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公開日:2018年7月9日

更新日:2018年9月6日

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パーマで薄毛(ハゲ)になるのは本当?頭皮の負担をなくす2つの方法

「パーマをかけると薄毛(ハゲ)になりやすい」という説は間違いではありません。パーマをかけることで頭皮に負担がかかり、それが原因で抜け毛が増え、薄毛(ハゲ)につながるからです。ですが、日常生活でいくつかのことに気をつけていれば、パーマの影響による抜け毛は減らせます。

将来の薄毛が気になるけど、それでもパーマはかけたい。そんな人のために、頭皮に負担をかけないための方法をご紹介します。

パーマは髪の毛や頭皮にどのような影響を与えるの?

パーマは頭皮にどのような影響を与えるのでしょうか。悪影響の主な原因は、パーマ液(薬剤)を使用することにあります。 髪の毛は「ケラチン」というタンパク質同士が結合して形状を保っています。パーマをかけて、髪を別の形状にして保つためには、このケラチンの結合を一度切り離さなければなりません。そのために使うのがパーマ液です。 パーマの仕組み・流れを追いながら、パーマ液がもたらす影響について確認しましょう。

パーマのかけ方

パーマにも厳密には複数種類の方法があるのですが、標準的な方法についてお話しします。 パーマは2種類のパーマ液を用いて行ないます。まず、1つ目のパーマ液でケラチン同士の結合、「シスチン結合」を切り離します。そして、髪の毛につけたいクセをつけてから2つ目の薬剤を用いて、再度シスチン結合を起こさせて髪の形状を固定します。 たとえばまっすぐな髪を曲がった(カールした)状態にしたい場合、1つ目のパーマ液でシスチン結合を分断してからカールさせて、2つ目のパーマ液でカールしたままの髪を再結合させることで、髪はカールした状態で固定される、という流れです。

パーマ液は髪の毛や頭皮にどのような影響を与えるの?

頭皮に影響を与えるのは1つ目のパーマ液です。このパーマ液は「還元剤」と呼ばれており、シスチン結合を切り離す作用、そして2つ目のパーマ液を浸透しやすくする作用をもっています。 頭皮は本来弱酸性の状態に保たれているのですが、還元剤はアルカリ性なので、使うことで頭皮はアルカリ側に傾きます。頭皮では弱酸性だったときには抑えられていた雑菌が繁殖し、また刺激を受けやすくなるといった症状が起こり、結果としてかゆみやフケ、抜け毛が増えて薄毛(ハゲ)につながってしまうのです。 また、頭皮だけではなく髪もダメージを受けます。 アルカリ性の液体が髪に付くと、髪のキューティクルが開きます。キューティクルは髪を外部のダメージから守ると同時に、髪の内側の水分やタンパク質を保護する役割もあります。ですが、アルカリ性の還元剤によってキューティクルが開くことで髪は乾燥しやすく、そして傷みやすくなります。

パーマの際、とくに注意したいこと

パーマを1回かける程度であれば、パーマ液による負担もさほど大きくありません。ですが、パーマをかける頻度が高くなると、頭皮への負担も大きくなります。かゆみやフケだけではなく「接触性皮膚炎」という深刻な症状を起こすこともあります。

接触性皮膚炎

接触性皮膚炎とは、肌に接触したものが原因で起きる皮膚炎のことです。パーマの場合は、くりかえしパーマ液が付着することで発症します。症状としては、かぶれやかゆみ、湿疹などがあり、小さな水疱が発生したり、赤みがさしたりもします。いずれの症状も激しいかゆみを伴いますが、掻きむしると頭皮が傷ついてさらに重症化するので控えてください。 接触性皮膚炎には「刺激性接触皮膚炎」と「アレルギー性接触皮膚炎」の二種類があります。前者の場合は体質に関係なく発症するものの、原因(たとえばパーマの薬剤)を断つことで治ります。ですが後者の場合、症状が長期化したり、アレルギー反応で重症になったりする傾向があるため、完治は非常に困難です。

接触性皮膚炎の対策

刺激に反応しやすい敏感肌の人は、かゆみやかぶれを起こしやすく、接触性皮膚炎になりやすい傾向があります。敏感肌の人はパーマをかける前に、接触性皮膚炎への対策を念入りに行なう必要があります。

パッチテストでアレルギー反応をチェック

接触性皮膚炎の予防にはパッチテストが有効です。パッチテストとは、アレルギーの原因になる可能性がある物質を皮膚に塗布し、アレルギー反応をチェックする検査です。薬剤を塗布して絆創膏などで保護し、24時間経過したら絆創膏を剥がしてアレルギー反応の有無を確認します。反応がなければ「アレルギー性接触皮膚炎のリスクは低い」とわかります。 パッチテストは自宅でも行なえますが、美容院にパーマを頼む場合、使用するパーマ液のある美容院で行なってもらう必要があります。ただ、パーマをかける際にパッチテストをしない美容院もあるようです。予約時などにパッチテストをしているかを確認し、パーマをかける2日前までにパッチテストを済ませてください。 なお、体調が悪い時は皮膚炎が起こりやすいですし、体質も多少変わることがありますから、「以前から同じパーマ液を使っているので次回も絶対に問題が起きない」とは言えません。できれば毎回、事前のパッチテストを行なうほうが万全ですし、とくに「久しぶりに行なう」「薬剤のリニューアルがあったらしい」といった場合は必ず行なうことをおすすめします。

パーマをかける際に押さえたいポイント

man 「パーマを何度もかけると頭皮に負担を与えるとはわかったが、それでもパーマをかけたい」という人は、なるべく頭皮に負担を与えないよう工夫するべきです。どんな工夫で、頭皮への負担を減らせるのでしょうか。

美容院でパーマをかける

パーマ液は市販されていますので自分でもできますが、美容院にパーマを頼むほうが安全です。自分で行なうパーマは、余分にパーマ液を使ったり、パーマ液の洗い残しが発生したりといったミスが起こりがちで、頭皮への負担がかかりやすいものです。 美容院でプロにパーマをかけてもらえば、こうしたミスや不慣れによる頭皮の負担は減らせるでしょう。また、パーマ液を頭皮に付けずに行なうデジタルパーマや、頭皮への負担が比較的少ない薬剤を使うパーマなどを行なっている美容院もあります。安全性だけでなく仕上がりの質も高いでしょうし、準備や片付けの手間も考えると、自分で行なう場合と美容院での施術との差額は決して高すぎるものではありません。

パーマの頭皮への負担を減らそう

hair パーマ液による頭皮への刺激はかゆみやフケを引き起こしますし、最悪の場合アレルギー性接触皮膚炎を発症する可能性もあります。ですから「パーマは薄毛になるリスクがある」ということを否定はできません。ですが、それらの問題は事前に対策が可能であり、正しい予備知識を得ていれば薄毛(ハゲ)のリスクを下げられます。
  • 頻繁にパーマをかけない
  • かける場合は予めパッチテストをする
  • プロが手掛ける美容院でパーマをかけてもらう
こういった工夫や心構えの積み重ねで、頭皮への負担は大幅に減らせます。 「パーマをかけると必ず薄毛(ハゲ)になる」というわけではなく、パーマによる頭皮への負担の積み重ねが抜け毛につながるのです。パーマをかけたヘアスタイルを楽しみたい人は、少しでも負担を減らすための工夫を実践してください。

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