抜け毛に関するお悩み 抜け毛に関するお悩み

抜け毛に関するお悩み

公開日:2018年3月12日

更新日:2019年4月30日

何本までなら大丈夫?抜け毛の本数が増えたときの自己診断方法

何本までなら大丈夫?抜け毛の本数が増えたときの自己診断方法

抜け毛で薄毛度合いをセルフチェック

頭皮では、日々新しい毛髪が生えており、古くなった毛髪は自然と抜け落ちます。しかし、新しく生えてくる髪よりも抜ける髪が多くなると、薄毛が進行してしまいます。

  • 最近髪の毛が抜けるのが気になる
  • 浴室の掃除をしたら抜け毛がごっそりあって驚いた
  • 朝、枕元に落ちた髪の毛が目立つ
  • 職場のデスクの上に髪の毛がよく落ちている

こんな心当たりがあるなら、薄毛の始まりかもしれません。抜け毛の量が気になったら、1日にどの程度抜けているのか調べてみましょう。その抜け毛をもとに、薄毛の可能性の有無や進行度合いを自己診断できます。薄毛の進行具合を確認するために、セルフチェックで自分の髪の毛の状態を確認してみましょう。

「抜け毛が多い」といえる本数の目安は、大体100本以上とされています。これには個人差がありますが、人は一日に大体100本前後の髪が、ヘアサイクルに沿って抜けます。

引用元:知っておくべき薄毛の悩みとヘアサイクルの関係とは|ヘアメディカル

ヘアサイクルとは、髪の毛が生えて抜けるまでの流れのことであり、大まかに分けると3つに分類できます。髪の毛が育つ成長期、成長が止まり始める退行期、そして成長が完全に止まる休止期です。

・成長期

ヘアサイクルの大半は成長期であり、24~6年間髪は伸び続けます。成長期は、新たな毛をつくる器官である「毛包」が成長し、髪の毛が太くなる期間です。成長期が十分に長いと、髪の毛が太く成長して髪全体のボリュームが増します。また、髪が丈夫で健康になるため、多少の刺激では髪が抜けなくなります。

成長期はヘアサイクルの中で最も長く、成長期の髪の毛は全体の約85%を占めています。

・退行期

成長期が終わると、退行期に移ります。退行期には、髪の毛を生成する毛母細胞の分裂が終わり、毛根が小さくなります。退行期の期間は、約2週間程度です。髪の毛全体のおよそ1%が、この退行期の段階にあるといわれています。

・休止期

退行期が終わると、髪は休止期に入ります。休止期に入ると栄養の供給は完全に止まり、毛根が縮小して抜けるのを待つ状態になります。休止期には、毛根が頭皮の表面に向けて段々上がっていき、抜け落ちる準備をします。

休止期の状態の髪は、毛髪全体のおよそ10%~20%を占めています。

休止期に入ると、髪が枕にこすれる際や頭を洗う際などの軽い刺激で抜けます。この髪はすでに休止期に入っている状態であり、その根元から次の髪の毛が生えようとしています。ある程度の抜け毛があるのは自然なことであり、一日に抜け毛が100本程度ならそこまで気にする必要はありません。

実は気にしすぎることは抜け毛が増える原因になるのをご存知でしょうか。以下の記事で薄毛(ハゲ)と悩みの関係性について紹介しているので確認してみてください。

季節によって抜け毛は倍以上増えることも

抜け毛は一日で大体100本前後抜けますが、季節によっては倍以上抜けることもあります。たとえば、秋だと人によっては200本近く髪が抜けることもあります。これには、夏に受けた紫外線による髪のダメージや、夏バテによる自律神経の乱れと栄養不足が関わっています。自律神経の乱れや栄養不足は、頭皮や髪に大きな負担を与え、抜け毛の増加につながります。

季節による抜け毛の増加はある程度は仕方ありませんが、夏に紫外線対策や夏バテ対策をしていれば、ある程度抑えられます。

以上のように、髪の毛は時間とともに自然と抜けるものであり、抜け毛の数がさほど多くなければ気にする必要はありません。しかし、抜け毛が新しく生えてくる髪よりも多いと、薄毛が徐々に進行してしまいます。

薄毛の進行具合を確認するためには、抜け毛の本数を把握することが大切です。そこで、一日の抜け毛の数を把握する方法をまとめました。次の項目で詳しく紹介します。

抜け毛の数を把握する方法

鏡を見る男性

さて、抜け毛の本数チェックには、どうしても「外出しないこと」が前提条件になります。

外を歩いているとき、電車に乗っているときなど、髪の毛はいつでも抜けてしまいますし、もし外出時に抜け毛に気づけたとしても、それらを拾ったり数えたりするのは現実的に不可能でしょう。

1日の抜け毛の本数を正確に把握したい場合は、外出予定のない日に、自宅で休息しながらチェックしましょう。

自宅内で抜け毛を集め、数える

外出を控えて抜け毛をチェックすべき場所を自宅内に限定できたら、さらに抜け毛が発生しやすい状況(場所やシーン)を知って、効率よく、漏れなく抜け毛を確認しましょう。

抜け毛がよくある場所とシーンを徹底チェック

■ 抜け毛を見つけやすい状況とその理由

  • 入浴時:シャンプーや髪を洗い流す際の刺激で髪が抜ける
  • 洗面所:入浴後にドライヤーを使う、髪をセットするため触る
  • 枕元、シーツ:睡眠中は枕との摩擦で髪がよく抜ける
  • ソファや椅子、机:使用時の抜け毛が落ちる
  • 床:上記以外の抜け毛が落ちる

浴室:入浴時の抜け毛を確保する方法

髪の毛が最も多く抜けるのは、入浴中です。入浴中の抜け毛は数が多く、見つけるたびに集めるのは大変です。そのため、排水溝に抜け毛が溜まるようにし、入浴後に集めてチェックします。ただし、備え付けの排水溝のパーツは目が粗く、髪の毛もたいていは流れます。

抜け毛を流さずに溜める方法をいくつかご紹介します。
いずれの方法を選ぶ場合も、先に浴室内に以前からの髪の毛が既に落ちていないか確認しましょう。抜け毛の本数を正確に確認するために、事前に浴室をしっかり掃除しておくことをおすすめします。

■ 使い捨てタイプの排水溝フィルター
排水溝フィルターは、髪の毛や小さなゴミを排水溝に流さないようにし、手軽に捨てるためのグッズです。そうしたフィルターは、目の細かい紙製シートタイプが多く出回っており、ホームセンターやスーパー、100円均一ショップなどで手に入ります。2~3日は使えるものがほとんどですが、チェックする日には新しいものを使いましょう。

■ 茶漉し
目の細かい茶漉しを使用する方法でも、フィルター同様に髪を流さずに集めることができます。
チェック後は不衛生になり茶漉しとしては使えないので、100円均一などで安価なものを購入しましょう。複数のサイズが用意されているので、事前に排水溝の大きさを確認しておき、ジャストサイズがなければ少し大きめくらいのものを選びます。セットするときは網目部分を押し曲げてはめこみます。
※のちに取り外せるよう、押し込み過ぎに注意しましょう。

■ ストッキング
フィルターの代わりに、使用済みのストッキングを使うのもおすすめです。

排水溝に取り外せる金属フィルターがついている場合は、パーツをストッキングで包むか、ストッキングの生地を大きめに切ってかぶせてから、元通りにはめ込みます。かなり目が細かいので髪の毛がすり抜ける心配はありませんが、パーツの縁(ふち)の隙間部分に髪の毛が流れ込んで残ることがあります。取り外すときに確認しましょう。

■ (併用アイテム)洗濯かごと洗濯ネット
入浴時の抜け毛のほとんどは、髪をすすぐ時に流れ落ちます。洗髪の際の抜け毛の本数を確認したい場合は、洗濯かごと洗濯ネットを使う方法がおすすめです。

洗濯かごに洗濯ネットをかぶせてザル状にし、その上で髪をすすげば、すすぎの際の抜け毛はほとんどネットにおさまります。

目が細かい洗濯ネットはだいたいサイズも小さいので、洗濯かごが入るかどうか、購入時に確認しましょう。

■ (共通アイテム)ピンセット
それぞれの方法で集めた髪の毛を拾うのに使います。指でつまんで集めることも可能ですが、排水溝の髪の毛を取る場合などは、ピンセットがあると便利です。

洗面所:髪を乾かすときの抜け毛を確保する方法

洗面所も、髪に触る機会が多いため抜け毛が起こりやすい場所です。洗面所の抜け毛の本数を確認する方法は、入浴時とほとんど変わりません。排水溝部分にフィルターや切ったストッキング、茶漉し(カップ用のごく小さなものがあります)などをセットして、タオルドライ時や、ドライヤーの風で落ちた髪の毛が流れないようにし、あとでまとめて拾います。
ただ、別途アイテムを買ってセットするよりは、抜け毛チェックをする日だけは浴室で髪を乾かして、浴室の床を流して排水溝でまとめて拾うほうが手間を省けます。
また、タオルに抜け毛がつくこともあります。白または明るい、薄い色のタオルを選び、使用後にタオルをチェックしましょう。ごく少なければタオルから直接取り、多い場合やわからない場合は浴室ではたき落として、まとめて取ります。

さらに、洗面所の床も忘れずにチェックしましょう。タオルドライ時やドライヤー使用時には、髪の毛が抜けて床に落ちます。床の抜け毛は、ワイパーやローラー式のクリーナーで回収しましょう。正確な抜け毛の本数を数えるためには、事前に床を掃除しておくことが大切です。

枕元:就寝中の抜け毛を確保する方法

就寝中の抜け毛をしっかりと確保するために、枕カバーとシーツを白などの明るい色にしておきましょう。そうすることで、髪の毛が目立って回収しやすくなります。

濃い色、暗い色の寝具しか手持ちがないときは、白いバスタオルを枕に巻き、枕の周囲にも敷いておきましょう。

ソファや椅子、机、床:水回りとベッド以外の抜け毛を確保する方法

まずチェックの前日に掃除して、既にある抜け毛を取り除いておきます。
ソファや椅子が布製品の場合、またカーペットやラグシートを床に敷いている場合は粘着テープのローラー式クリーナーで掃除すれば、抜け毛を取れます。
フローリングやテーブルには紙製クリーニングシートを取り換えるタイプのワイパーを使用して髪を集めましょう。
机に落ちたものは、その都度拾ってティッシュペーパーなどに集めておくか、本数をメモして捨てる、あるいはときどきワイパーか手で集めるとよいでしょう。

抜け毛チェック 本数以外に形状にも注目を

さて、いよいよ抜け毛のセルフチェックです。

抜け毛を逃がさないようセットした各所の髪の毛を集めて、本数をチェックします。髪の量がもともと少な目の人は30本、多めの人は180本を超えていないかどうかが判断基準です。

できれば場所ごとに数えましょう。

浴室での本数が最も多いのはごく自然です。他の髪の毛にひっかかっていた、既に抜けていた髪の毛は、髪を洗ってすすぐ際にほとんど流れます。

「枕元の髪の毛の多さに気づいたのが抜け毛を心配したきっかけだった」という人でも、寝具まわりの抜け毛はさほどの量ではないはずです。就寝時の抜け毛の量はそれほど多くありません。白など明るい色の枕カバーやシーツのせいで、抜けた髪の毛が目立って見えるのです。

机やソファなどで抜け毛が多かった人は、テレビを観たりPCや電話を使ったり本を読んだり…といった、それぞれの場所で過ごしているとき、不必要に髪をいじる癖があるのかもしれません。そうした癖は「ものすごく悪いことだ」というほどではありませんが、力をかけてかき上げたり、引っ張るように手ぐしですいたりすることで、まだ抜ける時期ではない髪の毛まで抜けるきっかけを作っている可能性があります。

また、抜け毛の本数だけでなく、髪の毛の状態、毛根の形もチェックすると、髪の健康度合いや薄毛の危険度がわかります。

毛根の形状のチェック

自然なヘアサイクルで抜けた髪の毛と、薄毛の進行によって抜けた髪の毛は、毛根の形状が異なります。抜け毛が自然なものか、薄毛によるものなのかを確認するために、虫眼鏡で拡大して抜け毛の状態をチェックしましょう。

髪の毛が健康的に育っていれば、抜ける時期を迎えた髪の毛であっても毛根の色は黒く、形はマッチ棒の先のようにぷっくりと膨らんでいます。

抜け毛でわかる、不健康な髪の毛の特徴

  • 毛根がふくらんではいるが、ふくらみが足りず、髪の毛の太さとあまり変わらない

  • 毛根にしっぽのようなものがついている

  • 毛根にふくらみや丸みがなく、とがった形をしている

このような抜け毛があった場合、男性型脱毛症(AGA)の可能性があります。

その場合は、薄毛の進行を抑えるために対策開始をおすすめします。

AGAによる薄毛

AGAで髪が抜けるのは、ヘアサイクルの乱れに原因があります。ジヒドロテストステロン(DHT)と呼ばれる男性ホルモンが髪のヘアサイクルを乱し、ヘアサイクルの成長期を大幅に短くして、ヘアサイクルが休止期に入るのを早めます。本来4~6年かけて太く長く育つはずの髪の毛がすぐに休止期に入るため、髪の毛が細く弱々しい状態になり、髪が抜けることで薄毛になってしまうのです。

引用元:知っておくべき薄毛の悩みとヘアサイクルの関係とは|ヘアメディカル

髪の成長が遅くなり、抜け毛のペースは変わらない状態が続くことで、相対的に抜け毛が増えて髪の毛が減っていく、これが薄毛のはじまりです。抜け毛の毛根のふくらみが少なく薄毛の兆候がみられたなっていた人は、薄毛対策を早めに始めましょう。

AGAになっているかどうかはクリニックで診察を受けるのが確実ですが、セルフチェックでもある程度判断できます。DHTによって成長が止まった髪の毛根は、充分な栄養を吸収していないため細くギザギザになっています。これは、AGAの進行によって毛根部分にある毛乳頭に栄養が行き渡らず、痩せてしまっているためです。

自己判断が難しいときは、AGA専門のクリニックで診察を受けると良いでしょう。AGA専門のクリニックで診断を受けるメリットは、AGAかどうか判別ができることです。AGA以外の原因で抜け毛が起こる可能性もあり、正確に診断することで症状に適した対策ができます。

抜け毛の原因について詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。

抜け毛の本数や毛根の形でチェックし、早めの抜け毛対策を

男性

平均的な髪の毛の量は10~12万本です。そこに毎日新しい髪の毛が生えて増え、そして成長を終えた髪の毛は抜けて減っていきます。生える数と抜ける数に差がなければ、髪の量は変わりません。

しかし、毛量が少なめの人は一日30本以上、毛量が多めの人は一日180本以上の抜け毛があったら、それは抜け毛が多くなり始めている状態であり、薄毛症状の始まりかもしれません。

また、抜け毛の毛根を見て、しっかりと丸いふくらみがない場合も要注意です。そうした毛根が成長していない段階で髪が抜けている場合は、育毛や薄毛対策を始めることを検討しましょう。日常生活でできる薄毛対策は以下の記事で紹介しているので参考にしてください。


抜け毛は早めの予防が大切

将来薄毛になるのを防ぎたいのであれば、早めに薄毛対策をすることが大切です。おすすめの予防方法は育毛剤を使うことです。育毛剤には、髪に栄養を与えたりかゆみやフケを抑えたりする成分が含まれており、頭皮を健やかに保つ効果があります。
育毛剤の効果や選び方について知りたい場合は以下の記事を参考にしてください。


間違った抜け毛対策予防は逆効果

間違った抜け毛対策は、逆に髪や頭皮に負担を与え、抜け毛を増やします。たとえばブラシで頭を叩いて刺激を加えることで発毛促進につながるという俗説は、逆に頭皮を傷つけるため、抜け毛を増やしてしまいます。このように自分では効果があると思っていたことが逆に抜け毛を増やす恐れもあります。以下の記事で間違ったヘアケアについて紹介しているので確認しましょう。

病院での相談が一番確実

自己診断をしてAGAの可能性があるという結果になった人は、薄毛治療専門のクリニックで医師に相談しましょう。専門の医師に診断してもらえば確実にAGAかどうか判断できます。また、専門のクリニックであれば、頭皮の状態を正確に判断して、適切な治療法を提案してくれます。

薄毛対策は、早めに行うことが重要です。まずは、抜け毛の本数を確認して、薄毛の進行具合をセルフチェックしてみることをおすすめします。

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