ヘアケア・育毛 ヘアケア・育毛

ヘアケア・育毛

公開日:2018年3月12日

更新日:2018年9月6日

理容室

髪を傷めず色も保つ!カラーリング方法ごとの最適ヘアカラー頻度

ヘアカラーの適切な頻度

最適なのは2か月に1回

一般的に、ヘアカラーの最適な頻度は2か月に1回だと言われています。
髪は1か月に約1cm程度伸び、2ヶ月で2cm伸びてきます。3cm以上になると、根元の自毛の色との違いが目立ってしまい、また染めた部分の色も2か月ほどで抜けやすいのです。また男性は女性ほど髪が伸びるのは早くないので、頻繁に染めなおす必要がないのです。

2か月未満なら目立つ部位だけ、部分染めで

2か月より早く、たとえば1か月おきに染め直していた場合、髪の毛だけでなく頭皮を傷めます。また、頭皮と髪が痛むとカラーも抜けやすくなり、「色が変わってきたのでまた染めたい」と、さらに頻繁に染めるようになって悪循環を招きます。

2か月で伸びた2cm程度の自毛ならば、根元部分ですからさほど目立たないはずなのですが、ショート、ベリーショートの男性にとっては「2cmは長い」ということもあるでしょう。また全体は長めでもサイドや後ろは短く刈っている人も同様です。
その場合は目立つ部分の根元だけを染め直す部分染めで対応しましょう。頭皮の負担を最小限に抑えることができます。

ところで、なぜヘアカラーをすると髪は傷むのでしょうか。カラーリングの傷みに効くケア方法を知るために、カラーリングで髪が傷む仕組みについて理解することから始めましょう。

ヘアカラーで髪が傷む原因

傷んだ髪を気にする女性

髪のカラーリングは大きく2つの方法に分かれ、ひとつはアルカリ性の薬剤を使用してキューティクルの内側から染める方法、もうひとつは髪の外側を染める方法です。一般的なカラーリング方法がどちらの手法なのかとともに、それぞれが髪にダメージを与える原因を確認しましょう。

カラーリング方法でダメージも変わる

ヘアカラー

髪を染める代表的な方法です。市販のヘアカラー製品の場合、髪色を脱色する成分(ブリーチ)も含んでいることが一般的です。 アルカリ性の化学物質で、髪の毛にとって外壁といえる保護膜のキューティクルを開いて、髪の内側から色素を抜いて脱色したあとで、カラー成分をしみ込ませます。そのため、本来は閉じているキューティクルが開いたままになりやすく、キューティクルが部分的に剥がれることもありますし、また開いたところから内側も傷つきやすくなります。

 

ヘアブリーチ

おもに髪の色を抜く、脱色によって髪色を変える方法です。髪の色素を抜き取るため、染める成分の色をきれいに乗せられます。髪表面のキューティクルを開き、内側から色素を抜き取るのですが、このときに髪の主成分であるケラチンなども分解するため、髪が傷みやすくなってしまうのです。

ヘアマニキュア

髪の毛の表面を染める方法です。表面に色をつけるのでどうしても色は落ちやすく、シャンプーをするたびにだんだん薄くなっていきます。また、元から色が濃い髪の場合、染めた色が目立ちにくいため、表現できる色味が限られています。逆に言えば「あまり派手に染められない」「少し雰囲気が変わる程度に染めたい」という人に向いています。
髪の内側に入り込んで内部を染めるブリーチやヘアカラーに比べると髪への負担は軽くなりますが、それでも色が落ちるときにはキューティクルも剥げやすくなります。

カラースプレー

その名の通り、スプレーによって色素を吹きつけて一時的に髪を染める方法です。洗えば落ちるもので基本的に効き目は1日限りのため、パーティーでの仮装や演劇でのメイクのためによく使用されます。表面についているだけなので、髪への負担もごく軽く済みます。

このように、ヘアカラーは髪の成分を分解したり、髪の表面と一緒に剥がれてしまったりすることで髪にダメージを与えます。また、市販のヘアカラーは技術や経験がない人でも染めやすいように、美容室でのヘアカラーの薬剤に比べて強めの成分を使用しています。そのため、髪や頭皮へのダメージも大きくなりやすいのです。さらに、ヘアカラーは髪だけでなく、頭皮にもダメージを与えます。

ヘアカラーで頭皮がダメージをうける原因

頭皮を含む皮膚表面のpHは、汗や皮脂に含まれる脂肪酸などによって弱酸性(約pH4.5~6.0)に保たれています。これには、酸性を嫌う細菌やカビの増殖を防ぐという目的があります。
ヘアカラーは髪の内部に染料を染みこませるために、キューティクル開く開かせる必要があります。この時、使用するのがアルカリ液です。アルカリ液は頭皮のpHを弱酸性からアルカリ性へ変えるため、頭皮とは相性が悪いのです。

健康な頭皮であれば、たとえpHがアルカリ性に傾いてしまったとしても、数十分で汗や皮脂によってもとの弱酸性に戻ります。しかし、頭皮が乾燥気味であったり、炎症を起こしていたりすると弱酸性に戻ることが出来ず、雑菌やカビが増殖します。

一方で、ヘアマニキュアは髪の表面に色を塗ることで髪を染めるため、ヘアカラーのようにアルカリ液を使ってキューティクルを開く必要がありません。そのため、ヘアマニキュアはヘアカラーに比べて、頭皮にやさしいと言えるでしょう。

刺激性接触皮膚炎とアレルギー性皮膚炎

人によっては、ヘアカラーが原因で頭皮のかゆみや湿疹、発赤、腫れ、傷みなどの症状があらわれることがあります。この症状は、医学的に「刺激性接触皮膚炎」もしくは「アレルギー性皮膚炎」と呼び、発症のメカニズムが異なります。

刺激性接触皮膚炎

 

健康な頭皮は表面が角質に覆われており、この角質がバリアとなって、ヘアカラーのアルカリ液が角質層より下に入ることはありません。しかし、乾燥や洗浄力の強すぎるシャンプーなどによって角質層が失われている場合、ヘアカラーのアルカリ液が角質層より下に入り炎症が起こります。これを刺激性接触皮膚炎と言います。

ヘアカラーの薬液の中で、おもに皮膚へ刺激をもたらすのは、過酸化水素とアルカリ剤です。もし、ヘアカラー後に頭皮のかゆみや湿疹、発赤、腫れ、傷みなどの症状があらわれた場合は、すぐに38度以下のぬるま湯で、頭皮に残った過酸化水素とアルカリ液を充分に洗い流し、悪化を防ぎましょう。

アレルギー性接触皮膚炎

刺激性接触皮膚炎が角質層の欠如が原因だったのに対し、アレルギー性接触皮膚炎は頭皮が健康であっても起こります。その仕組みを理解するために、まずは人の免疫系について学びましょう。

人の免疫系は、一度身体に侵入したウイルスや細菌を敵とみなして、攻撃し身体から追い出そうとします。このとき、もう一度同じ敵が入ってきた時にすぐに対応できるように、免疫系は敵の形を覚えます。このおかげで、人は一度かかったことのある感染症を発症しにくいのです。
実は、人の免疫系がどのようにしてウイルスや細菌を敵として認識しているのか詳しくわかっておらず、ときとして、人にとって害のない物質を敵とみなすことがあるのです。
ヘアカラーに含まれる物質は、健康な頭皮に触れるだけであれば本来問題ありません。しかし、その物質を免疫系が敵と認識してしまった場合、アレルギー反応としてかゆみや湿疹、発赤、腫れ、傷みなどがおこります。

アレルギー性皮膚炎はパッチテストを行なうことで未然に防げます。髪のカラーリングをする場合は、必ずパッチテストを実施しましょう。

カラーリング後のダメージケア方法

シャンプーボトルと花

ヘアカラーは髪と頭皮にダメージを与えますが、そのままで放っておかずにきちんとケアをすれば、ダメージを最小限に抑えて、健康的な髪を維持することができます。また、適切なケアは色落ちを防ぎ、カラーも長持ちさせてくれます。 カラーリング後のダメージケア方法を、順を追って確認していきましょう。

1.カラーリング後はしっかりすすぐ

カラーリングを済ませて色を定着させた後は、よくすすいで薬剤を洗い流しましょう。髪から流れるお湯の色が透明になるまで、しっかりとすすぎます。

2.専用のシャンプーで洗う

すすぎのあと、ヘアカラーケア専用のシャンプーで髪を洗います。よく泡立てて、髪よりも頭皮を揉みほぐすことを心がけて洗います。

3.トリートメントを使う

シャンプーも最初のお湯すすぎ同様、しっかりと念入りにすすぎます。その後ヘアカラーケア専用のトリートメントで髪を補修します。ヘアカラーケア用のトリートメントは、カラーリングによって失われる髪の成分を補い、髪の表面を保湿して保護します。

4.やさしく髪を乾かす

ヘアカラー後の髪は乾燥しやすくなっているので、乾かしすぎないよう注意して髪の水気をとります。まずはタオルをあてて吸い取るようにして水気を取り、その後に低温に設定したドライヤーで髪をしっかり乾かします。

ヘアカラー後のケアでとくに重要なのはシャンプーの選び方です。
まず、ふだん使っているシャンプーは使えません。ヘアカラー直後の髪は傷みやすく、また色も落ちやすいので、必ずヘアカラー専用のシャンプーを使います。
店頭で選ぶ際はアミノ酸シャンプーを探しましょう。アミノ酸シャンプーは弱酸性で低刺激なので、カラーによりアルカリ性に傾いた髪と頭皮のバランスを取り戻します。また髪の毛を補修する美容成分が含まれているものが多いのもお勧めの理由です。

カラーリングは頻度を守ってダメージを抑える

ヘアカラーで髪のおしゃれを楽しみたい人にとって、カラーリングによる髪と頭皮のダメージは悩みの種です。ダメージを抑えるため、2か月に1回の最適な頻度を必ず守りましょう。またカラーリング後のヘアケアも大事です。カラーリング後の髪と頭皮をいたわることを意識していれば、髪の負担を軽くし、丈夫で健康的な髪を維持できます。ケア方法をきっちりと実行して、髪のダメージを抑えながらヘアカラーを楽しんでいきましょう。

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