ヘアケア・育毛 ヘアケア・育毛

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公開日:2018年3月12日

更新日:2018年9月5日

あなたはどっち?固形石鹸向きかシャンプー向きかをチェック

あなたはどっち?固形石鹸向きかシャンプー向きかをチェック

固形石鹸の使用に向いている人の特徴

最初に答えをいうと、頭皮の皮脂汚れが多い人は固形石鹸を使った洗髪にむいています。その理由を理解するにあたって、まずは人の皮膚におけるpHについて紹介します。

皮膚は、常に弱酸性(4.5~6.0pH程度)に保たれています。それを担っているのが常在菌です。常在菌には以下のような種類がいます。

表皮ブドウ球菌
アクネ菌
マラセチア真菌

これらの菌がバランスよく増殖し皮脂を分解することで、皮膚は弱酸性に保たれます。弱酸性に保たれた皮膚は、黄色ブドウ球菌・化膿レンサ球菌といった皮膚トラブルの原因となる菌の侵入と増殖を防いでくれます。なぜなら、これらの菌がアルカリ性質を好むからです。このように、常在菌によって皮膚が弱酸性に保たれることを、皮膚のバリア機能とよびます。

皮膚のバリア機能を維持し続けるためには、常在菌が、バランスよく増殖している状態が理想です。しかし、皮脂量が多くなるとそれをエサとする常在菌が異常に増殖します。すると、肌のpHが酸性に偏り過ぎて、皮膚トラブルを引き起こします。

とくに運動する習慣がある人や、ふだんから頭部を保護する被り物を着用する人は、皮脂が増えて頭皮が酸性に傾きがちです。皮膚が酸性に傾くと、以下のようなトラブルを招きます。

表皮ブドウ球菌の増殖:頭皮の炎症・かゆみ・湿疹を引き起こす
アクネ菌の増殖:頭皮ニキビを引き起こす
マラセチア真菌の増殖:脂漏性皮膚炎・フケなどを引き起こす

そこで、酸性に傾きすぎた頭皮を弱酸性に戻すには、アルカリの性質をもつ固形石鹸が有効なのです。

固形石鹸で洗髪をすると、頭皮は一時的にアルカリ性へと傾きますが、健全な頭皮なら常在菌の力により約3時間で弱酸性に戻ります。

pH値

性質

0~4

酸性(0に近いほど強酸性)

4.5~6

弱酸性

7

中性

8~14

アルカリ性(14に近いほど強アルカリ性)

※pH…水溶液の性質を知るための単位。数値によって酸性・中性・アルカリ性かを判別できる。

固形石鹸がむいていない人

男性

固形石鹸を使った洗髪にむいていないのは、次のような人です。

乾燥・フケ・かゆみ

頭皮が乾燥している・フケやかゆみの症状がある人は固形石鹸で洗髪するのを控えましょう。なぜなら、すでに常在菌による皮膚のバリア機能が低下して、頭皮がアルカリ性に傾いている可能性があるからです。

そんな状態の頭皮にアルカリ性の固形石鹸を使用すると、頭皮がさらにアルカリ性へ傾きます。そして、黄色ブドウ球菌などのアルカリ性を好む菌が増殖し、頭皮の皮膚トラブルを引き起こします。

運動不足の人

運動不足の人も、固形石鹸でのシャンプーは控えるべきです。なぜなら、汗腺の機能が低下しているからです。

人間には、エクリン腺・アポクリン腺と2種類の汗腺があります。アポクリン腺が体臭を発するための汗腺でワキ・デリケートゾーン・へそ周りなど一部分に存在するのに対し、エクリン腺が体温調節のための汗腺で体のいたるところに存在します。

エクリン腺から出る汗は、99%が水分で残りは塩分・ミネラル・乳酸・尿素などで構成されており、pH4~6の弱酸性です。つまり、汗によっても皮膚は弱酸性を保っているといえます。しかし、エクリン腺の機能が低下すると汗を分泌できなくなり、皮膚のpHバランスが崩れます。

汗をかきにくい人は、頭皮が乾燥し、皮膚のpHがアルカリ性に傾いている可能性があるので、固形石鹸の使用には適していません。

運動不足の人

固形石鹸でシャンプーをすると、染めた髪の色が落ちるスピードが早まります。カラーリングや白髪染めを行なう頻度が多い場合は、固形石鹸でシャンプーするのはおすすめできません。

髪は、アルカリ性の成分に触れると表面のキューティクルが開き、酸性の成分に触れるとキューティクルが閉じる性質を有します。カラーリングや白髪染めで使用される染料には、髪のキューティクルを開いて染料をしみ込ませるために、アルカリ性の成分が含まれます。pH値を一旦アルカリ性質に傾かせることでキューティクルを開き、染料がしみ込んだら酸化剤を髪に塗ってキューティクルを閉じます。

固形石鹸は、カラーリングや白髪染めの染料と同じアルカリ性です。シャンプーの度に使用すれば、キューティクルが開くため、しみ込んだ染料の成分が外部に流れ出します。カラーリングや白髪染めの効果を長持ちさせたい場合は、固形石鹸でのシャンプーは避けましょう。

パーマや縮毛矯正を頻繁に行なう

パーマや縮毛矯正で使用される薬液も、アルカリ成分を含みます。pHの値をアルカリ性質に傾かせてキューティクルを開き、コルテックス内部に存在するシスチンにアプローチして髪の形状を変化させます。この時点で、髪はアルカリ成分を含む薬液によってダメージを負います。

そこに、アルカリ性質である固形石鹸でシャンプーをすれば、余計に髪へのダメージを蓄積させます。髪のpHはアルカリ性に傾くためキューティクルが開き、髪内部の水分や栄養が外部に流れ出すのです。

髪や頭皮ダメージを気にしている

髪のダメージを気にしている場合も、固形石鹸でシャンプーするのに向いていません。固形石鹸でシャンプーをすれば、アルカリ性質の影響で髪のキューティクルが開きます。それにより、髪内部の水分や栄養がキューティクルの隙間から外に流れ出して、余計に髪がスカスカな状態となります。

また、固形石鹸は固形である性質上、正しく泡立てないと石鹸カスが頭皮に残ります。本来、頭皮は弱酸性のpH値を保って常在菌のバランスを維持していますが、石鹸カスが残ったままでは、頭皮のpH値はアルカリ性に傾きます。その結果、常在菌のバランスが崩れて、頭皮トラブルを起こしやすくなります。

頭皮がアルカリ性に偏りがちな人は

ここまで紹介した5つに心当たりがあるなら、固形石鹸より、頭皮にやさしいシャンプーの使用をおすすめします。スカルプD スカルプシャンプーなら、低刺激かつ洗浄力抜群なのでしっかり皮脂汚れを落とし、頭皮の環境を整えてくれます。トラブルが少ない頭皮を目指すために、スカルプD スカルプシャンプーを検討してはいかがでしょうか。

【おすすめのシャンプー】
スカルプD 薬用スカルプシャンプー[医薬部外品] スカルプD

通常価格:3,900円(税込)
有効成分:「ピロクトン オラミン」「グリチルリチン酸2K」「サリチル酸」
商品説明:頭皮を健康に近づけることで発毛を促進させます。スカルプD独自の豆乳発酵液(3種の大豆成分)を配合し、薄毛の原因になる男性ホルモンにアプローチします。ストロングオイリー、オイリー、ドライの3タイプがあり、皮脂タイプに合わせて選べます。

自分の頭皮の状態について調べる方法

自分の頭皮が酸性に偏りがちなのか、それともアルカリ性に偏りがちなのかは、わかりにくいものです。そこで身近にあるものを使って、頭皮のpHを簡単に判別する方法を紹介します。

あぶらとり紙で頭皮状態チェック

あぶらとり紙は、少ない脂を吸収するので、頭皮の状態を確認するのに役立ちます。使い方は以下の通りです。

1.頭皮を洗髪する(頭皮の状態を正確にチェックするために、トリートメントは使用しない)

2.洗髪後は、ドライヤーで髪を半乾きにしてください。

3.あぶらとり紙を、髪の分け目部分やつむじなど頭皮が露出している部分に、指の腹を使って押し当ててください。30分、60分、90分ごとに1回ずつチェックしましょう。そして、何分後に皮脂がついたのかで、おおよその頭皮の状態がわかります。

測定時間ごとでわかる頭皮の状態

測定時間

結果

30分後に皮脂がついた

脂性肌(酸性気味)

60分後に皮脂がついた

普通肌

90分後に皮脂がついた

乾燥肌(アルカリ性気味)

 

あぶらとり紙は、安いものだと約170円で購入することができます。頭皮状態をチェックするだけなので、高級なあぶらとり紙は必要ありません。

また、頭皮状態をより簡単に調べる方法がもうひとつあります。それは、ドクターズ頭皮診断を利用することです。質問に答えていくだけで、自分の頭皮の状態を調べることができます。

季節に応じて固形石鹸を使い分ける

石鹸

頭皮の皮脂量は、つねに一定ではなく季節に応じて変化します。皮脂量が多い方だからと、年中同じ固形石鹸やシャンプーを使い続けると、頭皮にダメージを与える恐れがあります。

そこで、季節ごとの頭皮の状態と、それに応じてなにを使うべきか説明します。

春先は湿度が低く、まだ乾燥が続いている時期です。知らないうちに頭皮が乾燥しアルカリ性に傾きやすいので、常在菌がバランスよく増殖できないことがあります。
頭皮を健康に近づけてpHを弱酸性に戻すために、スカルプD スカルプシャンプーで頭皮ケアを行ない、コンディショナーで保湿しましょう。

夏は、気温と湿度の高く、汗をかく季節です。汗まみれの頭皮を放置すれば、酸性に傾いて雑菌が増殖しやすくなります。皮脂の分泌量が多くなりがちな夏は、アルカリ性の固形石鹸を使った洗髪が有効です。

ただし、固形石鹸を毎日使用すると、その強い洗浄力から頭皮が乾燥するため、汗をよくかいた日だけに使うと良いでしょう。

秋は過ごしやすいですが、夏の発汗と紫外線などによる頭皮へのダメージがいっきにあらわれる季節です。

ダメージを受けた頭皮はpHバランスが乱れやすいため、低刺激のアミノ酸系シャンプーを使って洗髪するのがおすすめです。

冬は、皮脂や古い角質、老廃物などが毛穴に蓄積されやすい季節です。夏と異なり汗をかく機会も少なくなるので、汗と一緒に毛穴の汚れが出にくく、毛穴詰まりをおこします。また、これを放置すると頭皮が臭ったり頭皮ニキビができたりします。

体質によっては、頭皮が乾燥すると、頭皮を守るために皮脂が大量に分泌されます。そのため頭皮は酸性に偏りやすくなりますが、冬は乾燥しやすい季節なので、洗浄力の強い固形石鹸の使用は控えた方が良いでしょう。スカルプD スカルプシャンプーなら、適度に皮脂汚れを洗い流せます。

固形石鹸は頭皮の状態で使い分けましょう

固形石鹸は、酸性に傾きがちな頭皮の人が使用するのにむいています。頭皮のpHは、汗をかいたり皮脂が過剰に分泌されたりすることで酸性に傾くので、夏は注意が必要です。

頭皮の状態を調べたい場合は、あぶらとり紙やドクターズ頭皮診断を活用しましょう。

皮脂の分泌量や頭皮の乾燥状況に応じて、固形石鹸とスカルプD スカルプシャンプーを使い分ければ、1年を通して健やかな頭皮を維持することができます。

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