗い方と同じくらい大事なのが、自分にあったシャンプーを使っているかどうかの確認です。どれだけ正しい洗い方をしていたとしても、シャンプーが自分にあっていないと頭皮トラブルが発生する恐れがあります。

あわないシャンプーを使用することで起こるトラブルとは

人によって肌の質は異なりますが、頭皮が刺激に敏感だった場合、シャンプーの刺激に肌が過剰に反応してしまい、かゆみや赤み、フケ、皮脂の過剰分泌などを引き起こす恐れがあります。そのため、頭がかゆくなったり頭皮がベタついたりしている人は、使用しているシャンプーを見直しましょう。

洗浄成分の種類をチェック

洗浄成分が強いと洗浄力が高く泡立ちもいいですが、頭皮が敏感な人にとっては刺激が強すぎて頭皮トラブルを引き起こす原因となります。シャンプーで使用されている主な洗浄成分2つをご紹介するので、シャンプーがあわない場合は成分表を確認してみましょう。

■高級アルコール系

高級アルコール系は市販のシャンプーでよく使われている洗浄成分です。洗浄力が高く、安価で大量生産しやすいため多くのシャンプーで採用されています。しかし、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまったり、頭皮のかゆみや乾燥を起こしたりといったトラブルを引き起こすことがあるため、肌が敏感な人は注意が必要です。

■アミノ酸系

アミノ酸系は低刺激で肌にやさしい洗浄成分です。頭皮の表面についた汚れや酸化した皮脂のみを洗い流し、頭皮に必要な皮脂は残してくれる適度な洗浄力があります。「低刺激シャンプー」と呼ばれるシャンプーの多くはアミノ酸系が使われていて、高級アルコール系より肌への刺激が少ないのが特徴です。

おすすめのシャンプー

頭皮は些細なことで肌の油分と水分のバランスが崩れやすいため、乾燥肌や脂性肌になりやすいと言えます。シャンプーは、洗浄力のやさしいものを使用しましょう。アミノ酸系シャンプーは洗浄力がやさしく、頭皮に負担が少ないシャンプーなのでおすすめです。

正しいシャンプーの仕方で臭いトラブルを解決!

頭

「頭から変な臭いがする」と気がつくと不安になり、必要以上にシャンプーを使ってかえって悪化させる、といった状態に陥りがちです。シャンプーを使いすぎて頭皮が乾燥状態に、あるいは皮脂過剰分泌の状態になると、抜け毛を誘発することにもなります。

正しいシャンプー方法を知るだけで臭いのトラブルは解決できます。また頭皮を健全な状態に導き、維持できるので結果的には将来的な薄毛対策にもなります。自己流や思いつきの方法で試行錯誤せず、「正しいシャンプー方法」を知り、守って続けることが大事です。

検索

  • 薄毛に関するお悩み
    薄毛の予防から改善まで幅広い情報を発信。あなたの悩みに合わせてドクターが解決します!

    薄毛の予防から改善まで幅広い情報を発信。あなたの悩みに合わせてドクターが解決します!

  • 抜け毛に関するお悩み
    抜け毛の予防から改善まで幅広い情報を発信。あなたの悩みに合わせてドクターが解決します!

    抜け毛の予防から改善まで幅広い情報を発信。あなたの悩みに合わせてドクターが解決します!

  • フケに関するお悩み
    フケの予防から改善まで幅広い情報を発信。あなたの悩みに合わせてドクターが解決します!

    フケの予防から改善まで幅広い情報を発信。あなたの悩みに合わせてドクターが解決します!

  • ヘアケア・育毛
    日々のケアは大切です。ベストなヘアケア方法や育毛のコツをご紹介。

    日々のケアは大切です。ベストなヘアケア方法や育毛のコツをご紹介。

  • 頭皮の悩み
    頭皮トラブルの予防から改善まで幅広い情報を発信。あなたの悩みに合わせてドクターが解決します!

    頭皮トラブルの予防から改善まで幅広い情報を発信。あなたの悩みに合わせてドクターが解決します!

  • 白髪に関するお悩み
    白髪の予防から改善まで幅広い情報を発信。あなたの悩みに合わせてドクターが解決します!

    白髪の予防から改善まで幅広い情報を発信。あなたの悩みに合わせてドクターが解決します!

  • 髪の実態調査

    500人にアンケートを実施!見えてきた髪の毛の実態とは?

  • 女性の悩み
    他人に相談しにくい女性の薄毛や抜け毛の悩みをドクター が解決します!

    他人に相談しにくい女性の薄毛や抜け毛の悩みをドクター が解決します!

  • 髪に関するQ&A
    髪の毛に関するよくある質問に発毛クリニックの専門ドクターに答えてもらいました。

    髪の毛に関するよくある質問に発毛クリニックの専門ドクターに答えてもらいました。

  • ミノキシジル大学
    発毛に絶大な効果を発揮するミノキシジルの基礎情報から、ちょっとディープな情報まで髪のせんせいの「ミノキシジル大学」が解説します!

    発毛に絶大な効果を発揮するミノキシジルの基礎情報から、ちょっとディープな情報まで髪のせんせいの「ミノキシジル大学」が解説します!