ヘアケア・育毛 ヘアケア・育毛

ヘアケア・育毛

公開日:2018年5月24日

更新日:2018年9月5日

髪の手入れ

尿素水は本当に頭皮や髪にいいの?尿素の効果について知ろう!

尿素が頭皮や髪に対して効果があるのかを検証。使用上の注意もご紹介します。

「尿素水」がヘアケア成分として注目を集めています。髪や頭皮にはどのようなはたらきをもっているのでしょうか。尿素や尿素水の性質について解説します。尿素を配合したヘアケアアイテムの効果や入手方法、使用上の注意について紐解いていきます。

尿素や尿素水って何?

尿素は文字通り、人間や動物の尿に含まれている成分です。人体の場合は、尿だけではなく汗や血液などにも含まれています。尿素には肌の角質をやわらかくしてターンオーバーを早めたり、肌荒れを防いだりする効果があり、医薬品や化粧品にも配合されています。また、水に溶けやすく水分を吸収するため、高い保湿性があります。 尿素水は、尿素を水と混ぜたものです。

尿素は化学的に作れる!

尿や汗、血液に含まれるというと不潔なイメージを抱く人もいるかもしれません。ですがご安心ください、化粧品や医薬品などに使われる尿素は、人間や動物の体液を精製して取り出しているわけではありません。
尿素は、炭素と窒素、酸素、水素を合成することで作り出せます。尿を濃縮分離させることもできますが、基本的には炭素や窒素などを化学的に合成して作ります。

尿素は髪や頭皮に効くのか

髪の毛

尿素は育毛成分ではない!

「尿素は育毛に効果がある」という説もあるようですが、「化粧品の効果が頭皮にも影響があるのではないか」という仮説に過ぎず、現時点では実証もされていないため適切な濃度や適量も不明です。薄毛が気になる頭皮に使用するのは避けてください。

化粧品に含まれる尿素の2つの効果

化粧品に含まれている尿素には、下記の効果があります。

■保湿効果

尿素は天然保湿成分といわれるほど、保湿性に優れた成分で、肌の保湿と乾燥予防の効果があります。肌の乾燥はかゆみや湿疹といった肌トラブルを引き起こし、もし放置して悪化すると治療には長い時間を要する厄介なものです。日頃から肌の保湿を心がけ、乾燥を予防しましょう。

■ピーリング(角質ケア)効果

尿素にはタンパク質同士の結合を破壊して溶かす効果があります。この性質から、肌の古い角質を除去するのにも有効です。肌の角質を柔らかくする効果によって、古い角質の除去だけでなく、汚れや皮脂による毛穴詰まりの改善も可能です。 ただ、使い過ぎると未熟な角質まで剥がれることがあります。未熟な角質は固く、その角質をさらに剥がそうとすることで更なる毛穴詰まりが発生することがあります。適切な間隔を保って行なうことが大事です。

尿素水の入手法

水

美容目的の尿素水は販売されていませんが、尿素が含まれた化粧品や医薬品は販売も処方もされています。

尿素水の自作・使用は絶対にしない

自作したい、というニーズもあるようですので簡単に触れておきます。結論を先に言うと、尿素水を自作して美容目的で使うことはできません。
尿素は肥料にも使えるため、ホームセンターの園芸コーナーで購入できます。園芸用の肥料尿と水で原液を作り、それを5~10倍に希釈して使えば、作ることはできます。 ですが、この自作尿素水を人体に使用するのは大変危険です。農業用の肥料尿素は保存が効いて安価ではありますが、尿素の分量が多過ぎれば作用も強力になり、肌が必要とする角質まで剥がします。顔や頭皮に使用した場合、刺激が強すぎるためにトラブルが起きる可能性が非常に高く、メリットを得るどころか、かえって状況が悪くなるでしょう。
もともと尿素の配合率が高いものは医薬品に分類され、使用上の注意とともに処方されます。市販されている医薬品も、使用のための説明書を添え、用法を守ることを前提に売られていますから、それだけ(化学反応としての)効き目が強く、望まない副作用が起こるリスクもある、ということです。 実際、手足やひざの乾燥対策としての尿素配合のクリームは顔には使えず、使って荒れたというケースは多く報告されています。

  • 個人が作ったものを使わないこと
  • 尿素配合の医薬品なら用法を、化粧品も使用品を守ること
尿素配合のケア用品に興味があるのでしたら、以上2点を守ってください。

尿素を含む製品を頭皮に使う際の注意事項

尿素は効果があるだけに、取り扱いには注意が必要です。とくに、デリケートな頭皮に使うことを考えているならば、4つの注意点を守ってください。

4つの注意点

・その1:長期保存しない

尿素配合の製品は大量に使う必要がなく、むしろ少量ずつ使うよう定められています。そのため、使い切る前に使用期限を過ぎる可能性があります。使用期限に注意し、使用期限が切れたものは使用をやめましょう。 期限を明記していない化粧品があれば、購入時に保管法と使用期限を尋ねて確認しましょう。

・その2:継続して使わない

尿素を毎日使い続けると、古い角質だけではなく必要な角質まで落とす危険性があります。とくに頭皮に使う際は、使用量を間違えると頭皮の荒れやかゆみにつながる場合もあります。尿素に限らず、代謝に影響するものは休みをはさみながら使うのが正しく、得たい結果にもつながりやすいものです。

・その3:傷や炎症があるときは使用しない

傷や炎症のダメージが尿素によって悪化する可能性があります。症状の悪化や更なる頭皮トラブルを避けるためにも、頭皮に異常がある際には使用を控え、回復して健康な状態になってから再開しましょう。

・その4:医師、薬剤師に相談する

化粧品、医薬品の保湿剤を自己判断で頭皮に使用すると思わぬ皮膚トラブルにつながる可能性があります。必ず皮膚科医師や薬剤師の指導を受けてから使用しましょう。

尿素を含む製品を頭皮に使うなら充分な注意を

尿素は肌に使うと保湿の効果と角化した古い角質を剥がしてやわらかくする効果があります。このため、尿素配合の化粧品、医薬品や尿素水が皮膚や頭皮のケアによいのでは、と注目を集めています。 ですが、頭皮には「肌同様の効果を期待できる」と言われている程度にすぎず、明確な効果が実証されているわけではありません。尿素を含む製品を使用する際には頭皮トラブルの危険性や副作用といったリスクを考慮し、決して自己判断では使用せずに、皮膚科医師や薬剤師の判断を仰ぐことが大切です。 頭皮トラブルや薄毛改善のために、と始めたことが逆効果にならないよう、充分に注意しましょう。 また、スキンケアの一環としては使えるかもしれませんが、育毛効果はないことはあらかじめ理解してください。

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