頭皮の悩み 頭皮の悩み

頭皮の悩み

公開日:2018年5月21日

更新日:2019年3月19日

後頭部

頭皮の炎症は薄毛(ハゲ)の原因!炎症が引き起こすかゆみの仕組み

頭皮はなぜかゆくなる?かゆみと炎症の仕組み、薄毛との関係を検証しました。 頭皮がかゆいからといって爪でガリガリと掻いていませんか。頭皮を掻いて傷がつくと炎症が起き、薄毛(ハゲ)になる可能性があります。

かゆいと感じたらかゆみを抑えて炎症を防ぐことが大切です。 頭皮のかゆみと炎症の原因、対策法を調べました。

頭皮の炎症とかゆみの関係性

男性

まずは頭皮のかゆみが炎症を引き起こす理由を確認しましょう。

頭皮のかゆみが炎症を引き起こす

スマートフォン、PC、つり革、手すり、ドアノブ、硬貨や紙幣…。これらは日常的によく触れるものですが、触る頻度が高いものほど細菌の付着率が高く、触った手にもそれらの菌が移って付着します。

菌がついた手の指や爪で、かゆくなった部分を掻くことは非常に不衛生です。爪によって傷ができ、その傷口から手指の細菌が侵入して炎症を起こします。

頭皮の炎症を起こさないためには

  • 頭をかかないこと
  • 無意識に掻いてしまうので、せめて手を衛生的に保ち、爪をこまめに切ること

これらを意識することが大事です。

炎症とは

そもそも、「炎症」とはどのような状態を指すのでしょうか。 炎症とは自己防衛のために身体の一部が熱を持ったり、赤く腫れたりする反応のことです。

傷ができてから、段階ごとに4つの症状があります。

  • 皮膚が赤くなる発赤(ほっせき)
  • 熱を持つ熱感(ねっかん)
  • ふくれて大きくなる腫脹(しゅちょう)
  • うずくように傷む疼痛(とうつう)

頭皮が炎症を起こす流れ

頭皮の傷から細菌が侵入すると、血液中の白血球が細菌を除去しようとします。これにあわせて毛細血管は拡張して毛細血管の「壁」にある細胞同士の隙間を大きく広げ、白血球が傷口へと向かう道を作ります。

この際、毛細血管が広がった頭皮は赤くなります。これが「発赤」の症状です。 毛細血管にできた道を通るのは白血球だけではなく、血液中の水分もじんわりと血管外へ漏れだします。水分が皮膚の内側に溜まり、皮膚が膨れ上がった状態が「腫脹」です。

発赤、腫脹が起こると、皮膚の内側でサイトカインという化学物質が放出されます。これは神経に作用して、痛みや熱さを引き起こす物質です。傷ついた部分に細菌が侵入したことを「痛い、熱い」という感覚で教えるのが「疼痛」、「熱感」です。

頭皮の炎症に対処せず、痛みやかゆみに応じてかき続けると、毛母細胞が破壊されることがあります。その部分は髪の毛を作ることができなくなり、治ることのない薄毛(ハゲ)症状になります。

薄毛のリスクを避けるためにも、頭皮の炎症への対処、悪化させないためのかゆみへの対処の両方が必要です。

頭皮がかゆくなる原因

「かゆい」と身体が感じる仕組みについて解説します。

かゆみのメカニズム

かゆみのメカニズム

皮膚が外的刺激を受けると、皮膚の内部に存在する肥満細胞が「ヒスタミン」という化学物質を分泌します。ヒスタミンがかゆみを感じ取る神経に届くと、脳は「その場所がかゆい」と感じます。これがかゆみのメカニズムです。

頭皮の場合、かゆみを引き起こす刺激となるのは乾燥です。

通常は、頭皮の水分と皮脂がバリアの役割を果たして外部の刺激から頭皮を守っています。乾燥した頭皮は水分や皮脂によるバリア機能が失われており、通常なら気にならないほど些細な刺激でもかゆみを感じます。

洗浄力の強いシャンプーが頭皮の乾燥を招く

頭皮を乾燥させる原因としては、洗浄力の強すぎるシャンプーの使用が考えられます。 普及しているシャンプーのほとんどは「高級アルコール系シャンプー」に分類されるものです。

高級アルコール系シャンプーの特徴としては低価格で作れること、そして洗浄力が強いことが挙げられます。ただ、洗浄力が強すぎる部分があり、頭皮が必要とする皮脂までも洗い落としてしまうので、結果として皮脂を失った頭皮を乾燥させるのです。

頭皮のかゆみへの対策法

頭皮にかゆみを感じたときの対策方法と、かゆみを予防する方法をご紹介します。

かゆみへの応急処置:冷やす

かゆい部分を掻くと、掻いた刺激によってヒスタミンが分泌されてかゆみが増し、またかきむしる…という悪循環に陥ります。「かゆい」と感じても、掻かないことが最良の策です。

とはいえ、がまんしても無意識に掻いてしまうこともあるかもしれません。かゆみは患部を冷やすと緩和する性質があります。冷やしたタオルや氷水をいれたビニール袋、保冷剤を頭皮にあててかゆみを弱めましょう。

シャンプーの見直し

シャンプーには「高級アルコール系シャンプー」と「アミノ酸系シャンプー」の2種類があり、それぞれに洗浄力が強い、洗浄力が弱いと特徴があります。シャンプーの特徴を理解し、自分に合った種類のシャンプーを見つけましょう。

高級アルコール系シャンプー

高級アルコール系シャンプーは高級と称されていますが、使用されている成分のコストが低いため、市販で安く購入することができます。

特徴としては「ラウリル硫酸ナトリウム」や「ラウリル硫酸アンモニウム」という成分が含まれており、洗浄力が高く頭皮の皮脂が多い方におすすめのシャンプーとなっています。

ただし、洗浄力が強い分刺激も強く、余分な皮脂まで落としてしまうことがあり、頭皮が乾燥している方や、頭皮に発疹やけがをしている方は痛みを感じてしまうことがあるので、あまりおすすめできません。

アミノ酸系シャンプー

アミノ酸系シャンプーの特徴は、高級アルコール系シャンプーと比べて洗浄力が優しく、刺激が弱いのが特徴です。余分な皮脂を落とさず頭皮の汚れを除去してくれるため、頭皮環境を損ねることなく頭を洗うことができます。肌が弱い、頭皮に炎症やけがをしている方は、アミノ酸系シャンプーがおすすめです。

アミノ酸系シャンプーに含まれる成分は、「グリシン」「メチルアラニン」「グルタミン酸」「メチルタウリン」「サルコシン」などの成分が含まれているので、購入する際はこれらの成分が入っているか確認して購入してください。

また、シャンプーだけではなく洗い方も見直す必要があります。正しいシャンプーの方法はこちらの記事を参考にしてください。

頭皮の炎症の原因になるかゆみを対策するのが最も重要

頭皮の炎症は、かゆみを感じた頭皮を掻くことで起こりがちです。

  • 頭皮の炎症を放置すると、発毛に関する組織を破壊して薄毛(ハゲ)につながる
  • 頭皮を掻くことで傷口から菌が侵入して炎症が起こる。かゆくても掻くのはNG
  • 頭皮がかゆくなる原因は、洗浄力が強すぎるシャンプーによる頭皮の乾燥
  • かゆいと感じたら、患部を冷やすとかゆみが治まる
  • 頭皮を保湿すればかゆみ予防になる

頭

頭皮の炎症を抑えたとしても、炎症の原因のかゆみを改善できなければ、また炎症が再発しかねません。

炎症を繰り返すと、頭皮の状態は悪化して薄毛(ハゲ)につながります。 薄毛(ハゲ)を避けるためにも、頭皮の保湿を心がけてかゆみを予防しましょう。


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