白髪に関するお悩み 白髪に関するお悩み

白髪に関するお悩み

公開日:2018年7月20日

更新日:2018年9月6日

若白髪の原因はストレスにあり!?白髪とストレスの関係

若白髪の原因はストレスにあり!?白髪とストレスの関係

白髪の主な原因は加齢・老化であり、歳を重ねれば誰でも髪は必然的に白くなるものです。ただ、人によっては若いうちから白髪が生え、急激に増えることもあります。若白髪が悩みのタネだ、という人もいるかもしれません。また若白髪を増やす要因のうち、見逃せないのがストレスです。
若白髪が生える原因、ストレスと白髪の関係、そして改善方法を紹介します。

なぜ黒髪が白髪になるのか

髪が白髪になるメカニズム

髪が黒くなるのは、メラニン色素のはたらきによるものです。髪の根元部分にあり、髪を作り出す毛母細胞の中には「メラノサイト」という細胞があり、髪に色を付ける色素・メラニンを作っています。
メラニンには黒色メラニンと黄色メラニンの2種類があります。人種によってメラニンの生成量は異なり、多くの日本人の髪が黒いのは、黒色メラニンがより多く生成されていることが理由です。

メラノサイトのはたらきは何らかの理由で弱まることがあり、結果としてメラニン色素の生成量を減らします。メラニンの量が少ないと、髪の毛は白髪として生え、伸びていきます。
メラノサイトのはたらきが低下する主な理由としては加齢・老化があります。年をとると髪が白くなるのは、次第にはたらきを完全に止めるメラノサイトが増えていくことが原因です。

ストレスも白髪の大きな原因

ブラシ

まだ老化が始まっているとは考えがたい20代のうちからメラノサイトのはたらきが弱まり、白髪が生え始めることもあります。理由としてはストレスによる自律神経失調が考えられます。
自律神経には活発な行動や覚醒につながる交感神経と、リラックスした状態や休息につながる副交感神経とがあり、これらの2つがバランスを取って、身体を状況に適した状態に整えています。

具体的にご説明しましょう。
日中の仕事中や、体を動かす運動をしているときには交感神経が優位になり、体を活発に整えることで仕事や運動に適した状態にします。寝る前にくつろいでいるときや、静かに休憩をとっているときに副交感神経が優位になり、心身を落ち着いた状態に導きます。

ストレスを感じたときは交感神経が優位になります。交感神経が優位になると身体は緊張状態になり、血管が収縮して血流が悪くなります。通常はバランスとるために副交感神経もはたらきだすことで血流悪化は収まり、改善に向かうものなのですが、ストレスを持続的に感じていると交感神経ばかりが優位な状態が続き、血管は収縮したままになって血行が悪い状態も続きます。
髪は血液中の栄養を受け取って成長していますので、血行が悪化すると髪は栄養不足になり、成長が滞ったり、色素を作るメラノサイトの活動が低下したりといった問題が起こります。

問題はそれにとどまりません。交感神経が活発な状態が続き自律神経のバランスが崩れると、やがて「自律神経失調症」を発症します。自律神経失調症の症状には激しいイライラや慢性的な疲労、不眠症などがあります。これらはストレスにつながりやすい症状ですから、ストレスが原因で自律神経失調症になり、自律神経失調症のさまざまな症状がストレスを産む、という悪循環が発生し、症状は次第に深刻化します。このような状態では髪の成長やメラノサイトのはたらきはますます鈍り、弱々しい髪が伸びたり、白髪が増えたりする原因になります。

睡眠と自律神経のつながり

睡眠にまつわるトラブルは自律神経のバランスを乱しうる要因の中でも大きな問題です。
睡眠不足はストレスの増加や代謝の悪化を招きます。睡眠は身体の疲れをとり、ダメージを回復するものです。睡眠不足によって身体の疲労を取り去ることができなくなり、次第に疲労が蓄積してストレスとなり、血行が悪化しやすくなります。
また、ストレスが交感神経を優位にして脳を覚醒状態にすることで寝付きにくくなりますから、ますます寝不足が悪化するという悪循環も発生します。

白髪になった髪は戻らない

白髪が生えるしくみをおさらいしましょう。
毛母細胞の分裂でできた髪は色のついていない、白髪と同じ状態です。これが伸びる段階でメラニンを取り込むために黒い髪として生えるのですが、メラニンが生成されなかったり、不足したりすると白髪として生えていきます。

ここでのポイントは、「髪に色がつくのは生える段階だけである」ということです。一度白髪として生えた髪には、その後色素を取り込む機会がありませんから、染めるでもない限り、黒い髪になることはありません。

ただし、白髪として伸びた髪が途中から黒髪になる、ということはあります。メラノサイトのはたらきが回復すれば再び色素が髪の毛に供給されるようになるからです。

運動でストレス解消して白髪リスクを減らす

ストレスによる白髪を予防するためには、ストレスを解消するのが最も確実で、手っ取り早い方法です。
ストレス解消の方法のひとつに運動があります。運動がストレスの解消につながることは科学的にも証明されていますから、運動が苦手な人、嫌いな人でも、負担に感じない程度のごく軽い運動を続けることでストレスを減らすことができます。

運動がストレス解消につながるしくみ

運動によってストレスの抑制と解消、そしてストレス耐性の向上といった効果が得られます。

ストレスの抑制

運動して心臓に負荷がかかると、「心房性ナトリウム利尿ペプチド」というホルモンが分泌されます。これは自律神経のはたらきを適切にし、ストレスを抑える作用があるホルモンです。

ストレスの解消

有酸素運動を続けることで、脳はドーパミンなどの快楽物質を分泌してストレスを緩和します。これは、運動することによって身体が強いストレスを感じるため、それを解消しようとするはたらきです。運動自体はストレスを招くのですが、運動中にストレスを解消するはたらきが起こるため、総合的にはストレス解消効果を得られる、ということです。

ストレス耐性

脳には「海馬(かいば)」という記憶を司る器官があります。欲望や情緒の制御、視床下部の制御も海馬の機能です。海馬はストレスに弱く、ストレスを長時間感じると萎縮する性質があります。すると視床下部のコントロールが難しくなり、人はさらにストレスを感じやすくなります。

この問題の対策として有効なのが運動です。運動をすると脳が神経伝達物質を分泌し、それによって脳神経は刺激を受けます。これらの一連のはたらきによって海馬は発達し、視床下部の制御がしやすくなり、結果としてストレスを感じにくくなる(=ストレス耐性が向上する)効果を得られます。

ストレス解消に効果的な運動

OKサインを出す男性

ストレスの解消に役立つのは有酸素運動です。有酸素運動をすることで脳が刺激を受け、快楽物質を分泌しやすくなります。

ただし、ストレス解消のために運動をするなら、運動の強度の設定に注意してください。体がへとへとになるようなハードな運動である必要はありませんし、身体的負荷のほうが強すぎてかえってストレスが溜まることになります。また、ときどき、思い出したように激しい運動をするよりも、ごく軽い運動を習慣づけて行なうほうがストレス解消の効果は大きくなります。

とくに運動が苦手な人、嫌いな人は軽いウォーキングから始めることをおすすめします。次第に「物足りない」「もう少し運動できる」と思うようになりますので、慣れに応じて距離や時間を延ばしたり、ジョギングに切り替えたりして、運動強度を調節するとよいでしょう。

自律神経を整えれば白髪予防に

ストレスは白髪の原因ではありますが、あくまできっかけに過ぎないものでもあります。白髪が発生するのはストレスによって自律神経が乱れ、血行不良に陥るからです。ストレスの解消に加えて、自律神経の乱れを解決すれば、さらに白髪が増える要因を減らすことができます。

自律神経の乱れを正常に戻す具体的な方法としては、睡眠の見直しがあります。
睡眠不足は自律神経を乱し、ストレスを増やす大きな問題です。睡眠を改善すればこれら2つを解決できます。また、睡眠中に多く分泌される成長ホルモンは髪の代謝を促進させる作用がありますから、質の良い睡眠をとることで健康で活力のある髪の成長も期待できます。

睡眠の質的改善を図ろう

睡眠不足の解消には、睡眠時間を長くすることよりも、睡眠の質を高めることのほうが効果的です。睡眠の質とは、具体的には「ノンレム睡眠の深さ」を指します。

睡眠は、脳まで休息して深い眠りに入るノンレム睡眠と、脳は起きている浅い眠りのレム睡眠の2種類に分かれます。ノンレム睡眠が浅いと、脳がしっかり休息をとれません。ノンレム睡眠を深くすることで睡眠の質は向上し、身体の疲れがとれたり、気分がすっきりとしたりといった良い効果を得られます。

睡眠の質を高める方法

ノンレム睡眠を深くし、睡眠の質を向上させるためにはどんなことをすればよいのでしょうか。

寝る直前に光の刺激を浴びない

テレビやパソコン、スマートフォンの画面を見るのは就寝の1時間前までに済ませましょう。画面からの光刺激は脳を覚醒させるため、その後の眠りを浅くします。

寝る直前に食べない

食事は就寝の3時間前までには済ませましょう。寝る直前に食事や間食をとると、寝ている間も胃腸が消化を続け、眠りの質を低下させます。

入浴は60~90分前に済ませる

寝つきが悪いと悩んでいる人は、入浴による体温調整を試してください。
体温が下がると、人は眠気を感じ、寝つきやすくなります。そこで、寝る1時間から90分ほど前までに40度前後のお風呂にゆっくり浸かって体の内部の体温を上げると、寝るまでの間にゆっくりと体温が下がり、自然な眠気を感じます。
なお、お湯の温度が高すぎると交感神経が優位になり、かえって目が冴えて眠れなくなります。熱すぎないお湯にゆっくり入るのがコツです。

入浴以外では軽いストレッチ運動やホットミルクを飲むことでも体温が上がり、のちの寝つきの良さにつながります。

若白髪を防ぐために

人は加齢とともにメラニン色素を作り出すメラノサイトのはたらきが低下するため、白髪が増えていきます。めやすとして35歳ごろから白髪が増えるものなのですが、これより早い20代のうちから白髪が増えたならば、ストレスによる自律神経失調症や、運動不足による血行不良が原因で起きている可能性があります。

一度生えた白髪を黒くすることは(染める以外では)できませんが、今後生える髪を黒い髪に戻すことは期待できます。
定期的な有酸素運動や、就寝前の行動を改めて睡眠の質を上げることで、白髪のリスクは大幅に減らせます。白髪が気になりだしたら、日常生活の習慣の見直しをおすすめします。

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