フケに関するお悩み フケに関するお悩み

フケに関するお悩み

公開日:2018年7月20日

更新日:2019年2月7日

乾燥したフケは保湿で改善 乾性フケを治す3つの手段

乾燥したフケは保湿で改善 乾性フケを治す3つの手段

フケには大きめでベタついた感触の「脂性フケ」と、細かくパラパラとした粉状の「乾性フケ」の2種類があります。これらの違いは頭皮の状態によって変わりますので、フケへの対処法もそれぞれ異なります。

乾性フケに焦点を絞って、乾性フケ発生の仕組みについて解説し、とくに重要な3つの対策方法をご紹介します。

乾性フケはなぜ出る?

まず、乾性フケ・脂性フケに共通する「フケが出る理由」について把握しましょう。

フケが出る仕組み

フケは、頭皮の表面にある古い角質がターンオーバー(新陳代謝)によって押し出され、はがれ落ちたものです。つまり誰でもフケは出ているのですが、通常の場合、フケは目に見えないほど微小であり、ほとんどが入浴時に流れ落ちるので気づくことはありません。 「フケの症状がない」と思っている人はこの状態にあたります。

ですが、ターンオーバーが乱れて周期が早まると、次々に新たな細胞が作られ、比較的古い細胞はどんどん外側に押し出されて、未熟な状態で角質となって通常よりずっと早くはがれ落ちます。本来はがれ落ちる時期ではなかったためにまだ大きさも細かくなく、また他の未熟な角質と同じかたまりとしてはがれ落ちるため、目に見えるサイズの、粉状あるいはもう少し大きめのフケとして落ちます。

「フケが出ている」と自覚したり、周囲の人に気づかれたりする人はこの状態にあてはまります。

乾性フケとは

乾性フケは、何らかの要因によって頭皮が乾燥し、早くに剥がれ落ちた角質です。脂製フケは頭皮の皮脂が余った状態で発生するので皮脂を吸ってベタベタとしていますが、乾性フケは乾燥が原因なので湿り気や脂っぽさがなく、カサカサと乾燥しています。また、いびつな形で、まばらな大きさで発生する脂性フケとは違い、ほとんどが粉のように非常に細かいのも特徴です。

乾性フケができる3つの原因

食生活の乱れ

野菜をあまり食べずに揚げ物やジャンクフードを多く食べているなど、食生活が乱れていると、乾性フケが増える可能性があります。食事内容が偏っていると栄養バランスが偏り、頭皮に必要な栄養も充分に行き渡らなくなるためです。頭皮への栄養が充分でないと頭皮の免疫力が低下し、乾性フケの原因菌が増加してフケの量が増加することにつながります。

カラーリングやパーマの刺激

カラーリングやパーマによるダメージは、髪の毛だけでなく頭皮にも現れます。度重なるカラーリングやパーマによって頭皮にダメージが蓄積すると、乾性フケの増加につながる可能性があります。すでに大量のフケが出る場合や頭皮のかゆみがある場合はとくに、新たなカラーリングなどは控えるようにしましょう。

シャンプーのしすぎ

汚れや余分な皮脂を落とすためのシャンプーでも、洗いすぎると頭皮には刺激となり、乾性フケが増える可能性があります。バリア機能のある皮脂を適度に残すためにも、1日に何度も洗髪するのは避けましょう。また、洗浄力の強いシャンプーを使うことで頭皮に負担をかけている可能性もあります。どのようなシャンプーが適しているかは、下のほうでご紹介しています。

フケを治すには時間が必要

男性

頭皮の乾燥も、そのために発生するフケも、治るまでには時間がかかります。

乾性フケを治すには、まずは乱れた頭皮のターンオーバーを正常に戻さなければなりません。乱れた原因をつきとめ、対処して原因を緩和できればフケの症状も次第におさまるのですが、乾性フケの原因である頭皮の乾燥を改善しようと1日や2日程度保湿をすればすぐにターンオーバーが正常に戻るわけではありません。

根気よく保湿ケアを続けて頭皮の状態を保ち続けるうちに、ようやく乱れたターンオーバーは改善され、正常に戻ります。

ただ、時間はかかるものの正しいケアを続ければ目に見えるフケはほとんどなくなりますし、そのまま健康な頭皮を維持できればフケの再発もなくなります。

乾性フケ対策その1.シャンプー

頭皮の乾燥は運動や食生活、睡眠などを改善することで次第に改善されますが、治るまでの間、別の方法で頭皮を乾燥から守る必要があります。頭皮の乾燥を防ぎ、保湿するためにまずはシャンプーの見直し・買い替えから始めましょう。

シャンプーと頭皮の関係

使うシャンプーによって頭皮の状態は左右されます。シャンプーの洗浄力が強すぎた場合、頭皮の保湿に必要な皮脂までも洗い落とされるため頭皮は保湿できなくなって乾燥します。もし、乾性フケに悩んでいるのであれば、洗浄力が強すぎない、低刺激のシャンプーを使うのが適切です。

洗浄力が強すぎない、控えめのシャンプーには「アミノ酸系シャンプー」が該当します。
アミノ酸の洗浄成分を主成分にしたシャンプーであり、低刺激、かつ洗浄力が控えめなので乾性フケの治療にはとても適しています。「洗浄力が控えめ」と言っても、正しく洗えば髪や頭皮に汚れが残ることはありません。

おすすめのアミノ酸系シャンプー

アミノ酸の洗浄成分をごくわずかに入れただけのものも「アミノ酸配合シャンプー」といった宣伝文で販売されてます。洗浄主成分にアミノ酸以外の洗浄力が強すぎるものを使い、刺激が非常に強いものであれば、やはり頭皮の乾燥を助長する原因になります。

ただアミノ酸を配合しただけではない、洗浄主成分がアミノ酸系のものであること、また保湿効果のある成分やかゆみ・フケに効果のある成分を含んでいるものを条件にシャンプーを選びましょう。

入浴後は髪をしっかり乾かすこと

頭皮の乾燥が問題ならば、水分に触れている時間が長ければよいのでは?と誤解する人もいるかもしれませんが、入浴後の髪は手早く、しっかり乾かすほうが頭皮を健康に保てます。

ドライヤーを使わず、長時間待って自然に乾くのを待っていると、湿った環境で活性化する頭皮の常在菌が大量に繁殖し、頭皮にかゆみや炎症といったさまざまなトラブルを引き起こします。また、濡れているからといって頭皮の保湿につながるわけではありません。

頭皮を清潔に保つには、入浴後はタオルで水気を拭き取り、そのあとドライヤーで手早く乾かすのが正しい方法です。

乾性フケ対策その2.ヘアオイル・ヘアローション

シャンプー後にヘアローション、またはヘアオイルを使用することでより効果的に頭皮を保湿できます。。

ヘアローションとヘアオイルの違い

ヘアローションもヘアオイルも、どちらも頭皮の保護や保湿の効果があります。ただし、ヘアローションは主に頭皮の水分を補う役割をもっており、一方でヘアオイルは髪や頭皮に油分を張って皮脂の不足を補って保湿効果を高めるはたらきをもっています。また、ヘアオイルは皮脂の代役として髪や頭皮を保護する効果もあります。

頭皮を乾燥させる原因のひとつに紫外線があります。日光に含まれている紫外線は髪や頭皮の水分を奪う作用があります。そのため、長時間日光を浴びていると頭皮は乾燥します。この問題を防ぐのがヘアオイルです。ヘアオイルを塗ると油分が外部からの刺激や紫外線を防ぐ役割を果たします。

もし、頭皮の乾燥を感じるのであれば、ヘアローションで潤いを補ったあとでヘアオイルを併用しましょう。2つをうまく組み合わせることで、頭皮はより保湿しやすくなります。


ヘアオイルでおすすめなのは椿油です。椿油をおすすめする理由はこちらで詳しくご紹介します。

椿油で髪をツヤ髪に整える!美髪を生む正しい使い方

乾性フケ対策その3.医療機関の利用

かゆみやフケの症状は放置している期間が長ければ長いほどに悪化します。シャンプーを適したものに変えて、ヘアローション・ヘアオイルで保湿しても、かゆみとフケがおさまらないならば、皮膚科で診てもらいましょう。

フケやかゆみは、頭皮に深刻な症状が出ており、その一環として発生している可能性もあるので油断はできません。

もし、乾性フケのケアをしても症状が一向に改善しない場合、粃糠(ひこう)性脱毛症の可能性もあります。これは頭皮に住む常在菌が異常繁殖して起こる症状です。雑菌が毛穴の中で増えて炎症を起こし、抜け毛が発生します。

フケやかゆみがおさまらず、頭皮に炎症が起きていても粃糠性脱毛症には至らないこともありますが、非行性脱毛症なのか、単なる軽度の炎症なのかを個人で判断するのは難しいですから、専門知識をもった医師の診断を受ける必要があります。

病院で行なう治療とセルフケアの違い

髪の毛

病院で治療を行なう場合、診断をして原因を調べた後、症状と原因とに適した治療薬を処方してもらえます。薬は主に抗真菌薬、抗炎症剤などが処方されます。

病院にかからなくても、これらの種類の薬は薬局、ドラッグストアにもありますが、種類が豊富にありますし、「この症状にはこの薬」という判断を一般の個人が行なうのは実質不可能といえる難しさですし、不向きな薬を長く使い続けたところで症状の改善は見込めません。

確実に、早く治したいと考えるのであれば、医師の診断を受け、適確な治療方法と治療薬とを提案してもらうほうがよいでしょう。病院で処方される薬の一例をこちらでご紹介しています。

フケと頭皮のかゆみに効果的な市販薬とは?病院の治療薬との違い

乾性フケ改善には頭皮の保湿が第一

パラパラと乾燥したフケが増えてきたならば、頭皮の乾燥が原因と考えられます。乾燥対策には保湿が一番効果的です。たとえばシャンプーを見直して頭皮の状態を整えたり、ヘアローションで水分を補い、ヘアオイルで皮脂代わりの成分を補給したりと、保湿を優先したヘアケアを行ないましょう。

それでもフケやかゆみが止まらないようであれば、頭皮の乾燥以外が原因であるか、あるいはヘアケアでは改善できないほど症状が進行し、病気になっている可能性もあります。さらに悪化することのないよう、病院で診てもらいましょう。

病院での治療ならばセルフケアよりもより明確に症状が把握でき、どうすれば直るのかも医師の説明で明確にわかります。乾性フケが出たらまずはシャンプーや頭皮のケア方法を見直し、それでも改善しないのであれば皮膚科で治療を受けて、フケのトラブル完治を目指しましょう。


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