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公開日:2018年9月27日

更新日:2018年9月27日

どのシャンプーにもアレルギーの心配が…!症状を抑える選び方のコツ

どのシャンプーにもアレルギーの心配が…!症状を抑える選び方のコツ

アレルギー体質で、シャンプーにも反応が出やすい人もいます。髪を洗うたびに頭がかゆくなったりかぶれたりするのでは、入浴が憂うつになりますよね。無添加や低刺激のシャンプーなどは肌にやさしいと言われていますが、本当に頭皮に影響がないか、買う前には心配になるものです。

そこで、アレルギー体質の人向けのシャンプー選びのポイントをご紹介します。

アレルギー体質なら気にしたいシャンプーの成分

笑顔の女性

アレルギーは、免疫細胞が特定の物質に過剰反応して攻撃を加えて、その結果、かゆみやかぶれなどの症状が引き起こされるものです。人によってアレルギーの原因=アレルゲンは異なります。ですから、誰もアレルギー反応を起こさないシャンプーも、絶対に安心できるシャンプーもありません。どんなシャンプーでも、アレルギー症状を引き起こす可能性があります。

ただ、すべてのシャンプーが危険、ということでもありません。気をつけたいポイントを把握すれば、心配の少ないシャンプー、アレルギー症状が起きにくいシャンプーを見つけられます。

シャンプー選びの際に知っておきたい基礎知識、そして気をつけたいポイントを確認しましょう。

刺激の強いシャンプーは避ける

まず、刺激の強いシャンプーの使用は避けましょう。シャンプーの洗浄主成分の種類で刺激の強さは見当がつきますが、最も刺激が強いのが「高級アルコール系シャンプー」に分類されるシャンプーです。

高級アルコール系シャンプーは、少ない量でもしっかり泡が立ち、洗浄力が強いという長所がありますが、頭皮に刺激を与える成分が多く含まれています。とくに敏感な乾燥肌、アレルギー肌に使用すると、刺激成分によってかゆみやかぶれなどの症状が起きやすくなります。

また刺激の強いシャンプーは、洗浄力と脂分を落とす力=脱脂力の強い成分を含んでいますので、頭皮の保護に必要な皮脂までを洗い落とし過ぎたり、皮膚で有益なはたらきをする常在菌を死滅させたりする恐れもあります。頭皮の健康状態が悪化しやすいため、デリケートなアレルギー肌への使用は不向きです。

植物由来成分のみのシャンプーは避ける

一見、頭皮にやさしそうな植物由来成分のシャンプーでも、アレルギー体質の人にとってやさしいものとは限りません。植物由来成分のシャンプーにもアレルギーを引き起こす可能性がある成分は含まれているたます。

また、天然由来の成分にこだわり、防腐剤などの添加物を含まないシャンプーは雑菌が内部に侵入すると繁殖しやすい傾向があります。多くの人はシャンプーを浴室内に置いているでしょう。浴室は湿度が上昇しやすく、入浴時には室温も高くなるので、雑菌の繁殖が進みやすい環境です。無添加のシャンプーと聞くとやさしそうな印象ですが、雑菌が繁殖するとデリケートなアレルギー肌に悪影響を及ぼす危険性は高くなります。

自分の頭皮の状態をチェックしよう

シャンプー選びは、自分の頭皮の現状を確認することから始まります。

人によって頭皮の状態は異なり、トラブルの原因も人それぞれです。体質、肌質と呼べる長い期間の傾向はありますが、それも季節や日ごとに変わりうるものです。

まずは今の頭皮の状態がどうなっているのかを把握しましょう。

頭皮の状態がわかるチェックリスト

  • 自分のアレルゲンを知っているか

  • 知っているアレルゲンを含まないシャンプーを使ったとき、問題は起こらなかったか
    (把握していないアレルゲンがないか)

  • 苦手な刺激物はないか

  • 頭皮が乾燥していないか

  • 頭皮の皮脂分泌量はどれくらいか

頭皮の現状を知った上で、口コミなどを参考に、自分に合いそうなシャンプーを絞り込みましょう。

口コミ情報は参考程度に

シャンプーを使った人の口コミの情報は参考になりますが、書かれている内容がすべてそのまま、自分に当てはまるわけではありません。

口コミ情報の中には自分と似た体質、似た悩みを抱えていた人が書いたものもあるでしょう。ただ、「かゆみやかぶれが止まった」「抜け毛が減った」といった具体的な結果を書いた感想に注目し、あてにしながら使っても同じ結果が得られるとは限りません。

自分と似たアレルギー症状や悩みをもつ人でも、原因のアレルゲンが異なれば、合うシャンプーは異なります。他の人が良いと感じたシャンプーでも自分に合うとは限りません。

口コミ情報は有用ですが、シャンプーの成分など製品情報の補足として、使用検討の判断材料にする程度にとどめてください。

低刺激のアミノ酸系シャンプーを選ぶ

アレルギー性のかゆみやかぶれが出るリスクを抑えるには、アミノ酸系シャンプーから選ぶのがおすすめです。

アミノ酸系シャンプーは、人の肌に近い性質のアミノ酸由来の界面活性剤を洗浄主成分に採用しています。低刺激でマイルドな洗浄力が特徴です。また、刺激の低いものを求めてアミノ酸系シャンプーを選ぶ人が多いことをメーカーも理解しており、無香料や無着色、アルコールフリーなど肌に余計な刺激を与えないよう配慮している製品が多いことも魅力です。

なお、アミノ酸系シャンプーを選ぶときも、詰め替え用のものを選ぶのは避けてください。詰め替え・移し替えの際にはどうしても雑菌が入り込みやすく、頭皮のアレルギー症状のリスクが高まります。

パッチテストの重要性

シャンプーを使用する前には、パッチテストを行いましょう。

シャンプーの成分を確認し、使った人の口コミを見てある程度までは信頼できると判断できるかもしれませんが、本当に「自分にとって安全なシャンプーか」は、結局は使用するまでわかりません。ただ、「使ってみたらアレルギー症状が出た」となるよりは、まずは影響の有無をパッチテストで確認するほうが、もしもの場合にも被害が少なく済みます。

パッチテストとは

パッチテストは、医薬部外品、化粧品などが自分の肌に合うか、なんらかの問題が起きないかを試すための簡単なテストです。

医薬部外品や化粧品をごく少量だけ、目立たない部位の肌に塗り、しばらく放置して肌に異常が現れないか確認します。決して難しいことはなく、家庭にある道具を使って気軽に行なえます。

シャンプーのパッチテスト方法をご紹介します。

パッチテストの方法

準備するもの

  • シャンプー液:少量

  • 綿棒:1本

  • 絆創膏:1~2枚(なければガーゼとテーピングで代用)

手順

  1. 少量のシャンプー液を綿棒につけてから、絆創膏のガーゼ部分にこすりつける

  2. 二の腕の内側、あるいは太ももの内側など、肌がやわらかく、目立ちにくい部分に1の絆創膏を貼りつけ、30分間そのまま放置する

  3. 30分経過したら、半分だけ剥がして皮膚の状態を確認する ※

  4. 3で皮膚に異常が見られなかったら、絆創膏を貼り直し、24時間放置する ※

  5. 絆創膏をすべて剥がし、皮膚の状態をチェックする ※

  6. シャンプー液が触れていた部分を水でていねいに洗い流す

※で印した3、4、5のステップで異常がなければ、シャンプー液が肌にアレルギー症状を引き起こす可能性はほぼない、とわかります。

もし※印の各ステップでかゆみや痛み、赤みがあった場合はパッチテストを中止します。絆創膏をはずし、即患部を水で洗い流してください。また、この場合はシャンプーでアレルギー反応が出る可能性が非常に高いため、使用は避けてください。

パッチテストでの注意点

シャンプー液つきの絆創膏を貼りつけている間は、運動を控えましょう。運動で汗をかくと絆創膏がはがれやすくなります。

また入浴、とくに湯船に浸かる場合も同様です。絆創膏にお湯が浸透してテープ部分がはがれる恐れがあります。パッチテスト中は入浴を控えてシャワーだけで済ませるほうが無難です。

また入浴後にパッチテストを始めれば、パッチテスを終えた24時間後に、なんの制限もなく入浴できます。のをおすすめします。

パッチテストの結果を詳しく知りたい場合

パッチテストでわかるのは、肌に異常が出るか・出ないか、の結果だけです。

もしパッチテストで異常が出て、どの成分がアレルギーを引き起こしたのかを知りたければ、皮膚科でパッチテストを受けましょう。シャンプーに含まれる成分のどれがアレルゲンなのかを特定できます。

かゆみやかぶれなどが出たら

もし、パッチテストで肌にかゆみやかぶれが出たら、そのシャンプーは使用できません。友人・知人にあげるなどの方法で手放すのがおすすめです。

シャンプーの方法を改善

シャンプーでアレルギー症状を引き起こさないためには、頭皮にやさしい洗い方をすることも大事です。シャンプーにはさまざまな成分が含まれています。自分の肌にアレルギー反応が出にくいシャンプーを使っていても、シャンプーの方法に問題があってシャンプーが頭皮に残ったままだと、かゆみやかぶれが起こることはあります。

シャンプーによるアレルギーのリスクを減らすために、正しいシャンプー方法を実践しましょう。

アレルギー体質向けの正しいシャンプーの方法

髪を洗うときは、

  • 頭皮にシャンプーの成分を浸透させないこと

  • 頭皮にシャンプーの成分を残さないこと

これらの2つを意識しましょう。

シャンプーの手順

  1. 髪を濡らす前にブラッシングして、ホコリや汚れを落とす
    (※頭皮が敏感な状態のとき、すでにかぶれや炎症があるときはブラッシングを控える)

  2. シャワーで30秒~1分ほど髪と頭皮を予洗いする。ただ濡らすのではなく、すすぎと同様の動作をするとより効果的

  3. シャンプー液を手のひらに出し、よく泡立てる。洗顔用泡立てネットを使うと、さらにきめ細かな泡が立ちやすい

  4. 髪や頭皮にまんべんなく泡を伸ばす

  5. 生え際から頭頂部にかけて、ゆっくりとやさしくもみ込むイメージで、指のはらで頭皮をマッサージするように洗う

  6. シャンプーをした時間(4と5)の倍の時間をめやすに、シャンプー剤を残さずすすぐ

アレルギー症状を起こさないためのポイント

シャンプー成分を肌に残さずすすぐ

シャンプーでは、洗うことと同じくらいすすぎが大事です。

シャンプー後のすすぎでは、泡が髪や頭皮に残らないよう、しっかりすすぎ洗いして流してください。

すすぎにくい部分、すすぎ忘れが多い部分はとくに意識してすすぎましょう。また、シャンプーをすすいだお湯も顔回りや首回り、耳の裏、耳の中、胸や背中と広い範囲に広がりますので、これらを洗い流すのも大事です。

また、入浴時に体を洗うのはシャンプーのあとにすれば、流れたシャンプー成分が肌に残る可能性を抑えられます。

ドライヤーでしっかり乾かす

入浴後は、必ずドライヤーを使って髪を乾かしてください。髪を濡れたまま放置して自然乾燥させると、水分や湿気が頭皮に残る時間が長くなり、湿度が高いと増える性質をもつ頭皮の常在菌が大量繁殖する原因になります。

とくにアレルギー体質の人は、自然乾燥に任せていると常在菌の繁殖の影響を強く受けがちで、頭皮の状態が深刻に悪化することがあります。健やかな頭皮を保つためにも、入浴後はタオルで水分を拭き取ってからドライヤーを使ってしっかり髪を乾かしてください。

アレルギーを気にせずシャンプーを使うために

鏡を見る女性

アレルゲンは人それぞれですから、自分に合うシャンプーを見つけるのはなかなか難しいものです。そこで、シャンプー選びに役立つ3つのポイントを意識してください。

  1. 刺激の強い成分を含むもの、植物由来成分のみのものは避ける

  2. 口コミの情報だけを信じず、シャンプーの成分表を確認する

  3. 低刺激のアミノ酸系シャンプーを選ぶ

自分に合いそうなシャンプーを見つけて購入したら、使い始める前に必ずパッチテストを行なってください。

問題なければ正しいシャンプー方法で髪と頭皮を洗い、念入りにすすぎを行ないましょう。

洗う手間が増える、と感じるかもしれませんが、ていねいなシャンプーで毎日ヘアケアすることで、トラブルの起きにくい健康な頭皮と、きれいな髪が育ちます。

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