抜け毛に関するお悩み 抜け毛に関するお悩み

抜け毛に関するお悩み

公開日:2018年3月12日

更新日:2019年10月8日

なぜ抜け毛は起きる?脱毛症の原因と対策を徹底解説!

なぜ抜け毛は起きる?脱毛症の原因と対策を徹底解説!

抜け毛改善のためには、抜け毛の原因に合わせた対策を

抜け毛が起こる主な原因としては、ストレスや誤った頭皮ケア、紫外線の影響、そしてホルモンバランスの乱れが挙げられます。

なお、性別によって抜け毛に関係している主なホルモンは異なります。、女性の場合は女性ホルモンのエストロゲンの減少、男性の場合は男性ホルモンのジヒドロテストステロンの増加が、抜け毛に深く関係しています。

抜け毛の解消を目指すためには、まずは発症した抜け毛の原因を確かめることが大切です。たとえば、ストレスが原因となって発症した抜け毛に対して、紫外線を原因とした抜け毛に効果のある対策を行なっていても、原因が異なるため抜け毛の解消にはあまり期待できません。このように抜け毛の原因一つひとつによって対策方法は異なるため、それぞれの原因に適した対策方法を実践する必要があります。

この記事では、抜け毛を引き起こす9つの原因と、その原因に適した対処法をご紹介します。抜け毛が気になる人は、是非参考にしてみてください。

抜け毛の原因:ストレス

ストレスは、抜け毛の主要な原因のひとつとして知られています。

ストレスには精神的ストレスと身体的ストレスがあり、両者とも抜け毛の原因になります。

精神的ストレス

精神的ストレスは、髪にさまざまな悪影響を及ぼします。

ストレスは血行不良を引き起こす

ストレスは、血液の流れや内臓の機能を調整している自律神経を乱します。自律神経は、心身を緊張・興奮させる交感神経と、心身をリラックスさせる副交感神経に分けられ、両者がバランスをとりながら機能しています。

自律神経の乱れがさまざまな悪影響を及ぼすことをこれから説明していきます。

髪の毛の正常な成長のためには、毛乳頭細胞にたくさんの栄養を血液によって届ける必要があります。ただし、ストレスをため込んでしまうと血管が収縮し血液の流れが悪くなるため、栄養が細胞に届きにくくなり、髪の毛の正常な成長を妨げてしまいます。

人の体内では、自律神経を構成する副交感神経が交感神経よりも優位にはたらいている場合、血管が拡張されています。すなわち、毛乳頭細胞に栄養が届きやすい状態になっています。

しかし、脳がストレスを感じると交感神経が副交感神経よりも優位にはたらきます。その結果、血管収縮を引き起こしてしまい、栄養が血管を通して細胞に届きにくい状態になります。

この状態に陥ることを防ぐためにも、原因であるストレスを上手に発散する必要があります。ストレスを解消するためのおすすめの方法のひとつが、入浴です。38度~42度に設定したお湯に浸かると、緊張がほぐれて副交感神経が交感神経よりも優位にはたらき、血行が促進されます。

また、入浴の他にも、趣味やスポーツに興じるなど、ストレスを発散する方法をたくさんあります。自分に合った解消法を見つけて、ストレスをため込まない生活を目指しましょう。

ストレスは毛根の老化を促進する

ストレスを感じると、体内で活性酸素が大量に発生します。活性酸素は非常に強い酸化力をもつ物質で、体内で過剰になると毛根や血管の細胞を酸化します。その結果、細胞の老化を早めます。毛根の細胞が老化すると、髪が弱くなって抜け毛の原因になります。また、血管の老化は血行不良による抜け毛を引き起こします。

細胞の老化による抜け毛の増加を防ぐためにも、ストレスを解消することが大切です。

身体的ストレス

精神的なストレスだけでなく、身体的なストレスによって抜け毛が発生する場合もあります。

高熱、手術、出産などが原因で身体的ストレスが大きくなると、休止期脱毛症を発症する場合があります。休止期脱毛症は成長しない髪の割合が増える状態のことです。

髪には細胞分裂が活発に行なわれる成長期、細胞分裂が止まり抜ける準備が整う休止期があり、正常の場合、休止期は髪全体の約10%を占めています。しかし身体的ストレスにさらされると、約2~4か月後に成長期の髪が抑制されて、休止期の髪が15%以上を占めるようになり、抜け毛が増加します。

休止期脱毛症による抜け毛は数か月ほど持続しますが、時間の経過により改善されるので問題ありません。

なお、重労働や激しいスポーツなどで身体的なストレスを受けた場合に、それが原因で脱毛症状が起こる場合もあります。そうした脱毛症状を防ぐためには、身体の負担を軽減して十分な休息をとる必要があります。

抜け毛を防ぐためには、精神的ストレスと身体的ストレスの両方に気をつけることが大切です。

抜け毛の原因:誤った頭皮ケア

入浴時の誤った頭皮の洗い方が、抜け毛の原因になっていることがあります。誤った頭皮ケアによる抜け毛を防ぐためには、正しいシャンプーの選び方や正しい頭皮の洗い方を理解する必要があります。

シャンプーの選び方

シャンプーは、「アミノ酸系シャンプー」「石鹸系シャンプー」「高級アルコール系シャンプー」の3つに大きく分類されます。高級アルコール系シャンプーのような洗浄力が強いシャンプーを使用すると、肌質によっては頭皮環境が悪化し、抜け毛につながる恐れがあります。

頭皮環境の悪化とは、皮脂が過剰に分泌されている、以前と比べてフケが大量に出る、頭皮に炎症やかゆみが出るようになった、などを指します。これらの症状が出ている人は、頭皮にやさしいアミノ酸系シャンプーに変更すると、症状が改善する場合があります。

抜け毛を防ぎたい場合は、頭皮に優しいアミノ酸系シャンプーを選ぶのがおすすめです。

頭皮の洗い方

頭皮を洗う際には、指の腹でやさしくマッサージをしながら丁寧に洗いましょう。マッサージをすることで血行が促進されるため、毛髪の成長を促進させることができます。

なお、頭皮が傷ついてしまうため、爪を立てて洗うことは控えたほうが賢明です。また、頭皮が濡れたままだと雑菌が繁殖しやすい 環境を作ってしまうため、入浴後にはドライヤーを使用して頭皮をよく乾かすことが大切です。ただし、熱を加えすぎると髪や頭皮を傷めてしまいます。そのため、仕上げは冷風に切り替えるなど、髪や頭皮を傷めない工夫をすることをおすすめします。

他にもシャンプーの泡立て方や予洗い、ブラッシングなどに気をつける必要があります。抜け毛対策に効果的なヘアケアの方法は、以下の記事を参考にしてください。

そのシャンプーは間違っている!?正しいケア方法で頭皮トラブル改善

抜け毛の原因:紫外線の影響

紫外線を浴びた頭皮や毛髪の細胞は、大量の活性酸素を作り出します。そして、その活性酸素は毛乳頭細胞を傷つけてしまいます。その結果、傷ついた毛乳頭細胞に生えている髪の毛は弱り、抜け落ちやすくなってしまいます。

なお、活性酸素は細胞が作り出す高い酸化力を持った酸素で、その酸化力を生かした殺菌作用によって外敵から細胞を保護する役割を持ちます。ただし、活性酸素が必要以上に生み出されてしまうと、その酸化力によって細胞自身を傷つけてしまいます。

そんな活性酸素を必要以上に生み出さないためには、その原因である紫外線から髪の毛を守ることが大切です。たとえば、日差しの強い日に外出する際には、帽子を被ったり日傘を使用したりしましょう。

また、活性酸素を除去するために、ポリフェノールなどの抗酸化作用をもつ成分が多く含まれている食品を積極的に摂取する方法もあります。

活性酸素を中和する抗酸化作用がある成分には、以下のようなものがあります。

ビタミンC
ビタミンE
緑茶などに含まれる「カテキン」
大豆イソフラボン
ゴマに含まれる「セサミン」
以上の成分は、通常の食事や飲み物から摂取できるほか、サプリメントを使って摂取する方法もあります。

抜け毛の原因:栄養不足

髪に必要な3つの栄養素

普段の食生活に偏りが生じていて、髪の毛に必要な栄養素が不足してしまう場合があります。そうした栄養素が不足してしまうと、髪は健康を保てません。

髪の毛が細くなって切れ毛や抜け毛がある場合は、髪の毛に必要な栄養素が足りない可能性が高いです。改善のためには、髪の毛に必要な栄養素を補給する必要があります。

髪の健康維持には多くの栄養素が必要ですが、特に重要なのはタンパク質・ミネラル・ビタミンの3つです。

タンパク質

髪の毛の主成分は、タンパク質のケラチンです。ケラチンは、髪の毛を構成するタンパク質の約90パーセントを占める成分で、髪の毛だけではなく爪や肌にも使われます。

ケラチンを体内で効率よく生成するためには、食事からタンパク質を十分に摂取する必要があります。タンパク質は肉類に多く含まれますが、中でも鶏肉(ささみや鶏むね肉)が低脂肪・高タンパク質です。鶏のむね肉は皮に脂肪分が多く含まれるので、脂肪が気になる人は皮を取り除いてから調理してください。

ミネラル

髪の毛に必要な成分であるミネラルですが、その中でもとくに重要なのが亜鉛です。亜鉛は細胞の分裂や再生に必要な成分であり、摂取したタンパク質をケラチンに変える大事な役割もあります。亜鉛は、牡蠣や青魚に多く含まれているので、積極的に摂取しましょう。

また、毛根に酸素を供給するためには、貧血を防ぐことが大切です。貧血を防ぐためには、赤血球の生成に必要な鉄と銅を十分に摂取する必要があります。特に女性は、鉄が不足しやすいため十分に注意してください。

ビタミン

髪の毛の成長にはさまざまなビタミンが必要ですが、その中でも重要なのがビタミンEです。ビタミンEには頭皮の血流を改善する効果があり、髪の毛に栄養を行き届きやすくするはたらきがあります。ビタミンは豆類にバランスよく含まれているので、摂取するならアーモンドや大豆がおすすめです。

また、ビタミンB群やビタミンCも髪の形成に欠かせません。

ビタミンB群はタンパク質の合成に不可欠な成分であり、不足すると髪の生成が阻害されて抜け毛の原因になります。そして、ビタミンCは毛根を保護するコラーゲンの生成に必要な成分で、不足すると髪が抜けやすくなります。

ビタミンB群は豚肉や野菜類に、ビタミンCは野菜類や果物類に多く含まれています。

髪の健康を維持して抜け毛を防ぐためには、以上のようなビタミンを十分に摂取することが大切です。

抜け毛や薄毛改善に効果がある食事については、以下の記事で詳しくご紹介しています。

専門家とアンファーがお届けする抜け毛に効く食事

抜け毛の原因:喫煙・飲酒による影響

喫煙や飲酒も髪の毛に悪影響を及ぼします。それらは、抜け毛を加速させる原因のひとつです。

タバコに含まれているニコチンは、体内に入ると血管を収縮させるため、血液の流れを悪くします。血液がうまく循環しないと髪の毛に栄養を届けることができないため、髪の毛が育ちにくくなり抜け毛につながります。さらにニコチンは体内のビタミンも破壊してしまうので、喫煙する人はビタミン不足になりがちです。

また、お酒は適度な量であれば血行促進の効果がありますが、過度の飲酒には注意してください。アルコールを肝臓で分解する際には、髪の毛に必要な亜鉛やビタミンB群が大量に消耗されます。アルコールを過剰に摂取すると、そうした栄養素が不足して抜け毛の原因になります。

例えば、1日2杯までとルールを決めて、あまり沢山のお酒を飲まないようにしましょう。

抜け毛の原因:睡眠不足

睡眠不足は抜け毛の原因になります。睡眠中には、髪の成長に必要な成長ホルモンが多く分泌されます。睡眠が不足すると、成長ホルモンの分泌量が減少して抜け毛が起こりやすくなります。

睡眠時間を確保することはもちろん大切ですが、それ以上に大切なのが睡眠の質です。とくに寝入ってからの3時間が重要で、この3時間以内に目が覚めてしまうと、その日の睡眠の質が低下します。すると、成長ホルモンの分泌が妨げられて、抜け毛や薄毛の原因になります。

また、頭皮や髪の毛は、紫外線や刺激などの1日に受けたダメージを、睡眠中に修復します。充分な睡眠時間が取れなかったり、仮眠で済ませたりしていると、髪の毛や頭皮も満足に回復することができません。成人に最適な睡眠時間とされる、6〜8時間を目安に充分な睡眠をとりましょう。

睡眠の質を高める方法について詳しく知りたい場合は、以下の記事を参考にしてみてください。

専門家とアンファーがお届けする抜け毛に効く睡眠

抜け毛の原因:運動不足

筋肉は収縮して血液を送り出し、血液の循環を促進します。とくにふくらはぎは、第二の心臓と呼ばれるほど血液を循環する能力が高い筋肉です。

もし運動不足で筋肉が衰えて血液の流れが悪くなると、髪の成長に必要な栄養が頭皮に届きづらくなるため抜け毛が増えます。

また、運動不足で肥満になると血中の脂肪分が増え、それもまた血行不良の原因となります。適度な運動はストレス解消にもなるため、血行不良を解消するためにも適度な運動を心がけましょう。

抜け毛の予防に最適な運動やストレッチについては、以下の記事で詳しく解説しています。

専門家とアンファーがお届けする抜け毛に効く運動

女性の抜け毛の原因

女性にとっても、抜け毛は悩みの種です。女性に多くみられる抜け毛の原因には、以下のようなものがあります。

ホルモンバランスの乱れ

女性ホルモンの一種であるエストロゲンは、髪の成長に深く関与しており、成長期を維持して髪を太く丈夫にする作用があります。しかし、エストロゲンは加齢とともに分泌量が減少し、特に閉経前後の更年期になると急激に減少します。エストロゲンが不足すると、細毛化や抜け毛の増加、ひいては薄毛につながります。高齢の女性に薄毛に悩む人が多いのはこのためです。

一方で、エストロゲンの急激な増加によって抜け毛が発生することもあります。たとえば、妊娠により減少していたエストロゲンが出産後に急激に増加することで、ホルモンバランスが乱れ、抜け毛の量が多くなるケースもあるのです。

また、生活習慣の乱れもホルモンバランスが乱れる原因になります。女性ホルモンの分泌を司っている脳の視床下部は、自律神経のバランスも調節しています。

そのため睡眠不足・偏った食生活などの乱れた生活習慣で自律神経のバランスが乱れると、視床下部の調節機能が混乱し、それに伴って女性ホルモンのバランスも乱れるのです。

・ヘアダメージ

パーマやカラー、誤ったヘアケアの繰り返しにより頭皮・毛根にダメージが蓄積され、ヘアサイクルに異常をきたす場合があります。パーマは2種類の薬液を使って、髪のタンパク質の分解と再結合を行ない、髪の形状を変えます。

1つ目の薬液でキューティクルを開き、髪の内部に液体を浸透させて、髪の主成分のケラチンの中のアミノ酸を分解します。2つ目の薬剤を使って分解されたアミノ酸を再結合させて髪の形状を固定するのです。

カラーは薬液で髪を保護するキューティクルを開き、髪の内側まで染料を浸透させて髪の色を変えます。

パーマやカラーで使用する薬液はアルカリ性です。アルカリ性の薬液にはタンパク質を溶かす性質があるため、頭皮に数時間付着すると炎症を引き起こして抜け毛を招きます。

パーマもカラーも、頭皮に薬液が付くことを完全に防ぐことはできないため、抜け毛の原因になるのです。

薬液が頭皮に付着するかどうかは、美容師の腕にかかっています。パーマやカラーの後の抜け毛がひどいようであれば、担当の美容師を変更するか、腕の良い美容師がいると評判の美容室を見つけましょう。

・頭皮ダメージ

ポニーテールやお団子などのヘアスタイルが多かったり、エクステを多用したりすることが多い場合、頭皮に強い負担となり、牽引性脱毛症になる可能性があります。

牽引性脱毛症髪は引っ張られることによって生じる薄毛(ハゲ)のことです。

髪を引っ張ってまとめるタイプのヘアスタイルやヘアセットを長く続けると、特定の毛根に負担がかかり頭皮の血行が悪くなるため、発毛や育毛に必要な栄養素が届きにくくなり、髪が生えなくなります。

髪を引っ張る系統のヘアスタイルやエクステを控えたり、毎日分け目の部分が異なるヘアスタイルにしたりして毛根への負担を軽くし、牽引性脱毛症を予防しましょう。

・精神的ストレス

男性と同様に、女性もストレスが原因で薄毛になる場合もあります。家事や育児、仕事などにより過度なストレスを感じると、体内のホルモンバランスや自律神経のバランスが崩れ、抜け毛が引き起こされます。

あるストレスに関する意識調査によると、女性は「お金に関すること」と、「夫婦・パートナーとのトラブル」そして「家事」に強いストレスを感じるようです。

この調査から、女性は仕事だけでなくプライベートでもストレスを感じていることがわかります。しかし、ストレスは自分ではなかなか気付きにくいものです。

  • 「食欲がない」
  • 「近頃疲れやすく、体がだるい」
  • 「不安で気分が落ち着かない」
  • 「何をするにも面倒で、憂鬱に感じる」
  • 「趣味を楽しいと思えなくなった」

このような身体的・精神的症状がでている場合はストレスが溜まっている可能性があるので、注意しましょう。

・身体的ストレス

手術が必要な程の大病やケガなどによる身体的ストレスも、精神的ストレス同様に髪の本数を減少させる場合があります。なお、身体的ストレスによる脱毛の影響は、個人差はありますが、ストレスを感じて数か月後に現れます。

ストレスと抜け毛の関係性は以下の記事で詳しくご紹介しています。

ストレスと抜け毛の関係って?原因と対策を徹底解剖

・無理なダイエット

食事制限を含むダイエットによって、抜け毛の量が増える場合があります。人間の体は栄養が不足したと感じると、生命活動を維持するために重要な組織への栄養供給を優先させます。

その中でも優先されるのは、脳や心臓、神経などです。髪は脳や心臓と比べると生命活動における重要度は低いため、栄養が供給されにくくなります。

極端な食事制限は体重と共に髪のボリュームも減らす可能性があるため、ダイエットの際は栄養不足に注意しましょう。

・体の冷え

女性に多くみられる冷え性は、抜け毛につながる症状です。冷えは血流の流れを悪化させて、末梢部分の血行を悪化させます。それにより頭皮に細かく巡っている毛細血管が血行不良を引き起こすため、髪に充分な血液が供給されません。その結果、髪が満足に成長できずに抜け落ちます。

また、冷え性は悪化すると内臓機能の低下をもたらします。その影響で血液を作り出す身体の機能が低下して体全体を巡る血液量が少なくなり、頭皮への栄養供給に悪影響が及びます。

抜け毛・脱毛をともなう疾患が原因

1男性型脱毛症(AGA)

薄毛の原因の多くを占めると言われる、AGA。男性ホルモンの過剰分泌が要因と言われています。もう少し詳しくいうと、男性ホルモンが変換酵素によって変質し、男性ホルモン受容体と結合することで、髪の毛の成長サイクルを乱し、薄毛が進行するという症状です。AGAの場合、男性ホルモンの影響を特に受けやすいとされる前頭部(髪の毛の生え際)や頭頂部、もしくはその両方から進行していくというパターン化された特徴があり、進行性です。

2びまん性脱毛症

特に女性に多いですが、男性にも見られる脱毛症です。原因として考えられることはいくつかあり、男性ホルモンの過剰分泌や、出産・閉経等に伴う女性ホルモンバランスの影響、加齢などが代表的です。びまん性脱毛症の場合、AGAと違って薄毛になる場所がパターン化していません。頭頂部を中心に、全体的に髪の毛が薄くなるのが特徴です。髪の毛のハリやコシがなくなった、細くなった、抜け毛が目立つようになったなど、ボリュームの低下を実感する場合が多いです。

3円形脱毛症

世代を問わず、誰もがなりうる脱毛症です。コインのように、くっきりと丸く髪の毛がごっそり抜ける様子が一般的な症状です。しかし、それ以外にも、複数か所の脱毛が見られたり、頭髪全体がごっそり抜けたり、眉毛・脇毛等髪の毛以外の部分まで脱毛するケースもあります。原因は、ストレスによるものだという説がよく言われていますが、近年では自己免疫疾患の一種であるという説も有力になってきています。多くの場合、治療で元に戻るため、早めの受診が大切と言われています。

4白癬症

白癬症(水虫)は、足だけに発症するわけではありません。頭皮の毛穴や毛髪にも感染する可能性はあります。白癬菌に感染した頭皮は炎症を起こし、髪の毛が抜けやすくなります。かゆみ等はありませんが、毛穴が腫れ上がったり、脱毛斑という丸い跡が出たりと、見た目の変化が生じます。白癬菌に感染した部分の髪の毛は、軽く引っ張るだけで簡単に抜けてしまうのも特徴です。こちらも早めの病院受診がおすすめです。症状がしっかり改善するには継続的な治療が必要と言われています。

危険な抜け毛とそうでない抜け毛の違い

上述した通り、髪はヘアサイクルに合わせて成長と脱毛を繰り返しています。

正常なヘアサイクルは2~6年ですが、ストレスや不規則な生活習慣、ヘアカラーやパーマなどによる髪へのダメージなどが原因でヘアサイクルが崩れると、髪は短期間で抜け落ちます。この状態が、いわゆる脱毛症です。

脱毛症と通常の脱毛のどちらに該当するのかは、抜け落ちた毛質で判断できます。

自然な抜け毛には、毛根が丸く、毛根から毛先までの太さがほぼ一定という特徴があります。対して、脱毛症による抜け毛は毛根が痩せており、毛先にかけて少しずつ細くなっているのが特徴です。

《抜け毛チェックリスト》

  • 毛先や毛根が非常に細い
  • 短い髪やうぶ毛が多い
  • 毛根の部分にゴミが付いている

これらの条件を満たしていれば、脱毛症の可能性が極めて高いとい言われています。

短い毛や産毛などが多く抜ける場合は、髪の成長が不充分なままに抜けている証拠です。また、毛根にゴミが付いている状態は、それが頭皮や髪への刺激となりダメージを受けやすい状態であると考えられます。

急に抜け毛が増えた場合も脱毛症を警戒

抜け毛の形状や感触だけでなく、抜け毛の量が増えた場合も脱毛症を警戒しましょう。最近抜け毛が増えた人は、以下の状況に該当しないかチェックしてみてください。

《抜け毛が増える人の生活の特徴》

  • 飲み会や外食が増えた
  • 毎日の食事の栄養バランスが偏っている
  • ヘアカラーやパーマを施した

たとえば外食が多かったり、食事の栄養バランスが通っていたりする場合は、皮脂の過剰分泌で起こる脂漏性脱毛症の可能性があります。また、ヘアカラーやパーマを施した場合は刺激性接触皮膚炎による脱毛の可能性があります。

抜け毛が突然増えた場合は、原因を明らかにするためにも最近の生活を振り返ってみることが大切です。

日々の生活に取り入れたい、抜け毛の対策法

抜け毛の原因を把握したら、原因に合わせて正しい対策を行ないましょう。

・栄養バランスのよい食事

「髪は健康のバロメーター」とい言われるほど、髪には自身の健康状態が現れます。そして、健康を維持するためには栄養バランスのよい食事が必要不可欠です。

偏食や間食が多い方は、ぜひ食生活の見直し・改善を行なうことをおすすめします。そこでポイントになるのが食材の色です。基本的に、「赤(肉・魚、大豆などのタンパク質)」「黄(お米やパンなどの糖質)」「緑(野菜や海藻、きのこ類などのビタミン・ミネラル)」の3色の食材を取り入れることで栄養バランスのよい食事になるとい言われています。

とくにタンパク質やビタミン・ミネラルは、抜け毛や薄毛の予防に効果的な栄養素です。カロリーを意識しつつ、積極的に摂取してみてください。

育毛に良い食品、逆になるべく避けるべき食品については以下の記事で詳しく紹介しています。髪を元気にするために、是非とも参考にしましょう。

抜け毛を減らす食品リスト!毎日の食事が育毛につながる

・良質な睡眠

良質な睡眠は成長ホルモンの分泌に欠かせないものです。とくに眠りはじめてからの3時間はホルモン分泌のピークとなっているため、この間にどれだけ良質な睡眠をとれるのかが重要なカギになります。なお、睡眠の質を高めるには、早寝早起きを習慣化したり、就寝3時間前までに適度な運動を行なったり、就寝前のスマホ利用を控えたりするなどの方法がおすすめです。

また、就寝前にある工夫をすると、さらに睡眠の質が良くなります。毎日ぐっすり眠るために、どのような工夫をすれば良いのか、その方法を以下の記事で学びましょう。

【簡単】眠りで抜け毛の量が減少!ぐっすり眠れる睡眠テクニック

・抜け毛対策に適切な頭皮ケア

抜け毛に効果的な頭皮ケア1:シャンプーを変える

適切な頭皮ケアを行なうことで、抜け毛を効果的に予防できます。使用するシャンプーは、人間の肌と同じアミノ酸が用いられたアミノ酸系シャンプーがおすすめです。

アミノ酸系シャンプーは、アルコール系や石けん系と比較して髪や頭皮への刺激が少なく、潤いを残したまま汚れをきれいに落とせます。

抜け毛に効果的な頭皮ケア2:育毛剤で頭皮を整える

育毛剤も、頭皮の環境を整えるのに効果的です。育毛剤にはさまざまな種類がありますが、女性ホルモンと似たはたらきをもつ成分が含まれているものがおすすめです。

その他の対策としては、ストレス解消や禁酒・禁煙などがあげられます。少し意識を変えて取り組むだけで、絶大な効果が得られることもあります。

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