フケに関するお悩み フケに関するお悩み

フケに関するお悩み

公開日:2018年7月13日

更新日:2018年10月23日

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湯シャンでフケはなくせるの?湯シャンの有効性と本当の効果

頭のかゆみやフケは自然に治ることはごくまれで、たいていは放置すると悪化します。症状の緩和にはいくつか条件がありますが、頭皮を清潔に保つことも重要なひとつです。 ところで、シャンプーを使わずお湯のみで髪を洗う、通称「湯シャン」はかゆみやフケが出ているときに効果的なのでしょうか。 フケやかゆみがあるときの湯シャンに関する注意点について解説します。

湯シャンって何?

湯シャンとはシャンプーを使わず、お湯のみで髪・頭皮を洗う洗髪方法のことです。 シャンプーは頭皮や髪の汚れを落とすのに最適な方法ですが、すすぎ残しがあると頭皮に残ったシャンプー液が頭皮に刺激を与え、かゆみやフケを引き起こす原因になることがあります。また、頭皮が敏感な人にとって刺激の強いシャンプーはかゆみの原因になりやすいものです。 湯シャンの場合、シャンプーを使いませんからシャンプー液のすすぎ残しも頭皮への刺激も起こりませんので、これらの問題とは無縁です。 ですが、だからといってシャンプーが必要ないわけではありません。一切シャンプーを使わずに湯シャンだけで済ませると、洗浄力不足で汚れや皮脂が頭皮に残る原因となり、フケをはじめとした頭皮のトラブルにつながります。

湯シャンでフケはなくせるのか

湯シャンとフケの症状との相性について確認しましょう。

フケ発生のしくみ

フケとは、古くなった角質が頭皮から剥がれ落ちたものです。皮膚の内側では常に新しい細胞が作られ、外側に押し出されるように外側へ移っていき、古い細胞をさらに外側へと押しやります。新たな細胞ができてから一番外側の角質層へ届き、押し出されてはがれ落ちるまでの流れを皮膚の新陳代謝、ターンオーバーと呼びます。

フケとターンオーバー

実はフケはどんな人でも必ず発生しています。ただし、正常なターンオーバーのもとではフケは目に見えないほど非常に小さく、目につくことがありません。「自分はフケが出ていない」と感じている人は、実際は気づけないほど小さなフケが出ているものの、その程度にとどまっているのでわからない、ということです。 ところが頭皮のターンオーバーの過程で何か問題があるとフケは大きく、そして多く発生して目で見えるようになります。すると「フケの症状がある」と自覚したり、周囲の人に気づかれたりするようになります。 頭皮のターンオーバーは30日前後のサイクルです。ただし、頭皮に何らかの問題が起きたとき、サイクルはこれより早まり、未熟な状態の内側の皮膚が角質層まで押し出されます。未熟な角質は剥がれやすく、正常な角質と比べてかなり大きいままはがれ落ちます。結果、目に見えるほど大きなフケとして目立つことになります。 つまり、大きなフケが出ているなら頭皮に問題が起こり、ターンオーバーが乱れている、と推測できます。この問題を特定して解決することがフケの改善の糸口になります。

大きなフケが出る原因

頭皮に大きなフケが大量に発生しているならば、脂漏性皮膚炎になっている可能性があります。 脂漏性皮膚炎とは、頭皮の皮脂が過剰に分泌された結果起こる皮膚炎です。頭を洗い足りずに余分な皮脂が残っていたり、不摂生によって皮脂が過剰に分泌されたりすると、その皮脂をエサとしている頭皮の常在菌、マラセチア菌が大量に繁殖します。マラセチア菌は適量であれば頭皮に有益なはたらきをもっているのですが、増えすぎると頭皮を刺激して、その影響で激しいかゆみや抜け毛、そしてフケなどの症状を引き起こします。 脂漏性皮膚炎は治療しないとかゆみ、フケを含む諸症状は悪化します。フケが大量に増え始めたと感じたら病院に相談しましょう。

脂漏性皮膚炎が治るまで

脂漏性皮膚炎には、マラセチア菌の大量繁殖に対処するために抗真菌剤を内服、あるいは外用薬として使用し、5~6週間ほどかけて治療します。脂漏性皮膚炎の治療について詳しく知りたい人は「頭のかゆみはフケが原因?治療薬の効果や成分について」をご参照ください。

脂漏性皮膚炎に湯シャンは有効か

shower さて、本題の「湯シャン」との相性の話題に戻りましょう。 もし脂漏性皮膚炎になった場合、湯シャンのみの洗浄は向いていません。なぜなら脂漏性皮膚炎になったということは皮脂が余っているということですから、洗浄力が控えめな湯シャンでは皮脂を落としきれず、問題を改善できないからです。 ですから脂漏性皮膚炎だとはっきりわかった場合は湯シャンで済ませるのではなく、シャンプーを使って髪と頭皮を洗いましょう。シャンプーで余分な皮脂を取り除けばマラセチア菌の増殖もおさまり、頭皮のかゆみも自然に緩和します。

シャンプー選びの重要性

脂漏性皮膚炎のとき、適したシャンプーはどのようなものでしょうか。 シャンプー選びの際には、まずフケ・かゆみに効果のある成分が含まれているかどうかを確認しましょう。脂漏性皮膚炎になると激しいかゆみが起こりますが、かゆみに応じて頭を掻くと更なる症状悪化を招きます。 フケ・かゆみを防ぐ成分としては、ピロクトンオラミンがあります。 次に確認したいのが洗浄力です。過剰分泌された皮脂を落とすにはある程度の洗浄力が必要ですが、「強いほど良い」というわけではありません。洗浄力が強すぎると頭皮に与える刺激も強く、さらなるかゆみを誘発しますし、頭皮の皮脂のほとんどを洗い落として頭皮を乾燥させたうえ、頭皮を外部からの刺激に敏感な状態にします。 また、頭皮が皮脂不足を補おうとしてさらに多くの皮脂を分泌し始めるため、なおさら皮脂余りの状態を招いて脂漏性皮膚炎の原因を増やすことになります。 ですから洗浄力が強すぎるシャンプーは向いていません。洗浄力が強いシャンプーを見分ける方法としては、成分の確認が最も有効です。ラウレス硫酸ナトリウムやラウリル硫酸ナトリウムといった高級アルコール系の洗浄成分を主成分にしているものは非常に洗浄力が強いものです。成分表は多い順に記載されていますので、「水」の次にこれらの高級アルコール系主成分が載っていないか確認しましょう。わからなければ、「水」の次に書かれている成分名をネット検索すると、高級アルコール系シャンプーかどうかをすぐに判断できます。 避けるべきシャンプーだけではなく、選びたいシャンプーの特徴もご説明しましょう。 脂漏性皮膚炎の改善には、適度な洗浄力をもって古い皮脂汚れを洗い流し、必要な皮脂を残せるシャンプーが最適です。また、すでに皮膚炎を発症して敏感になっていますから、刺激が低いものが適しています。 これらの条件を満たすのが、アミノ酸系シャンプーです。アミノ酸系シャンプーは洗浄主成分にココイルグルタミン酸などアミノ酸由来の洗浄成分を使用しています。また、多くのアミノ酸系シャンプーは低刺激で、敏感な肌にも使いやすく仕上がっています。

脂漏性皮膚炎におすすめのシャンプー

脂漏性皮膚炎になったとき、毎日の使用におすすめするシャンプーはスカルプD スカルプシャンプーです。スカルプDのスカルプシャンプーシリーズは「スカルプ(=頭皮)」のケアに力を入れているのが特徴です。 洗浄主成分は頭皮にやさしいアミノ酸系の洗浄成分で、フケ・かゆみを防ぐピロクトンオラミンが含まれています。 また、肌タイプ(頭皮の皮脂量)に合わせて3タイプから洗浄力を選べるのもメリットです。もともと乾燥気味であればドライ、常に皮脂量が多いと感じるならばストロングオイリー…と自分の頭皮の皮脂量に合わせて選ぶことで、頭皮を清潔に、そして適切な皮脂量に保つことができます。

 

【おすすめのシャンプー】

 

スカルプD 薬用スカルプシャンプー[医薬部外品] 通常価格:各3,900円(税込)

 

有効成分:「ピロクトン オラミン」「グリチルリチン酸2K」「サリチル酸」 商品説明:頭皮を健康に近づけることで発毛を促進させます。スカルプD独自の豆乳発酵液(3種の大豆成分)を配合し、薄毛の原因になる男性ホルモンにアプローチします。ストロングオイリー、オイリー、ドライの3タイプがあり、皮脂タイプに合わせて選べます。

湯シャンが適している場面とは

湯シャンではなくシャンプーを使って洗うべきケースについてご説明しましたが、頭皮ケアとして湯シャンを取り入れることが有効な場面もあります。 乾燥した細かいフケが大量に出る場合、頭皮の乾燥がフケ発生の主な原因です。このときも洗浄力がマイルドなシャンプーで頭皮をしっかり洗うことが必要ですが、たとえば日中に汗をかいたりほこりっぽい場所にいたりしたのでシャワーを浴びる場合、再びシャンプーで髪を洗うと皮脂を落としすぎる原因になります。 そこで、シャンプーを使わずに湯シャンで髪をすすぐ程度に留めることで皮脂の落としすぎを防ぐことができます。 このように、シャンプーを使って髪を洗う入浴とは別にスポーツのあとや外出前の軽いシャワーの際には湯シャンのみでのすすぎ洗いは効果的です。

湯シャンのみで済ませず、1日1回はシャンプーで洗う

入浴時以外でシャワーを浴びるなら、湯シャンで汗や汚れをざっと落とし、またシャワーの温度で適度に皮脂も落とせます。ただ、一日の生活や睡眠中の皮脂分泌すべてを湯シャンだけで落とすことはできません。これらの不要な汚れをしっかり落とすためにも、必ずシャンプーを使って髪、頭皮を洗いましょう。

湯シャンの注意点

効果的に湯シャンを取り入れるためのコツをご案内します。

熱すぎるお湯を使わない

湯シャンの温度は40度未満、36~39度の範囲内で設定しましょう。 お湯の温度が高ければ高いほど汚れは落としやすくなりますが、それだけ皮脂が洗い落とされるリスクも高くなりますし、あまりにも熱い温度だと頭皮に負担がかかります。 「少しぬるい」と感じるくらいの36~39度のお湯を使って、これらの問題を避けてください。

時間のかけすぎ、力の入れすぎはNG

シャンプーを使わないぶん、しっかり汚れを落とそうと力を込めてゴシゴシ頭皮を擦って洗うと、頭皮が傷つきます。また、長い時間お湯を当て続けると皮脂が洗い流されて皮脂不足になり、乾燥の原因になります。 髪の長さにかかわらず、湯シャンにかける時間は5分以内におさめてください。3~4分もあれば頭皮に負担をかけず、汚れをしっかり落とせます。

スタイリング剤を落とすにはシャンプーで洗う

ワックスなどのスタイリング剤は油性のものが多く、湯シャンだけでは落とせません。スタイリング剤はシャンプーを使って落としましょう。また、スタイリング剤をつけたまま寝るのも頭皮に強い負担を与えるので避けるべきです。タイミングや流れを考えて、スタイリング剤は寝るまでに必ずシャンプーで洗えるよう工夫してください。

フケ対策は湯シャンよりもシャンプーを

man 湯シャンはシャンプーを使わずに髪、頭皮を洗うため刺激を抑えてさっぱりできる方法です。ですが、湯シャンはあくまでシャンプーと併用できる手段に過ぎません。毎日1回のシャンプーは髪・頭皮を衛生的に保つために必要です。 とくに脂っぽくベタベタしたフケが発生している場合、頭皮は皮脂が余っている状態ですから、洗浄力がマイルドなアミノ酸系シャンプーでしっかりと洗い、湯シャンはそれ以外にシャワーを浴びたときの補助手段として活用しましょう。湯温は36~39度、少しぬるいと感じるくらいが適切です。 髪と頭皮をきれいに保つことは、フケやかゆみの解消に欠かせないポイントです。シャンプーに加えてうまく湯シャンを活用することで、頭皮を清潔に保ちましょう。

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