フケに関するお悩み フケに関するお悩み

フケに関するお悩み

公開日:2018年7月13日

更新日:2018年10月23日

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乾性フケにご用心!フケの原因次第で最適の対策は違う

敏感肌で生活が不規則になりやすい人は、乾性フケに注意してください。とくに乾燥した季節は、粉っぽくパラパラと落ちるフケが目立つようになります。乾性フケの増加は頭皮の乾燥、皮脂の不足、間違った頭皮ケア、問題のある生活習慣などの様々な要因の影響です。 フケの原因によってとるべき対策は変わるので、まずは現在の状態を正しく把握し、自分のフケの原因は何かを明らかにしましょう。 フケ発生の仕組み、フケが増える理由、そしてフケを抑える原因別の対策方法をご紹介します。

フケとは何なのか

最初に、フケが出る仕組み、フケの種類など基礎知識を確認しましょう。

フケ発生の仕組み

皮膚には表皮や真皮、皮下組織という層が存在しており、それぞれに役割があります。 皮膚の最も外側にある表皮は、紫外線や空気中のホコリ、ウィルスなどの刺激から身体を保護する役割があります。表皮は外側から内側の順に角質層、顆粒層(かりゅうそう)、有棘層(ゆうきょくそう)、基底層(きていそう)で構成されています。 skin ▲表皮の構造

 

基底層では常に細胞が分裂しており、新たな細胞が生まれています。できた細胞は外側へ押し出されるように移動していき、層ごとに形状を変化させます。最終的には最も外側の角質層に届き、不要になると剥がれ落ちます。 皮膚の細胞が作られて角質となり剥がれるまでの繰り返しを皮膚の新陳代謝と呼びます。その過程で頭皮に発生した垢のようなものをフケと呼びます。 誰でも皮膚の新陳代謝によってある程度のフケは発生していますが、通常は目に見えないほど細かくなっているので自覚せず、周囲の人も気づかずに済んでいます。皮膚の新陳代謝になんらかの問題がある場合、通常よりも大きなフケが多く発生して目に見えるようになり、そして様々なトラブルの引き金になります。

フケの種類

フケにはパサパサとした粉のような乾性フケと、べとついた脂っぽい脂性フケの2種類があります。

乾性フケ

乾性フケは粉っぽく、パラパラと落ちる性質があります。頭を掻くと簡単に落ちて、衣服の肩や首周りに白い粉状に積もるため、人の目につきやすく、また不潔な印象を与えやすいのが特徴です。 とくに乾燥の激しい冬場に発生しやすく、また肌がデリケートな人や皮膚の新陳代謝が活発な成長期の人によく見られます。

脂性フケ

脂性フケとは、新陳代謝によって剥がれた角質に皮脂が混ざった状態のものです。脂っぽくベタついていて、乾性フケに比べるとひとつひとつのかたまりが大きく、髪や頭皮に付着して残る傾向があります。 皮脂分泌が多い人によく見られる症状です。 フケに悩んでいる人は具体的な対策を考える前に、自分のフケは乾性と脂性のどちらなのかを確かめましょう。「フケの効果的な対策方法を一挙解説!」で、フケの特徴を種類別に、チェックリスト方式でご説明しています。

フケが増える理由

乾性フケ、脂性フケが増える理由をそれぞれ確認しましょう。

頭皮の乾燥が乾性フケを増やす

ふだん表皮の外側では、乾燥や刺激から皮膚を守るバリア機能がはたらいています。ただし、あまりに乾燥の激しい環境ではバリア機能が対応しきれず、頭皮で乾燥症状が出始めます。 頭皮が乾燥すると、刺激によって皮膚の新陳代謝が異常に早まります。すると通常よりも早く、多くの角質が剥がれて乾性フケとなります。 また乾性フケが発生することで未熟な角質層があらわになり、ますます乾燥を引き起こしやすくなり、乾燥悪化とフケ増加の悪循環に陥ります。

皮脂まみれの頭皮は脂性フケを増やす

頭皮には複数の雑菌(常在菌)が住んでおり、皮脂をエサとして生きています。頭皮にある皮脂の量が多くなると、皮脂をエサにする雑菌も通常よりも多く繁殖します。雑菌は頭皮のバリア機能の一端を担うものでむしろ欠かせない存在なのですが、必要以上に増えると頭皮に刺激となって負担をかけます。増えすぎた雑菌は皮膚の新陳代謝を乱し、フケの量を増やします。そしてフケは頭皮に余っている皮脂の脂を吸うように混ざり、ると、脂性フケとして頭皮に現れます。

脂性フケも頭皮の乾燥が原因で起こりうる

脂性フケは皮脂が多すぎるときに起こるものですが、頭皮の乾燥によって起こることもあります。 頭皮は必要な量の皮脂を確保するために皮脂の分泌量を調整するはたらきをもっています。極端に頭皮が乾燥すると、「皮脂が不足している」と認識し、補うために通常よりも多くの皮脂を分泌します。結果として「乾燥が理由で頭皮が皮脂余りになる」という状態を招きます。 つまり、乾性フケと同じ原因で脂性フケが発生することもある、ということです。

乾性フケを増やす6つの要素

hair 乾性フケを増やす乾燥はどのような要因で起きるのでしょうか。

1.間違った頭皮ケア

洗浄力の強すぎるシャンプーや間違ったシャンプー方法は皮脂の落としすぎを招きます。皮脂は皮膚を乾燥から守るはたらきがありますから、必要な分の皮脂まで洗い落とされると頭皮は乾燥しやすくなります。

2.気候や室内の条件

乾燥の激しい季節や地域では、頭皮の保湿機能では対応しきれず乾燥が始まります。また入浴後は通常よりも頭皮から水分が蒸発しやすく、非常に乾燥しやすい状態です。

3.偏った食事による栄養不足

無理なダイエットや偏食によって栄養が不足すると、頭皮の健康が損なわれ、乾燥しやすくなります。皮膚の免疫機能を維持するビタミンAや皮膚の健康を保つビタミンB、皮膚の材料になるタンパク質や、材料を作るのに消費される亜鉛などのミネラルなどは頭皮の健康に欠かせません。

4.生活習慣の乱れやストレス

頭皮は血液中の栄養分を得ることで健康な状態を維持し、髪を育てています。慢性的な睡眠不足はストレスの原因となり、全身の血管を収縮させます。頭皮を流れる血管はとても細いので、ストレスで血管が縮むと血液の流れが遮られます。 また運動不足は食事から得たエネルギーを消費しきれない状態を招き、血管内に脂肪が蓄積する原因位なります。脂肪の蓄積は血行の悪化を招き、栄養が届きにくくなって頭皮の健康状態を損ねます。

5.年齢や体質

身体が本格的な成長期を迎える思春期の男女は、皮膚の新陳代謝も活発になります。皮脂の分泌や皮膚細胞の生成が頻繁に行なわれるため、ニキビやフケの増加といった皮膚トラブルを抱えやすい年頃です。 また、加齢によって身体の機能が衰えると、頭皮の機能も弱って頭皮が乾燥しやすくなります。 人それぞれの体質も乾燥しやすさ、フケの出やすさを左右します。皮脂分泌量がもともと多い人は雑菌が過剰に繁殖することで乾燥しますし、皮脂の分泌が少ない人は頭皮の水分を保てずに乾燥を招きます。

6.皮膚疾患

脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎、乾癬といった皮膚トラブルを抱えていると、フケが出やすくなります。 脂漏性皮膚炎は皮脂が多すぎて頭皮の常在菌であるマラセチア菌が大量繁殖して発症し、湿疹やフケの増加といった症状を伴います。 アトピー性皮膚炎の場合は、アレルギー反応による影響で皮膚が刺激に弱くなり、乾燥やフケの増加を引き起こします。 乾癬は完治させるのが難しく、長期的に治療を続けて症状が悪化しないよう向き合う必要がある皮膚トラブルです。皮膚が部分的に分厚くなり、赤い発疹ができて銀白色のフケのようなものが剥がれ落ちるのが症状の特徴です。症状の過程でかゆみを感じることもあり、患部を掻きむしると皮膚の状態をさらに悪化させる恐れがあります。

乾性フケを抑える5つの対策

乾性フケの症状を抑えるために、次の5つの対策を行なってください。

1.シャンプーを見直す

頭皮の皮脂分泌量は人それぞれです。シャンプーの洗浄力が頭皮に適していないと、皮脂の落としすぎ、あるいは落としきれない皮脂余りのいずれかが起こり、頭皮でのトラブルの原因になります。 またシャンプー方法や頻度が問題になることもあります。強い力で頭皮を擦ったり、爪を当てて洗ったりといったシャンプー方法は頭皮を傷つけますし、シャンプー後のすすぎが足りないと洗浄成分が頭皮に残り、頭皮に強い刺激を与えます。 1日に複数回シャンプーを使って洗うのも問題です。シャンプーで髪を洗うのは1日に1回までです。汗やほこりが気になってシャワーを浴びるときには、シャンプーを使わずお湯だけで頭をすすぎ洗いして済ませましょう。 また、すでにフケやかゆみ、乾燥の症状が出ている人は頭皮が敏感な状態になっている可能性があります。頭皮の状態を改善するために役立つ薬用シャンプーついて解説した「大量のフケ、イライラするかゆみ!そんな時こそ薬用シャンプー」を参考に、シャンプーの見直し、買い替えを検討してください。

2.頭皮ケアを行なう

頭皮の状態にあわせた頭皮ケアで、頭皮のトラブルを緩和したり、予防したりできます。 乾燥しがちな冬や、水分が蒸発しやすい入浴後は頭皮を保湿するケアが有効です。とくにフケに悩む人にとっては頭皮専用の保湿ローションの使用をおすすめします。

 

おすすめの薬用ローション

スカルプD 薬用FKケアローション[医薬部外品] 通常価格:1,717円(税込)

 

有効成分:「塩酸ジフェンヒドラミン」「グリチルリチン酸ジカリウム」「センブリエキス」など 低刺激の薬用ローションです。頭皮に塗布することで、有効成分がかゆみやフケにアプローチします。

3.食生活を見直す

食生活を改善し、頭皮に必要な栄養を充分に摂ることでフケが発生する原因のひとつを解消できます。 頭皮の健康に関わるビタミン類はバター、チーズ、卵やレバーといった動物性食品に多く含まれます。また動物性食品には、頭皮の材料を作るタンパク質、材料を作る際に消費されるミネラルなども豊富に含んでいます。とくに豚のレバーにはビタミン類、タンパク質やミネラルが幅広く含まれているので、頭皮に必要な栄養を効率よく摂りたい人にはおすすめです。

4.生活習慣を改善する

睡眠不足や運動不足といった生活習慣の乱れは頭皮の健康の大敵です。 睡眠不足は休日に長めに寝るだけでは解消しません。むしろ平日に夜ふかしをしないこと、なるべく同じ時間帯に就寝することを続けるほうが睡眠の質を高め、問題解決につながります。寝つきが悪い人は就寝の90分前までに入浴を済ませること、テレビやPC、スマートフォンのなどの液晶画面を見るのは就寝1時間前までにすることを意識してください。また、日中に軽く運動をして身体を適度に疲労させるとぐっすりと眠れて、運動による疲労も回復できて効果的です。 日常のストレスによる緊張は頭皮の血管を縮ませたり、心身がリラックスしにくい状態を招いて眠りを妨げたりします。軽い運動にはストレスを発散させるはたらきもありますから、軽い運動を積極的に行なうことで生活習慣の乱れによる問題を効率的に改善できます。

5.皮膚科を利用する

脂漏性皮膚炎やアトピー性皮膚炎、乾癬などの症状を患っている場合、シャンプーの見直しや食生活・生活習慣の改善だけでは問題解決には不充分です。これらの症状に心あたりがあれば、すぐに皮膚科を利用して専門の治療を受けることをおすすめします。治療で症状の悪化を抑えた上で、フケ対策をひとつひとつ実践しましょう。

フケを減らすには原因を特定して最善の対策を

smile すべての人の皮膚は新陳代謝で常に新しいものに生まれ変わっていますから、その過程で発生するフケは誰にでも出ているものです。ですが、量や大きさでフケが目立つ場合は何らかの問題を抱えているために極端な症状を招いていると考えられます。粉っぽくパラパラと落ちる乾性フケ、そしてベタついた脂性フケのいずれかを確認した上で、フケの種類にあわせた対処法を実行しましょう。 シャンプーの見直しや正しい洗い方の実践、食生活、生活習慣の見直しや皮膚疾患の治療などによってフケの増加は抑えられます。すでにフケやかゆみに悩んでいる人は、薬用ローションを使用して症状を抑えながら、原因の解決を目指しましょう。

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