ヘアケア・育毛 ヘアケア・育毛

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公開日:2018年9月7日

更新日:2018年10月23日

こんなときに活躍!水のいらないシャンプーを使えるシチュエーション

こんなときに活躍!水のいらないシャンプーを使えるシチュエーション

すすぎの洗い流しが必要ない、「水のいらないシャンプー」はドライシャンプーとも呼ばれており、水で流す一般的なシャンプーとは違ったメリットがあります。

水のいらないシャンプーはどんな効果があるのか、どんなとき、どう使えば便利なのかなど、水のいらないシャンプーの使い方や注意点をご紹介しましょう。


水のいらないシャンプーの基礎知識

水のいらないシャンプーは、一般的なシャンプーと同じく髪や頭皮の汚れを落とす作用をもっています。霧吹き状のミストタイプ、髪に成分を含ませて拭き取るシートタイプ、粉状のパウダータイプなど種類は豊富です。

パウダータイプ以外の主成分はエタノールで、エタノールの除菌効果と皮脂の分解作用によって、髪と頭皮を清潔にします。タイプによってはすすぎだけでなく、洗った後にタオルで拭く必要もありません。

水のいらないシャンプーは、災害で避難中などの非常事態で水の使用が制限されているときはもちろん、時間がないとき、シャワー設備がないときの身だしなみにも活用できる汎用性があります。


水のいらないシャンプーの種類と使い方

水のいらないシャンプーは、種類ごとに使い方も使用感も異なります。もし水のいらないシャンプーの使用を考えているなら、事前にタイプごとの特徴やメリット、使い方を知っておきましょう。


ミストタイプ

ミストタイプ(スプレータイプ)は霧吹きのように髪と頭皮に吹きかけて使用します。髪全体にまんべんなくスプレーしてから手で軽く揉み、その後、タオルで拭き取ります。使用後は爽快感があり、髪と頭皮の臭いも取り除きやすいのがスプレータイプのメリットです。


フォームタイプ

フォーム(泡)状のシャンプー剤を噴射して使います。泡は頭皮に乗せやすく、ヘアムースのような感覚で使えます。成分が泡状になっているのでミストタイプよりも成分が行き渡りやすくなっています。


ジェルタイプ

ジェル状のシャンプーで頭皮を洗うタイプで、整髪料のような感覚で使えるため、普段から整髪料を使っている人にとっては一番使いやすいかもしれません。主成分がエタノールなので揮発性が高く、ベタつくことはありません。


パウダータイプ

パウダータイプは粉状のシャンプーです。パウダータイプのみ、主成分はエタノールではなくコーンスターチやタルクなど皮脂を吸着する成分を使っています。洗い心地やサッパリ感は他の種類に比べると少ないのですが、タオルで拭く必要がなく、さらに手間と時間を節約できます。
使い方は手のひらにパウダーを取り出し、手でなじませてから頭全体に揉み込みます。その後ブラシで髪を梳(す)けば完了です。

また、水分を使用していないので蒸発せず、長期間の保存が可能という利点があります。


シートタイプ

ウェットティッシュのような形状のシャンプーです。シートにシャンプーの成分が含まれており、髪をシートで拭うだけでシャンプーの効果があります。そのため、こちらもタオルで拭く必要がありません。

ブラシもタオルも必要なく、液漏れや粉が飛散するなどの問題もないシートタイプですが、成分が揮発すると効き目が薄くなるので、開封したら早めに使わなければなりません。そのため、長期間の保存ができないのがネックです。

水のいらないシャンプーはとくに非常時に便利

頭皮を揉む女性

水のいらないシャンプーは水を使えない非常時にとくに活躍します。具体的にはどんなときに、どんなタイプが便利なのかをご紹介します。


災害時

大規模な災害、たとえば大地震で水道管が破損し断水になったとき、水は非常に貴重です。また避難所に行ったときも水の使用が制限されます。そのため髪を洗う水の確保が難しく、場合によっては数日間入浴できなくなることもあるでしょう。そうなると髪と頭皮にかゆみやベタつきが発生し、避難のストレスが溜まりやすくなります。

そこで水のいらないシャンプーがあれば、水を使わずに髪と頭部を清潔にできるので、頭皮のベタつきやかゆみによる負担を抑えやすくなります。


おすすめはパウダータイプ

災害時にとくにおすすめできる水のいらないシャンプーはパウダータイプです。災害の規模にもよりますが、場合によってはタオルすら使えない事態もありえます。たとえばタオルが手元にない、あるいはタオルを洗えない状況は充分にあり得ます。

そんなときでも、タオルのいらないパウダータイプなら手軽に使用できます。シートタイプもタオルなしで使えますが、こちらは長期の保存に不向きなため、災害に備えて持っておくものとしては適していません。防災袋に備えるものとして選ぶなら、長期的に保存のきく、そしてタオル不要のパウダータイプが適しています。


入院時

病気や怪我で入院した場合、入浴を制限されることがあります。タオルで身体を拭くことはできるかもしれませんが、シャンプーとなるとなかなか難しいものです。かといって髪を洗わずにいるとかゆみや不快な臭いを感じやすくなります。
こんなときにもドライシャンプーは活躍します。かゆみや臭いが気になる前に水のいらないシャンプーを使って頭を清潔にしましょう。


おすすめはミストタイプとフォームタイプ

病院であれば災害時のようなタオル不足の心配はなく、ドライシャンプーを長期保存する必要もないので、より爽快感を得やすいミストタイプやフォームタイプがおすすめです。これらの2つは水分を含んでいるために成分が頭皮に広がりやすく、髪も頭皮もしっかり、まんべんなく洗えます。

日常生活でも水のいらないシャンプーは使える

水のいらないシャンプーは、緊急時以外でも使いどころは多く、役立ちます。どんなときに使えるのでしょうか。


旅行時の移動中に

旅行先や移動手段によっては移動時間が非常に長くなります。そんなときに髪をさっぱり清潔にするには水の要らないシャンプーが便利です。海外への移動だと、たとえば東京からフランスまで12時間、大阪からオーストラリアまで9時間と、10時間近い時間がかかります。
海外旅行だけではありません。国内の旅行でも夜行バスを使う場合、大阪~東京間で8時間以上かかります。そのため、必然的に飛行機やバス内で寝ることになります。一眠りして起きたとき、寝汗によって頭がかゆくなったりベタベタしたりすることもあるでしょう。
そのため、移動中もしくは直後に水のいらないシャンプーで頭を洗えば、頭の不快感を和らげられます。


おすすめはシートタイプ

旅行時にとくに役立つシャンプーは、シートタイプです。パウダータイプは粉が周囲に舞って迷惑になるため使う場所を限定されますし、ミストタイプやフォームタイプ、ジェルタイプはタオルで髪を拭う必要があります。タオルも必要なく、髪を拭く動作だけでコンパクトに洗える、周囲に気遣うこともないシートタイプが最適です。


仕事中に

仕事中にも水のいらないシャンプーは重宝します。人と会う仕事であれば清潔感は大切です。夏場で汗をかいて複数の訪問先を抱えているならば、合間でドライシャンプーを使うことで頭の臭いを抑えられますし、自分自身の気分がさっぱりしていれば、相手に与える印象もぐっと良くなるでしょう。


パウダータイプ以外がおすすめ

時間に余裕のあるときはミスト、フォーム、ジェルタイプが、移動先で髪を洗いたいならシートタイプがおすすめです。前者は成分が広がりやすいため洗い残しが発生しにくいですし、後者はタオルも必要なく、ゴミ箱で処分できるのでお手軽です。

水のいらないシャンプーのここに注意

緊急時だけでなく、日常でも便利に使える水のいらないシャンプーですが、基本的に代替手段と考え、普段の入浴時は水で洗い流すタイプのシャンプーを使いましょう。

洗い流さないシャンプーだけを使い続けていると、髪に汚れや皮脂が溜まりやすくなります。エタノールを使ったタイプでは殺菌や皮脂の分解効果はありますが、やはり洗い流すシャンプーと比べると汚れも脂も多少は頭皮に溜まります。パウダータイプは汚れを吸着しますが、洗い流すシャンプーの洗浄力には及ばないので汚れは溜まりやすいものです。

水のいらないシャンプーだけで過ごすと、どのようなデメリットがあるのか、詳しくご説明しましょう。


皮脂汚れが溜まる

皮脂汚れが頭皮に溜まると、薄毛や皮膚炎の原因となります。頭には常在菌が住んでおり、皮脂は常在菌の餌になります。そのため、皮脂汚れが蓄積すると常在菌は大量繁殖し、頭皮に強い刺激を与えます。その結果、頭皮が炎症を起こし、悪化すると脂漏性皮膚炎という重篤な症状を起こすこともあります。

脂漏性皮膚炎がどのような症状でどう薄毛につながるのかは、こちらをご覧ください。

脂漏性皮膚炎は悪化すれば脱毛症になる危険も


臭いが蓄積する

汚れが溜まると頭皮は臭いやすくなります。頭皮が臭うのも常在菌の繁殖が原因です。常在菌が皮脂を分解して酸化させると、ノネナールという悪臭を放つ成分が発生します。皮脂が溜まって常在菌の数が多くなれば、分解される皮脂量も増えて臭いが発生しやすくなります。


パーマやヘアカラーとは相性が悪い

もし、髪を染めていたりパーマをかけていたりするのなら、水のいらないシャンプーでパーマ液やヘアカラーの効果が落ちてしまうかもしれません。水のいらないシャンプーの主成分はエタノールであり、パーマ液やヘアカラーの成分を溶かしてしまう可能性があります。
もしヘアカラーやパーマをかけている場合は、エタノールを使っていないパウダータイプのシャンプーを使いましょう。

ワンポイントで役立つシャンプー

笑顔の女性

水のいらないシャンプーは、災害時や入院時といった緊急時の他、移動中や日常など、使用できるシーンはたくさんあります。


いくつか種類がありますが、代表的なのはエタノール(アルコール)で汚れや皮脂を分解するスプレータイプやフォームタイプ、ジェルタイプ、シートタイプと、汚れを吸着させる成分を用いたパウダータイプです。シートタイプはタオルでの拭き取りができない場面で活躍しますし、パウダータイプは長期保存に向いています。スプレー、フォーム、ジェルはタオルでの拭き取りが必要ですが、成分が髪と頭皮に行き渡りやすいため清潔にする力には長けています。


ただし、これらはあくまでシャンプーできない状況で髪をさっぱりさせたいときの補助手段・代替手段と考えてください。毎日のシャンプーの代わりにすると汚れや臭いがどうしても蓄積し、髪と頭皮を衛生に保てません。普段は従来の洗い流すシャンプーを使い、緊急時の対応法として、あるいは旅先やビジネスでのエチケット法の一環としてうまく使い分けてください。

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